地球へ ようこそ!

化石ブログ継続中。ハンドルネーム いろいろ。
あやかし(姫)@~。ほにゃらら・・・おばちゃん( 秘かに生息 )。  

お買いもの~♪ おかいもの~♪

2012-03-31 13:27:04 | IN THE HOSPITAL
< 30日 >
I ちゃんとの約束通り、弘明寺さんの商店街にお買いものに出かけた。
残念ながら、まりこちゃんは来ることができなかった。なんでも歯医者さんに行く日だったらしい。今度は絶対にいきます。と書かれたお手紙を頂く。

電車を乗り継いで、行く。地元にスーパーがあるのだから、そこで下着を購入してもいいのだけれど、やっぱり、この商店街は正解!だった。
品物が外に出ているから、ぶらぶら歩きながら、バックをみたり、和の風呂敷とか気軽に手にとって楽しめる。

弘明寺さんのすぐ近くに、ヌマヤさんというお店がある。50円の靴下なんかも売っている。あれやこれや迷うことが楽しいのだ。延々、選んでいても店員さんに、嫌な顔をされない。価格もお手頃。長持ちするか?どうか?はちょっと試してみなければわからないけれど。以前購入したものは、それなりいい感じで使っている。

ワタシも、三枚ばかり買った。一枚は 七分そでのTシャツ 560円(→ハワイの亀さんとかの模様、最近はまっている。)綿 100% メイドインチャイナ。時期外れなのでお安い。
あと、春色のランニングシャツ 299円 × 2枚 。
もう にっこにこ なんですわん。例のスポーツクラブの、エアロの時間に、どんどこトレーニング ウエアーを脱いでいくんですよ~。果たしてこのランニングシャツにまで脱ぐ勇気があるのか?は甚だ疑問だけれど、
ま、一応買って行こう!
( 夢は膨らむ、目指せ!アスリート君 )
+++    +++
お買いものを終えて、昼食。どこにするか?迷ったけれど、ドトールコーヒーにした。セットで頼むと安いと思ったけれど、
I ちゃんは、チーズトーストと抹茶ラテ、焼き立てのトーストは病院内では食べることができないから食べたいのだそうだ。(なるほど)
ワタシは、エビとツナと卵のミラノ?サンドイッチとコーヒーのセットにした。で、パンを半分こづつ替えっこしたので、二つの味を楽しむことができた。 ここも正解!だったと思う。

I ちゃんはキリスト者だけど、弘明寺さんの山門下で、ご挨拶。なむなむ。

帰り途、二人で、178円のティッシュ 5箱 お買い得品を買う。(ラッキー)
これにて本日のお買いもの終了!
市営地下鉄まで送っていく。ちょっと運賃が高いのが難点。
しかし、聞いてみるもんだ。入場券がない代わりに、改札のおじさんのところで、証明カードを借りて、ホームまで見送ることができる。
<<<      <<<
「 また行こうね~。」
にこにこの笑顔とお別れ~。いや~~~最高の時間であります。この笑顔をみるとね、元気がもりもり湧いてくるんですよ~~。
何物にもかえがたい 時間であります。やっほ!

>写真は去年のもの。お題「 春を待つ 」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病院  面会  

2012-03-20 07:01:09 | IN THE HOSPITAL
< 15日 >
年賀状の約束を今頃果たした。

「 二月になったら行くね~ 」・・・と約束をしておきながら、やっと3月の15日に I ちゃんの病院に面会に出かけた。

鉄の扉が開く。
中に入る。
この病棟のにおいは一体何なんだろう?
そうだ、お風呂に入っていないヒトのにおいのような、加齢臭のような、そんな感じかも?お掃除をしていないわけではないんだけれど、結構年配の男性のお部屋が近いからかも知れない。

経営者がかわってから、左程規則が厳しくなくなったように思う。例えば差し入れ、この日、前の晩に工場で頂いたお菓子三個とスティック状のコーヒー5つを差し入れた。これらの品物に対する、帰り際のいちいちの確認がなくなった。

