そろそろ都会の5ちゃい児を島に連れて帰ろう。「ひこうきがいい!」って昨日赤ブンに乗ったばかりなのに、「羽田にね、千円の床屋もあるよ!」ってぴらにあの伸びた髪の毛まで心配して。「今夜はもう夜船が無いから、もし大島空港に下りなかったら困るでしょ!」の一言で、「船でいい・・・」って聞き分けがいい若旦那。そんな説明で理解してくれるなんて、やっぱり島ッ子なんだなぁ。でも、ホントは飛行機の方がぴらにあも楽なんだよな。車を空港の駐車場に置いて来ちゃったし・・・
さて、竹芝桟橋に到着すると、お隣のMちゃん一家と、下の部屋のIさん夫婦が立ち話。「あれ~?」とちぴらがMちゃんに寄っていくと、コインロッカーの前でナナメ下の部屋のYくん一家もゴソゴソやってるし。ぴら家と一緒の社宅に住んでる人が、ホント一人も欠けずに全員集合してる。もし、このジェットフォイルが沈んだら、間違いなく謎の集団失踪だな。・・・で、ジェットフォイルはなんとか無事に岡田港に到着。しかし、今度は車がない。ぴら家の車は空港、他3軒の皆さんは元町港の駐車場に車を置いてきているらしい。車を取りに行こうにもタクシーは一台も居ないし、バスもなんでか来ないし、途方に暮れる社宅ご一行様12名。「レンタカーでも借ります?」ってぴらにあが聞きに行ったけど、「ちょっと、すぐじゃムリです・・・」って係のお兄さん。やっと来たバスは小型の都バスタイプ(通称、幸福の黄色いバス)、バス停には観光客の皆さんが長蛇の列で、大荷物を持ったぴらにあたちなんか乗れるのか?。だから、なんかイヤ~な予感がしたんだよ・・・
そんな時に天の助け。偶然、旅館のおじさん(ちぴらと仲良し)が通りかかったから、ヒッチハイクでぴら家だけ乗せてもらう。って、あとの皆さんが社宅にたどり着けたかは不明・・・