やっぱり今年も…

今年もこの時期がやって来た。
…というより、夏辺りからなんだけど。

秋に向かって、
小中学校が合奏やら合唱やら、
劇などに向かっていく。

中学生も合唱の伴奏に燃える。
小学生はもっと熾烈な伴奏オーディションに燃える。
小学生の方が熾烈な訳は、
習っている子が多いから、だろう。

たださ。
やっぱり。
どこの学校の先生方も、
先々のことを見通して課題を出しているようには思えない。
弾きたい子の努力、労力、気持ちを分かってない！

せっかく練習してオーディションを受けたのに、
そんなに弾けるならと、何倍も難しい伴奏に曲変更したり。
(弾けるようにならなかったら下ろされるのか？)
「あなたにはこれお願い」と、恐ろしく難しい伴奏譜を渡してきたり。
(他の楽器がやりたいと言っているのに無理強い。弾けなかったら希望楽器にさえならない)
オーディションをしたのに、先生が扱いにくい子が通りそうだと小細工。
「あなたに弾いてほしいから」と結果発表前に(恐らく二番手に)個人通達。
(「扱いにくい子」がイチバン上手かったのは、もうみんな知ってますけど！)
まだオクターブも届かない子が多い学年なのに、
オクターブやら跳躍連発、ペダル必至の曲を進めるし。

思惑通り進めたいなら、もっと違う方法を考えてください。
子どもたちのモチベーションを高めたいなら、
それなりの持っていきかたを考えてください。

そしてそして、何よりも。
弾きたい！
と思って頑張っている子の気持ちに
もっともっと寄り添ってください。

みんなが「頑張ってよかった」
そう思えるように、先生、頑張ってください。

どうかどうか。
楽しい。
やりきった感を味わえる、
いいイベントになりますように。