ワタシが大好きな婦長さんには、このところ全く会えていない。

久々の面会に、I ちゃんは めちゃくちゃ喜んでくれた。
何年前だろう?
そうだ、H 17年頃。その頃のI ちゃんはもっと太っていたのだし暗い印象もあったけれど今はとても元気。
・・・案外 Sちゃんがあの世に旅立ったあたりから、寂しくはなったけれど、同時に、少しづつ別の意味では元気になったような気がする。『 二人 という関係 』 は夫婦にせよ、二人組(漫才師など)にせよ、親友にせよ、兄弟・姉妹にせよ、親子にせよ、どちらか一方になった時(解散・離婚・死別 など)に、失った部分とどこかいなくなってホッとする部分があるんじゃあないだろうか?そんな風にも思える。

Iちゃんの体重は相当減った。ワタシの体重より 10キロ近く少ないらしい。しかし、体重が減ったからといって大きな病気を持っているわけでもなさそうだし、院内暴飲暴食もしないから、とっても元気そうにみえる。病院内の食事はどのようであるのか見たことがないからわからないけれど、規則正しい生活は健康にとって重要だ。
何より驚いたことは、眼のすずやかなこと。こんなに澄んだ眼はみたことがないな~と思う。
 ” 時は ヒトを かえる ”

兎に角、面会に行っただけで大層喜んでもらえたことがとっても嬉しい。こういう時は、ホントに” 人生お金じゃあないよな~”って思う。( 人生、お金だわよ、思う時もありますけどね。)

>I ちゃんは、このところ 二週間に一度、図書館で本を借りてきて読んでいるのだそうだ。
あ「 どんな本を読んでいるの?」
I「 児童文学 とか エッセイ 」
あ「 へ~~っ すごいね~~。」

最近読んだ絵本は、たぬきが人間に化けて、人間達のお誕生日会に出席する。というもの。たぬきのおかあさんが、心配してそっと見に来る。たぬきだとバレなくてほっとして帰る。というお話だった。
あ「 へ~ 楽しそうなお話だね。」
・・・。
・・・。
・・・。
I「 まりこちゃん(=あだな)が病院に戻ってきたんで、今呼んでもいいですか?」
あ「 まりこちゃん・・・?( 一瞬 だれだっけ?状態。) うん、いいよ。」

まりこちゃん やってくる。病状は重くなっている。( 折角施設に入れたのにな~。)まりこちゃんは、また振り出しにもどった。
一体何才になったんだろう?まりこちゃんを支えているお姉さん夫婦も大変だなぁと思う。
だれを責めるわけにもいかないけれど・・・
彼女は、神様に、そのような病気の人生を与えられたのだと思うしか ない。

まりこちゃんは、か細い声だから何を言っているのかわからなくて 亡くなったSちゃんが通訳をしてくれていたのを思いだした。この度は何となく聞きとれた。ってことは・・・ずっと以前より、調子はいいのかも知れない。もしくは ワタシに聞く耳が持てるようになったのかも知れない。

だけど、折角入れた施設からまいもどってきた ということはどういうことなんだろう?おとなしいからいじめられたのかな?

大体ね、どこの世界にいっても、弱肉強食。強いヒトって 自分が弱いものいじめをしている っていう感覚がないからね。全く嫌になっちゃう。
・・・とはいえ、かく言うワタシだって、自分ではそういうつもりはなくても、誰かからみれば、そのヒトを傷つけているんだろうけれどね。
でも、多分だけど・・・自分が、相手から頂いた、自分が傷ついたその言葉に、実は生きるヒント( 生きるべき方向性 )が隠れているように思う。
大体、言葉ほど不確かなものはなくて、相手の言葉に、自分が勝手な解釈をして泣いたり、怒ったりしているような所があると思う。

ま、兎に角、まりこちゃんは、また病院に戻ってきた、ということなんだ。

> I ちゃんに 県?から補助がおりたらしい。お買いものに出かけることができる。ワタシタチはお買いものに出かけることに決めた。場所は弘明寺さんの商店街。意外とね、安くて楽しめるんですよ~、ここ!
まりこちゃんが参加できるかどうかは、先生との問診しだいだな。

I ちゃんは 下着を買いたいらしい。下手にスーパーに出かけるよりいいかも?

