piano the concert vol.14

一年一度の大きな大きなイベント、
発表会が日曜日に終了しました。
さまざまな連絡や会場のお手伝い、本当にありがとうございました。

みんな引き締まったいい表情、
そしていい意味での緊張感も持てて、
立派な演奏ばかりでした。
本番を聴きながら、
「あれ？この人はこんなに巧かったんだ！」
と思わされる演奏も。
緊張感を持って取り組み、
演奏するというのは
本当に成長させるんだなぁと思いました。

一つ残念だったこと。
気になったこと。
ほとんどの人が客席を真っ直ぐ見ることなくお辞儀をし、
演奏が終わっても、やっぱり客席を見ることなく帰って行く。
顔を見ずに挨拶しているのと変わらない。
みんな恥かしがり屋さん。
…でも、やっぱりきちんとお辞儀はしたいです(笑)

さてさて、この発表会シーズン。
今年は辛かった！
何と言っても、上がりの悪い人が多かった！
そしてよくよく見まわしてみると、
夏に連弾の発表会に出ていた人たちばかり。
距離感を測れなくなっていた…のだと思います。
一年一回ペースが板に付いてしまっているのかも(笑)
この夏の連弾発表会は見送り方向で考えます。

それから、当教室の発表会。
何故にこんなに巻きで進むのか。
焦ってるの？
なんて声さえ聞えましたので（爆）
理由をここで少し。
プログラムを作る直前に、
各出演者の演奏タイムを大体計っています。
ここから開演時間、終演時間を計算。
これが本番一カ月と1～2週間前。
この時点から、一カ月の間に、
どの人たちも演奏がノリ始めます(笑)
急速にテンポアップしていく人が多いのです。
弾き合い会の時に正確なタイムを計っていますが、
今年はこの時点でⅠ部が30分以上早く終わる予報が出ていました。
…みんな、どれだけテンポアップしてるんだ？
とにかく今年は上がりが遅かった分、この期間のアップ率が高かったのです。
そして本番当日。
緊張しているせいか、みんな歩くのもお辞儀も、
そして演奏も心なしか早くなる。
…と、こんな訳で、当たり前に巻きで進むのです。
テンポアップを計算に入れて時間計算をすれば、
とも思うのですが、
なにせ、せっかちな性分な私。
予定時間よりオーバーして終わりたくないし、
オーバーして終わったら、後ろに予定を入れている人には大迷惑。
オーバーより巻きの方がいい！
と勝手に思っているので、
普通に巻き巻きで発表会は進む(笑)のでした。

来年からの参考に…

例年、発表会が終わるとパーっと旅行に行くことが多かったのですが、
今年はお休みが少ないことも手伝って、
基本、家でのんびりしていました。
そして天気が良かったことも手伝って、
カーテンやらカバーやら、
とにかく洗濯をして日長過ごしていました。
はぁ～スッキリ♪

明日から新年度の通常レッスンです。
また皆さんに会えるのを楽しみにお待ちしています。