今回は
左ドアを組み立てるです。
NISSAN GT-Rのドアは
ボディを構成する部分として
積極的に利用されています。
外板はスチール製だが
インナーパネルには
アルミダイキャスト製のパーツを使用し
高い強度と剛性を確保しています。
ドアヒンジも強固なものとされ
同時にダボピンも装着し
ドアを閉めた時に
ボディと一体となるような構造となっています。
いつもの週刊シリーズで
今回のような作業の時は
『左ドアを組み立てる①』と
一回でドアは製作できませんよ!!!!っていう
現実は甘くない的な小刻みパターンですが
今回は『左ドアを組み立てる』となっています。
これは……って思いがちですが
ここは絶対に期待してはいけないところです。
そう
ドア1枚が一号分で仕上がる訳ありません!!!!!
少なくても
ドア一枚仕上げるのに一ヶ月(4号分)くらいは
かかると思います。
STEP1
ドア・左と
テープ
ドアにテープを貼ります。
ドアの上部にテープを貼っていきますが
POINTとしてさすがのデアゴは表記されています。
ですが
注意点としてはまだまだかと思います。
そこで
注意点を言っておきますが
このテープは浮いたりシワができないように
押さえつけながら貼っていきますが
引っ張りすぎると切れてしまいますので
貼り付ける時は十分に気をつけて慎重に貼ってください。
ドア横から約3mmは簡単に貼ることができましたが
ドア縦からの約0,5mmはめちゃ苦労しました。
そこで僕はあくまでも目安として聞いて欲しいのですが
テープにある剥離紙の両側からはみ出している部分の短い方が
1mm弱くらいだったのでドアのツラと合わせながら
貼っています。
テープを貼ると
こんな感じになります。
テープの上部は
うっすらドア部分が見える程度になっています。
STEP2
ドア・左と
ドアヒンジ・左と
ドアヒンジホルダー・左
ドアにドアヒンジとドアヒンジホルダーを
取り付けていきます。
ドア自体は
左側と分かると思いましたので
あえて説明は省きましたが
このヒンジには左側という証『L』と刻印されています。
もしここが『R』の刻印が入っていたら
それはOUTとなりますので
デアゴにクレームを入れましょう。
ヒンジの組み合わせ方は
『L』の刻印を目安として
下記画像のように『L』と見えればOKです。
このヒンジの上にヒンジホルダーを組み合わせていきます。
ここで製作されている方なら分かると思いますが
このヒンジホルダーは磁力がありますので
今回の部品の中にマグネットが同梱されていますので
この作業をする時はマグネットを近くに置かないで
作業してくださいね。
意味は大したことないですが
このヒンジホルダーを扱っている時
『どきゅ〜〜〜ん!!!!』って
マグネットがヒンジホルダーにくっついて
作業の邪魔されるのは嫌ですよね。
そう
今回はマグネットがあるので
ネジの取り扱いも慎重になりました。
このヒンジは
可動しますので
きつくネジを締めすぎると可動しませんので
可動を確認しながら調整していきます。
ここは
もちろん『ロックタイト』を塗布して
ネジ固定をしています。
完成後に何らかの問題が発生した時
このドアをバラさないといけませんので
ここはしっかりとネジが外れないようにしておきたいですからね。
↓ドアを開けた時のヒンジ部
↓ドアを閉めた時のヒンジ部
STEP3
ドア・左と
マグネットと
マグネットホルダー
ドアにマグネットとマグネットホルダーを
取り付けていきます。
最初に
マグネットの向きを
確認していきます。
この確認方法も
ちゃんと組み立てガイドには記載されています。
忠実に
組み立てガイドの磁力方向を
確認していきます。
もう
『ドアオープナー』要らないだろ?的なことを
僕は以前言ったような気がしますが
めっちゃ使いまくるんですね。
給油口の時だけしか
ドアオープナー使わんと思っていたからね。
まぁ…
『ドア』オープナーなので
言葉の意味を知れですよねwww
磁力の向きを確認したら
ドア部分にはめ込んでいきます。
このマグネット周辺は
磁力が無法地帯となりますので
色々気をつけて扱ってください。
個人的には
電子機器も近付ずに作業しました。
さて
ここからが
マグネットパワーの本領発揮となります。
先ほども言いましたが
磁力が発生していますので
この周辺は磁力があるものは
マグネットに吸い寄せられてしまいます。
このマグネットの上に
マグネットホルダーを組み合わせて
ネジ固定していきますが
磁力が邪魔をしてスムーズにネジ固定させてもらえませんが
頑張って固定するしかありません。
このマグネットを設置すると
このようにドアオープナーでドアを開けることが
可能となります。
STEP4
ドア・左と
アウタードアハンドル・左
ドアにドアハンドルを取り付けます。
ここで
『なぜドアオープナー使うん??』って
製作されていない方で疑問に思っている方はいると思いますので
現実を言っておきますね。
そう
ドアハンドルは固定されています!!!!
………なので
ドアを開ける際はドアオープナーが必要となり
ドアにはマグネットが装備されているということです。
このドアハンドルをドアに組み合わせたら
裏側からネジで固定しますので
マスキングテープを貼ってドアハンドルが落ちないようにしておきます。
『は?マスキング要らんでしょ!!!!』って思うかも知れませんが
甘く見ない方がいいですよ。
マグネットの魔磁力をね!!!!!!!
普通にネジを当てたものなら
マグネットの磁力で
まともにネジ固定なんて出来ませんからね。
下記画像のように
瞬殺でネジ穴を離れマグネットに吸い寄せられますよ。
ドアハンドルをマスキングした理由は
片方の手でネジをピンセットで持ち
もう片方の手でドライバーを持ちネジ締めしますので
マスキングで外れないようにしています。
少しでも
ネジが締まればマグネットパワーは無力になりますので
それまではマスキングに頼っています。
これで今回の作業は終了です。
↓ドア外側
↓ドア内側
次回は
『左ドアミラーを組み立てる』です。
ね!!
小刻みにドアを製作するでしょ?www
最後に
前回気になっていたボンネットの隙間部分について
お話ししておきます。
この問題は
個体差があるのでは??って
僕は思っていましたが
今の所僕の周りの製作者は
隙間や浮きが症状はバラバラですが
不具合があり上手くボンネットが閉まらないのが
現状でした。
僕の症状は
下記画像にありますが
左側が浮いています。
ここで
直し方を説明したかったのですが
色々いじりすぎたというか
もう一度ボンネット周りのネジ固定をしながら
見直したので結局ここだよ!!っていうのが発見できず
下画像のように
上記画像よりはマシな状態になりました。
僕の場合は
バンパーとの組み合わせの接触に問題があったような気もします。
この不具合は
症状が個々に違うと思いますので
直し方も違うと思います。
今の所でいうと
ボンネット周りの再確認をして
ネジ締めによるものだったり
組み合わせの問題だったりしたら
この場の製作で自力で直せますが
もし部品自体の問題でしたら
デアゴに電話して正常パーツを送ってもらいましょう。
現段階で
このようなアドバイスしか出来ませんが
ボンネットはフロント部分で目立つ場所でもありますので
しっかりとボディに収めたいですよね。