そういえば、昔 Sちゃんが と~~んでもなくお高い下着を買っていたのを思いだした。( えっ これ買うの? )
看護婦さんに言われた事があった。「 税金でこんなに高い帽子を買って、私は いくらいくらのものしか買えませんよ。」
( だけど、あなたは健康じゃないの。家族だってあるじゃないの。自由だってあるじゃないの。)って思ったのを思いだした。

・・・ただいまは・・・
病院内、病棟にもよると思うけれど、まったりと時は過ぎているわけで、三食昼寝つき、と言えなくもない。・・・だけど・・・、病気つき。
世間様で なんだかんだ言われながら、めちゃくちゃに働かされるのとどっちがいいんだか?わからないけれど ???

今はね、その看護婦さんのそう言いたくなる気持ちもわからなくはないな~。世間様で働くことは誠に大変なのだし、いわんや、わけのわからない(←精神の病気・理解不能 目にみえないからね )病人たちのお世話をするわけですもの。

>帰り際、病院の庭に、遠く知りあい(ってほどじゃあないか?)をみかけた。うんと年をとっているように思えた。ここで一生を終えるのだろうか?まあ、それも人生。大体人様の人生にいちいち同情したってしかたのないことなのだ。下手な思い入れをしたところで、何がどうなるわけでもない。第一、そのヒトが幸せかどうか?なんて本人にしかわからないじゃあないか?と思う。

誰もが、自分の人生、ヒトのせいにしないで、自分を生きるしかない。病気が嫌なら 病気と闘うしかない。ダンナがホトホト嫌になったら離婚するしかない。家族の中だって、誰かをとったら、誰かをすてなくてはならないようになっている。(ト 思う。)
誠に 誠に 難しい問題だけれど・・・。
+++  +++ 
今日は 歯医者さんに出かける。 ちょっと驚いたことがあって、それは何かというと・・・実は 姑と入歯の話になったことがあって、
姑「 楽ですよ~。いちいち虫歯で、歯医者さんに行かなくていいから。」 みたいなお言葉。

そういえば、「 あれを食べなさい、これを食べなさい。これは体にいいのよ。ちゃんと食べなきゃあ夜眠れないでしょ。これは どう?あれはどう?お腹はすいていない?これ 美味しいわよ。」と食事中、ず~~っと口うるさいことはあったけれど、息子に 歯を磨きなさい。と言っているのは見た事も、聞いたこともない。・・・・ような?・・・。
( 何か 違うと思うんだけど・・・?)

ヒトの健康観は、もっというなら、価値観は 各々ゼンゼン違いますから。無理してあわすこともないし、頂けるもんだけいただいて、自分らしく生きることにしましょう!
「 入歯は 楽。」 一つ新しい考え方 頂きました。どうも。








 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sちゃんの お墓参りにでかけた

2011-01-30 04:52:31 | IN THE HOSPITAL
< 28日 >
I ちゃんとした約束。一月になったら、Sちゃんのお墓参りに行こうね!という約束。ばたばたしていて、気付けば、もう二月が目の前だ。
パートに入ったら、時間もとられるし、疲れて約束が果たせなくなっても困る。

急遽、電話をして出かけることにした。

約束の時刻の15分前に駅についた。I ちゃんは、10分前に来た。( よかった~早めに出てて )

それから、二人で電車にのって、S ちゃんの眠るお墓にむかう。車内でおしゃべり。
9●才になるお母さまのこと、それから、ずっとそのお母さまと共に、I ちゃんの入院生活を支えてきた”妹さん”のこと・・・。

実は、もう退院してもよいと以前から言われているんだけれど・・・。I ちゃんにはその気持ちがないらしい。家族の関係というものは、そんなに暖かいイメージだけではないとワタシは思うので、I ちゃんの気持ちがわからなくもない。

お母さまは、このところ具合いがよくないらしく、寝たり起きたりの生活らしい。それでも、こういってはなんだけれど、年金等、結構な金額を頂けるらしいので、そういう意味では、ありがたい存在である(?)といえなくもないと思う。

以前、病院で一度だけ、妹さんの姿をお見かけしたことがある。たまたまかも知れないけれど、どちらかと言うと、おしゃれとは縁遠い感じの方だった。
それはそうだ。I ちゃんを、働きながら何十年もずっと支えてきたんだ。本当にえらいな~と思う。

ここにきてお母さまの介護も・・となると・・・どのように考えればいいのだろう? Iちゃんは家事のお手伝い位はできるのだろうし、一緒に住んだ方がいいのかも知れない。
全くもってわからなくなる。

