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今回は
右サイドウインドウを組み立てるです。
GT-Rのパワーウインドウは
ドアの開閉に合わせて
ウインドウガラスが少し下がる機構を備えています。
ドアとガラスの密閉性を高めるためのもので
ドアを閉めるとガラスは正規の位置に上昇します。
また
異物を検知した際には
自動的にガラスの上昇を停止し
少し下げた位置で停止する挟み込み防止機構も
備わっています。
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今回の作業で
右ドアは完成して
ボディに左右のドアを取り付けるまでとなっています。
週刊シリーズは小刻みに部品を製作して
完成へと導くのですが
何と言っても完成に近づくにつれ
今まで年数を重ねて製作したパーツを
繋ぎ合わせる時に不安になる要素があるのは
製作されている方はご存知かと思います。
今回の『車』の製作についていうと
何と言っても第一印象の外観はかなり重要視されるところです。
一気に組み立てしない分
最終的にボディが綺麗に収まっているか?……という問題は
目を背くことが出来ない。
『ボンネット』をボディに組み込んだ時も
『隙間があるじゃんよ!!!』とか
『めっちゃ浮いてる!!!!』とか
個体差は出てきますが
普通に組み立てたはずなのに
どうしても不具合が発生してしまいます!!!!
今回ボディに左右のドアが取り付けられた時
『ちゃんとドア閉まってテンション上がるわ!!』ってなるか?
『おいおい!なんでドア閉まらんの?』って発狂するか?
この運命を左右するレールを
僕はどのように走っていったのかお楽しみください。
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STEP1
ドアと
テープ
ドアにテープを貼ります。
今回の製作はダイキャストパーツをキズ付けないように
タオルを敷いて作業をしています。
このテープを貼る意味は
サイドウインドウの保護のために
ドア裏側の円柱形の凸部を覆うように貼ります。
リア側のテープは
ドアにある凸部(サイドウインドウのレール)から
約3mm離して貼ります。
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STEP2
ドアパネルと
テープ
ドアパネルにテープを貼ります。
こちらも
STEP1同様に同じように貼っていきます。

STEP3
ドアパネルと
ウインドウギヤ1・右
ドアパネルに
ウインドウギヤ1・右を組み合わせて
ネジ固定していきます。
ギヤの歯車がある方を外側にします。

ギヤを取り付けると
こんな感じになります。
念の為
このギヤを差し込むピンには
『グリス』を塗っていて
ギヤの固定するネジは
『ロックタイト』を塗布して
ネジ固定しています。
あと
僕はアルカンターラ風シールを貼っていますので
ギヤの下部を外側から見えないように盛っています。

STEP4
サイドウインドウ・右と
ウインドウギヤ2・右
サイドウインドウとウインドウギヤを
組み合わせていきます。
サイドウインドウは
『R』と刻印が刻まれています。

ウインドウギヤを取りつける時
固定するネジは『ロックタイト』を塗布して
ネジ固定をしています。
あと
サイドウインドウの可動部分でもありますので
ウインドウギヤが動く穴には『グリス』を塗っておきました。
スムーズに可動させるため
『グリス』を塗っておいた方が安心ですよ。

STEP5
ドアパネルと
サイドウインドウ・右
ドアパネルに
サイドウインドウを取り付けていきます。
サイドウインドウを組み合わせる前に
サイドウインドウが可動した時に接する
ドアパネルにある可動部分に
念の為『グリス』を塗っておきました。

サイドウインドウを組み込む際は
先にギヤを合わせて
先程『グリス』を塗ったドアパネルにある凸部と
サイドウインドウの溝を組み合わせていきます。
このギヤが接触した部分にも
『グリス』を塗っておきました。

STEP6
ドアと
ドアパネル
ドアとドアパネルを組み合わせていきます。
この組み合わせた状態で
ギヤを回してサイドウインドウが可動するか確認していきます。
可動確認をする時に気をつけて欲しいのは
サイドウインドウは下がりきらないので
無理に押し込んだりすると破損してしまいますので
注意してくださいね。
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STEP7
ドアパネルと
ドアパネルメッシュ
ドアにドアパネルメッシュを取り付けます。
このドアパネルメッシュは
塗装加工しております。

