久々の真面目な話。
私は子どもの頃、練習の仕方が分からなかった。
宿題になっている曲を、
ただひたすら闇雲に最初から最後まで通して弾く。
それが終わると、おもむろにまた最初から弾く。
そして…また。
何を思ってひたすら最初から最後まで弾いていたか。
簡単に言えば、
止まらないで弾けたかな?…だ。
ただ、これはまだ良い方で、
3回やら5回やら通して弾いたら練習終わり。
これは…また闇雲中の闇雲。
どう弾こう、どこが流れが悪くなる、どこが弾けない、
そんなことは全く考えない。
どうでもいいからとにかく弾く。
よく分からないけれど、とりあえず弾く。
どこかで止まったかどうかなんて、記憶なし。
いわゆる、こなす練習…だ。
悪い言い方をすれば、チャラ弾きでしかない。
これはね、できれば止めた方がいい。
曲を弾く上で、心が無くなってしまう。
心ない演奏になってしまうから。
練習って、もっと頭を使おう。
いや、耳を使おう。
今弾いた所、どうだっただろう?
流れは?雰囲気は?表現は?
その場面に合った音を出せていた?
譜読みの段階なら、リズムは?音は?指使いは?
練習は言わば歯医者さん。
最初に通奏したのなら、その中で悪い箇所をチェック。
全体のチェックが済んだら
今度はチェックしたところを集中治療する。
一日で治療が完了しないのは歯医者さんと同じ。
何回かに分けて治療したり、中長期的に経過を見守ったりする。
それも歯医者さんと同じ。
一か所ずつ真剣に治療、練習していく。
それを積み重ねたら、きっと頭に思い描くように演奏ができるようになる…かな?
なるべく短期間で、思っているように弾けるようになりたい
とは誰もが思うこと。
でも、通奏だけでは厳しい。
何より、何も考えないでひたすら弾き続ける練習(?)だと尚更だ。
…と、私は大分歳を取ってから、つくづくそうだと思うようになった。
今向き合っている曲を、どういう曲にしたいか。
どう演奏したいか。
それをよ~くイメージして弾くこと。
それがおそらく、すご~く大事なことなのだと思うようになった。
そのために、
練習中は歯医者さんになろう(笑)
私は子どもの頃、練習の仕方が分からなかった。
宿題になっている曲を、
ただひたすら闇雲に最初から最後まで通して弾く。
それが終わると、おもむろにまた最初から弾く。
そして…また。
何を思ってひたすら最初から最後まで弾いていたか。
簡単に言えば、
止まらないで弾けたかな?…だ。
ただ、これはまだ良い方で、
3回やら5回やら通して弾いたら練習終わり。
これは…また闇雲中の闇雲。
どう弾こう、どこが流れが悪くなる、どこが弾けない、
そんなことは全く考えない。
どうでもいいからとにかく弾く。
よく分からないけれど、とりあえず弾く。
どこかで止まったかどうかなんて、記憶なし。
いわゆる、こなす練習…だ。
悪い言い方をすれば、チャラ弾きでしかない。
これはね、できれば止めた方がいい。
曲を弾く上で、心が無くなってしまう。
心ない演奏になってしまうから。
練習って、もっと頭を使おう。
いや、耳を使おう。
今弾いた所、どうだっただろう?
流れは?雰囲気は?表現は?
その場面に合った音を出せていた?
譜読みの段階なら、リズムは?音は?指使いは?
練習は言わば歯医者さん。
最初に通奏したのなら、その中で悪い箇所をチェック。
全体のチェックが済んだら
今度はチェックしたところを集中治療する。
一日で治療が完了しないのは歯医者さんと同じ。
何回かに分けて治療したり、中長期的に経過を見守ったりする。
それも歯医者さんと同じ。
一か所ずつ真剣に治療、練習していく。
それを積み重ねたら、きっと頭に思い描くように演奏ができるようになる…かな?
なるべく短期間で、思っているように弾けるようになりたい
とは誰もが思うこと。
でも、通奏だけでは厳しい。
何より、何も考えないでひたすら弾き続ける練習(?)だと尚更だ。
…と、私は大分歳を取ってから、つくづくそうだと思うようになった。
今向き合っている曲を、どういう曲にしたいか。
どう演奏したいか。
それをよ~くイメージして弾くこと。
それがおそらく、すご~く大事なことなのだと思うようになった。
そのために、
練習中は歯医者さんになろう(笑)