妹さんは、I ちゃんのことにせよ、お母さまのことにせよ、家族のお世話ばかりで、自分の人生なんて、どこにもなかったんじゃあないのだろうか?と思った。
>>>  >>>
 偶然にも、S教会の方々と Sちゃんが眠っているお墓の近くに、I ちゃんのおうちのお墓がある。この墓地にくれば、その両方を訪れることが可能なのだ。

お花はうちの近所の、例のお花屋さんで前日に買っておいた。1400円で、二つのお墓にお供えするお花を用意することができた。お線香は、じっちゃん用に買い求めたものを持っていった。しかしながら、手桶をお借りするのに、ちゃんと前もって手桶の中に用意してあるお水は頂く形になるのであるから、次回はお線香位は、お茶屋さんで買おうと思う。

 S ちゃんのお墓の前で、I ちゃんに、主祷文( 主の祈り )をよんでもらう。
” 天にまします、我らの父よ、願わくはみ名の尊まれんことを・・・。”→ワタシが知っているものは、カトリックの昔のものだし、I ちゃんはプロテスタントだから、一緒にとなえることはできない。

讃美歌と聖歌は歌詞が同じ?である ” いつくしみ深~き と~もなる イエスは~  ”を歌う。平日なので、お墓には人影少なく、遠慮なく歌う。祈る。
広がりを感じる時間・空間。( だって天国につながっているんですよ~~~っ、ここ。)
I ちゃんは、”Sちゃんがワタシといることを嫉妬しているだろうな。”という。
( そうかな~?)
「 また来るからね。」と二人でご挨拶をして、 I ちゃんのお家のお墓もお参りする。
おじいさまはキリスト者、その前の方々は? お父様のご実家は、神道?わけがわからないのだけれど、お線香立てがあるんだから お線香を供えする。
短いお経の、延命十句観音経をとなえる。
( だって、マリア観音だってあるわけで・・・。観音様って、多分、おやさしいわけで・・・)なんてテキトウなことを考え、祈る。
( 何となく、I ちゃんのご先祖さまが、またIちゃんと一緒にお参りにきてくださいな。って言っているように思えた。)
>>>  >>>  
それから電車で移動。某駅のデパ地下、テーブルのある場所で、お弁当を開く。S ちゃんと一緒にお弁当を食べた思いでの場所だ。
I ちゃんがお魚が好きなことは知っていたけれど、お肉を全く食べない事は、知らなかった。次回は献立を考えなくてはならない。やっぱりお料理はできないより出来た方がいい。
いざ、誰かに、何かを提供する、何て言う時に活躍できる。あるもので、ささっとお料理ができるのって、実は英単語を一つ知っているより意味があることかも知れない。
( → とはいえ、外国で捕まった時に、HELP! ME~って言えることも大事かも? 何でも知っていて損はない。 )
>>>   >>> 
I ちゃんを見送ったあと、某所にでかけ、ひょんなことからお知り合いになった人に、簡単な占いの内容をお伝えする。

実は、お茶代でいいから、きちんとお代を頂くようにと、S先生に言われている。そのことによって、自分が返り矢を受けない。それに、真剣に鑑定をするでしょう?と言われている。
今回は、お茶(代)もなく、お茶を濁した形で終わらせたけれど・・。
お調子ものだし、喋りたがりなので、この先、よくよく考えて行動しよう!
< ちょこっと、占い考 >
最近話題になっている、I橋さんや、K藤さんの★を眺めた。実は、本人の☆だけ観たってなんらわからない。成育歴などと共に考えていく。
つまりは、同じ日に生まれた人は、全国に何人もいるわけで、その人々が全員犯罪者になるかといえば、そうではないわけで・・・。男女で、星は宇宙盤を逆に回っていくのであるし、その役割だってことなる。一般的には、オトコが陽、オンナが陰。

どんな家に生まれて、どんな両親に育てられたのか?一人っ子なのか?兄弟がいるのか?、兄弟・姉妹の生まれおちた順番・・・その各々が持っている★と☆の関係、 一つ一つが実はみんな関係してくる。そこのところを様々な技法を駆使して考えていくのだ。( ワタシができるというわけではない )

