春、よその教室から移ってきたNちゃん。
以前はグループレッスンだったそうで、
自分のペースで進める個人レッスンを、と。
このNちゃん。
通い始めの頃は、
楽譜を読んで弾くことに
あまり慣れていなかったようで、
色んなこと、
確認、確認、確認。
楽譜の仕組みを
ざっくり話しながらのレッスンだった。
数回レッスンを経て、
読むコツが分かったようで、
どんどん新しい曲に
チャレンジするようになった。
週を追うごとに
弾いて来る曲数が増える。
普通、本が進むと難しくなるので
ペースが落ち着くのだけれど、
Nちゃんは、日増しに早くなる。
ねぇ、お家でどれだけピアノを弾いているの?
と尋ねると
「かなり長いこと弾いてると思う」
「だって面白いんだもん」
って🤣
Nちゃんのお母さまも
「自分のペースで進める個人が
合っていたようで…」
とおっしゃってくださる。
まぁでもこれは
グループでみんな一緒に合格していく、
そんなシステムから脱却できたら、
じゃんじゃん弾きたくなるだろうし、
進めば楽しい。
最初はフォルテは強く、
ピアノは小さく、
なんて知識を話していただけで、
そこから強弱記号も
見ながら弾くようになった。
「何でフォルテ?
何でここ、デクレシェンド?
物語を作ってみてよ」
なところから、
曲の組み立てまで
考えて来てくれるようになって来た。
伸び盛り。。。
この勢いをどこまでも。。。