ぴらにあの写真館 in 伊豆大島→都会へ(新・日記帳)

8年間の伊豆大島生活から都会へ移住しました…
旧日記帳(ODNまいぺーじの思い出)は、BOOK MARKよりどうぞ!

写真館を「鉄砲場の夕日」に更新しました!

2007-12-28 18:05:14 | まいぺーじ写真館
 波浮港の崖の上に竜王崎灯台がある。そのとなり、最近まで林だった所が切り開かれて『鉄砲場』という遊歩道になった。歩いていくと『夕日の見える場所』って看板、地面はコンクリでしっかり固められて。って、コレ防空壕の天井そのまんまじゃん!

 鉄砲場は江戸時代に黒船襲来に備えて築かれた要塞らしい。大砲や鉄砲をぶっ放すというより、投石装置で黒船に石を飛ばして攻撃するって、根性のみで戦おうとしてたんだなぁ。その後、鉄砲場の要塞は太平洋戦争終戦時まで使われたという。15~19才の若い兵隊さんが寝泊まりをして、本州へ空襲をしにくるB-29を監視していたんだとか。その兵隊さんも、こんなキレイな夕日を毎日見ていたのかな・・・

 鉄砲場遺跡(竜王崎灯台)へは、元町港から大島バスのセミナーハウス行きで上ノ山バス停下車、徒歩約10分です!

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【「波浮港から夕日が沈むのって見えないんでしょ!」と言う人が多いけど(なんで?)、見える場所はわりと多い。こんな感じで風もなくて穏やかな日の後は、ぴらにあ天気予報によると必ず荒れる・・・】


【鉄砲場&竜王崎灯台への入り口、ついこの間まで林だった所が切り開かれて歩道ができた。やっぱり夕方に来てる人は多い・・・】


【夕日がよく見える展望台はリアル防空壕の上。「ワタシは戦争中ここに住んでたんだよ!」というお婆ちゃん、ワンコの散歩中なのにずーっと抱っこしてるし・・・】


【展望台を背にした別の防空壕の入り口、中は真っ暗だけど結構広い(10畳くらい)。他にも塹壕(単なる土手かと思った)やら砲台跡やら、よく残ってるなぁ・・・】


【まだ使えそうなカマド、奥にも調理台か焼却炉か。お隣は巨大な貯水槽(今も水がいっぱい溜まってる)もあって、チョット直せばキャンプ場になりそう・・・】


【地味な竜王崎灯台だけど、沖はひっきりなしに大型船(ウン万トン級)が通り過ぎる。ぴらにあが移住する前、外国の自動車運搬船(5万6千トン)が灯台のすぐ下に座礁して炎上して、波浮の住民は何日か避難したんだとか・・・】
コメント (2)
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