その中で、何より両親がどのような人間であるのか?どんな子育てをしたのか?という問題が一番大事なのだと思う。何を第一義的に考えているのか?いわゆる価値観のようなもの、そこのところがとっても大事なのだと思う。

たった二人の人間関係であるところの  夫婦  実は ここのところが一番難しいんじゃあないだろうか?と思うんだ。だってアカの他人さまでしょ?合わないもの同士がくっついているようにも思えるし・・・。
>お話をもどして・・・
>>>  >>> 
地元に帰って、たけじいのところへ立ち寄る。一人住まいの老人たちにボランティアで、お弁当を届けていらっしゃる団体のお話を聞いたからだ。余計なお世話かしれないけれど、お話だけでも・・。

たけじいは、娘さんの紹介で、すでにワタミのお弁当をとっていた。栄養を考えたお弁当を食べるようになって体調がよくなったらしい。よかった~。 
たけじいは、十代から、ずっとクリーニングのお仕事をしている。以前みせて頂いた、ワイシャツのアイロンかけは、それはそれは見事なものだった。( 神の手って感じ )
奥さまは先に逝かれたが、たけじいがお金に困らないように、あれこれ考えてくださっていた。子供たちもそれぞれ独立している。
夫婦はいずれにせよ、どちらかが先にあの世に出かけることになる。50~60歳代になったら、一人の自分を考えてみることも必要なんじゃあないかな?と思った。
>写真は、横浜市営三ッ沢墓地。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

その日、二人は、病院にでかけた

2010-12-28 09:33:26 | IN THE HOSPITAL
< 27日 > とうちゃんの5●回目のお誕生日。
ワタシは、久しぶりに Iちゃんの病院に出かけた。

朝一出かけようとすると、とうちゃんが熱があるといって、「 病院に一緒に行ってくれないか?」という。
( 普段 不摂生をしてるからでしょうが・・。)
夜、七時帰りで、た~~~っぷり自分時間があるにも拘わらず、夜ふかし三昧して、・・・一生懸命作っている朝食を、いい加減に 5~10分で食い散らかして出かける、日々。
挙句に風邪をひいたからって、
( それって自分が悪いんじゃあないのかえ?おまいさん。)
( 車の運転は自分でできるわけなのだし、小さい子供じゃああるまいに、いちいち奥さんがついていくかな~ )って思う。

こっちとら、具合が悪い時は、ひたすら、頭痛に耐え、悪寒に耐え、げろげろ病と闘い、医者に行くったって、車に乗れないから、歩きか、もしくはバス利用なわけで・・・。

姫(=今 超、おばはんだけど)が、独身の時だって、病気になったら、たった一人で、孤独に耐えながら病気に立ち向かってきたわけでね。
どうしたって、( 甘えてんじゃないわよ~~。)って思ってしまう。

下手に病院に行ったって、別の病気もらったりもするから、
「 寝るのが一番だよ~。」と言って、雑炊・大好きな卵焼き・マンマミーヤが作ってくれた ほうれん草とコーンのバター炒めを置いて、姫 お・で・か・け。

( 食べれるようなら大丈夫!)

なんだかんだ いつもじゃない朝の流れで、予定が狂った。銀行に寄ってから出掛けるつもりだったのに、これじゃあ 病院の面会時間に間に合わない。あちこち 走る。一日のはじまりが、このように家族の為に予定通りに流れていなかいのが、ちょっと嫌だ。

 まあ、それも、とうちゃんとワタシ、もしくはワタシ達の、星のエネルギー差を知っているから、ちょっとムッとしてるんですけどね。つまり、とうちゃんはエネルギーが腐るほどあるから、それを使わないと病気になる。自分が病気になるだけならまだしも、その未消化分を我々が、ありがたくも頂く形となる。

まあ、だけど、そんなことはワタシにしか理解できないわけでね。仕方ないちゃあ仕方ない。
+++  +++
電車 バス共に、うまく時間がまわって、I ちゃんの病院には、面会時間終了 40分前に着いた。本当に久しぶりだったので、大層喜んでくれた。
差し入れっていうか、プレゼントは、ティッシュ。

お隣のあさちゃんとの共同制作。あさちゃんは、某ホテルで、ベットメ―キングのお仕事をしている。ホテルのペーパー類は、全部捨てている。それは頂いてもいいらしい。で、無理を言って頂いてきてもらっているんだ。