左ドアパネルメッシュの時にも
他の製作者が同じようにメッシュ張替えをしたのを紹介しましたが
ここでもう一人の製作者の加工も貼っておきます。
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この製作者の方は
百均で売っている網戸補修シールを使用しているとのことです。
この通り
このドアパネルメッシュ部だけでも少し手を加えると
雰囲気も違ってきます。
ぶっちゃけ
『見えなくなる部分』とか『気にしない』とか思われる方はいると思います。
プラモデルとかもそうですが
自分が楽しく満足して仕上げられればいいと思ってます。
そんな中
僕のを見て参考にしてもらえれば嬉しくなります。
STEP8
ドアパネルと
ドアスピーカー
ドアパネルに
ドアスピーカーを取り付けていきます。
左ドアスピーカーの時も言いましたが
このスピーカーには極細ながらも
ロゴが表記されています。
そして
このスピーカーの裏側には
『R』刻印が刻まれていますので
この状態で裏返しにして
差し込めばロゴの表記は正しくなります。

組み合わせると
こんな感じになります。
個体差があると思いますが
僕のは差し込みがスカスカで
すぐ外れてしまいましたので接着剤を突起ではなく
スピーカー周りに少量はみ出さないように塗布して差し込んでいます。
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STEP9
ボディと
ドア・右と
ドア・左
ボディに
左右のドアを取り付けていきます。
左右のドアを取り付けるときに
ボディを動かしながらの作業になりますので
ボンネットが暴れないようにマスキングテープで
止めておきました。
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ボディをひっくり返して
ドアヒンジとボディのヒンジ穴部分と合わせて
ネジ固定していきます。

取り付けたドアは
反対側のドアを取り付ける時に暴れますので
マスキングテープをして固定しておきます。

そうそう
ドアを組み合わせた時に
サイドウインドウを可動するときのギヤが
ドアを閉めた時どうなるのか?………って気になったので
ドア部分を見たらギヤの形に少し削れていましたね。
ボディが来た号の時にこんな形状になっていたとは
気付かなかったですよ。

同じように反対側のドアも
取り付けていきます。

この後
STEP10なのですが
せっかくなので車体を組み合わせて
STEP10にいきたいと思います。

STEP10
ドアの開閉
ドアの開閉を確認していきます。
ここで最初に言いましたが
『吉』と出るのか?
『凶』と出るのか?
吉凶の分かれ目となっています。
果たして
僕は喜ぶことができるのでしょうか?
それでは
左右のドアの確認をしていきましょう。
↓右ドアを閉じた状態(ボディのみ)

↓右ドアを開けた状態(車体込み)

↓左ドアを閉じた状態(ボディのみ)

↓左ドアを開けた状態(車体込み)

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おぉぉ!!!!!
ちゃんと組み上がってんじゃん!!!!!
これで
車内にホコリやゴミが入らなくなりましたねwww
あとは
トランクにホコリやゴミが入るのを防ぐだけだね。

左右のドアを開けて
テンションを上げまくった僕は
確認事項を1つしていませんでした。
そう
ドアというものは
開けたら閉めますよね??
このドアを『閉める』という確認を
まだしていませんでした。
これに気づいたのは
上記画像を撮影して
仮ブログに画像アップして
このGT-R NISMOを片付けようとした時です。
(本当にここまで気付かんかった😅😅😅)
え!?
左ドア閉まらないよ……😭😭😭😭

一気にテンションが落ちてしまったのは
言うまでも無いでしょう😨😨
一応
僕の組み立てがダメだったのか?……がわからなかったので
僕のInstagramとTwitterでこの画像をアップしたところ
どうやら同じ現象の製作者がいました。
その製作者からアドバイスをもらいましたが
まだ確認をしていません。
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また
確認をして上手くドアが閉まった時に
ブログにてお伝え致します。
次回は
『トランクリッドを組み立てる』です。
………………って
疑問が残ってブログ終了もどうかと思いましたので
最後にギミックをお見せしておきますね。
実はこのドアにはギミックが存在していて
ドアを開けるとルームランプが点灯する仕組みとなっています。
このギミック確認もしていますので
こちらに貼っておきますね。
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