I ちゃんへのプレゼントは限りなく  タダ  でなくてはならない。買って持っていくことは簡単だけど、それは前の婦長さんに硬く禁じられているのだ。

今は病院の経営者が代わったから、そのあたりはよくわからないけれど、I ちゃんの金銭的・精神的負担は極力避けたい。

前、ごっそり そのまんま スーパーの袋入りで、持っていったら、看護婦さんに、
「 わ~~~っ きたな~~い。」と差し入れを却下されたので、ティシュの空き箱に、きちんと、綺麗に詰め替え、マジックで、「 To ・・・From ○○ & ●● 」と書いて、
( 愛情 届けるんだもんね~~。)と一人悦に入る。

この病棟の婦長さんは、すごく優しい。人格者というのは、こういう人のことを言うのだろう。
そりゃあね、ワタシは教会の人間でもないし、看護婦さんでもないし、施設の先生でもない、 ただの お・と・も・だ・ち  なんだから、いろいろと疑ってかかられるのは、仕方ないのだし、そういう、何だろう?差別のようなことは、ずっとこれまで、何度となく出遭っているので、まあ慣れっこになってもいる。
( ほらな。また、これだよ~。)って思うことの連続だった。

だから、ワタシは、ヒトを、どこか、丸坊主になった、丸裸になった、その人、そのもの、みたいな所に重点をおいて観るようなところがある。

「 官 」(名誉)を持っているからと言って素敵な人とは限らない。お金もちだからと言って、そんなに憧れることもない。むしろいろいろなモノを持たないヒトの方が、時々、偉い人に思えるんだ。

I ちゃんに言う。「 今度一月に入ったら、また、タダのコンサートに行こうね。」
でも、Iちゃんは、Sちゃんのお墓参りに行きたいという。

「 でも、今は寒いよ。それでもいいの? どちらに より行きたい?」
「 お墓参り 」
「 うん、わかった。じゃあ そうしよう!」

>>>  >>>
駅までもどり、ちょっと、ジャパンのパート先を覗く。( 絶対に見つからないように ) っと。
( いないな~ 食事中かな? あっ いたいた。)後ろ姿。
「 いらっしゃいませ~っ。」って言っている風。
( ジャパ~ン よかったね、今回はハゲが出来なくて、それなり体重も戻ったし、働けるということはありがたいことです。母さんは、今も、仕事のおよびがかかりません。)
>>>  >>>
家具職人のうしお様の工房に行く。占いの気学の本を貸していたので受け取りに。
うしお様は、この時期、自分の能力を活かした仕事をゲットしていた。確か、第二守護神がまわったんじゃあなかったけ?

自称サポーターのワタシとしても嬉しい。これまでの苦労が報われた思い。真面目に生きるということは大事な事だと思う。仕事もしないで、嘘ついて、いい加減なことしているヒトは、はっきり言って、嫌いだ!!
>世間様の話をお聞きする。
ワタシと同じ年、男性。仕事を解雇され、70社近くの会社に、履歴書等だすも、ふられたらしい。自分を全否定されたみたいで悲しいんだとか・・・。ちょこっと気持ち理解可能かも?
Wでお仕事。朝まで仕事。
下のこどもが、まだ大学生。家族がいると大変だよね~。一人もんは、自分が、とりあえず食っていければいいわけで、そういう意味では自由。

>こちらサイドの世間話。例の偽装離婚によって、母子家庭側生活保護を受ける。元ダンナと、子供と三人で、そのお金使って遊びにでかけたり、ぬくぬく、豊か?な暮らしをしているらしい。
( ほんまでっか? ほんまでっしゃろか? 嘘たど言っておくれやす!)ばなしだけど。日本の国がおかしくなるわけだよね。
>>>   >>>
帰り道・・・とうちゃんからメール。香港A型という珍しいインフルエンザにかかったらしい。インフルエンザの注射は打っていた。が、別ものなのか?
自宅内隔離らしい。< 五日間 も > ちょっと勘弁してほしい。

それでも、食べたいもの、飲みたいものを聞き、あちこち、探し、買い求め、戻る。コンビニのサンドイッチを所望。もったいないので、自力で、よりおいしいサンドイッチを作る。

五十代後半、やっととうちゃんに守護神が回った。ここからが人生を見直す、ラストチャンス。だけど、何言ったって、聞く耳もたないおじさまなわけでね。

こちらサイドも、こんな御時勢、頂けるお足に感謝もうしあげ、そのことに対してはきちんと努力するつもりだけど、 とうちゃんの生き方  までは変えるわけにはいかないので、各々独立した、個人として、この先、生きていきたいな~と希望する。

朝おきたら・・・
姫( 喉痛いし~。)/ ジャパン、「 寒気がする。」/マンマミーヤ 「 くらくらする。」

何だ 何だ?大掃除どころか、寝正月ならぬ、寝年末かい?
かみさま~ ヘルプ!  仏様~ お助けを~
姫(= おばはん )は、朝一 塩入りの水使って 玄関、および トイレ をお掃除いたしました~~~。効き目があるか?って ? 知りませんがな~そんなこと~~
神様にきいとくれやす。

 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sちゃんのお墓参り ( 横浜 三ッ沢墓地 )

2010-01-23 20:28:17 | IN THE HOSPITAL
 19日 Sちゃんのお墓参りに出かけた。横浜駅(西口)から タクシーで三ッ沢墓地まで1000円ちょっと。Iちゃんに教えてもらった”三橋茶屋”さんのお店の方が教えてくださった方法で出かけることにした。

三ッ沢公園のイメージ( いえ、実は三ッ沢公園も行ったことないけど、公園墓地のイメージってこと )で出かけたものだから、ちょっとびっくりしてしまった。つまり、見渡す限り お墓 お墓 お墓 だった。

三橋茶屋さんというお店は”お茶をする所”ではない。これらのお墓の管理をするお店なのだ。
ご主人さまになるのかな?観音様のような、大仏さまのようなお話の大好きなおばあちゃんが出ていらして、色々とお話をしてくださった。
< おばあちゃんのお話 >・・・ここからです・ます調に変更。
明治4○年頃、先々代の祖父に当たる方が、頼まれて1万坪の土地を墓地として(今の横浜市?)に提供しました。
( 以下 話半分でお読みください。例によって、一生懸命聞こうとすればするほど、相手の言うことが聞き取れない あやかし@なのであります。)

・・・まだまだ きつねやたぬきが出る時代でした。大正6年頃には、お墓は5~6基しかありませんでした。その後、震災、戦争・・・があり、その度にお墓はどんどん増え、今や、およそ”7000”の墓所があるそうです。
完売状態というのでしょうか?もうここの墓地を買うことはできません。横浜市が管理しているそうです。
このお店の中はきちんと整理され、お花やお線香を買うことができます。昔、お墓参りに使った、ブリキ?でできた家紋と○○家と書かれた手おけが壁に飾ってあります。古くからこのお茶屋さんが、この地域の皆さんのために存在し続けたことを物語っています。

昔は山の上まで、お参りをする皆さまのために、お墓にお供えするお水を天秤棒で担いで上がったそうです。奉仕のこころがなくては成り立たないお仕事なのだと思います。
< Sちゃんのお墓 >
お茶屋さんのすぐ近くの場所にSちゃんの眠っているお墓がありました。S教会のIさんという方のご厚意で、その方が所有していらっしゃる墓地にSちゃんは眠っていました。

墓標には多くの教会関係の方々のお名前が刻まれていましたから、( 天国にでかけてもSちゃんはきっと寂しくないな )とワタシには想えました。
++++  ++++
Sちゃんは、戦時中、生まれ落ちた時から精神的な病気を抱え、足も不自由だった。(ト思われる。)母を亡くし、施設で育ち、グレて野宿し?(本人の弁)・・・病院に入り?病気のデパートという位、病気を抱えながら生きてきた。

キリスト者になったのが何歳なのかはわからないけれど、ワタシはSちゃんがキリスト者であって本当によかったなあ~としみじみ思った。
墓石には 次の言葉が刻まれていた。
「 されど、我々の国籍は天にあり 」

ワタシは、この、キリスト者の民族を越えたこころの広さが好きだ。わけ隔てのない、家族の垣根も取り払い、同じ兄弟・姉妹として、ともに生きようとする姿がすきだ。

と・も・だ・ち ワタシは単にSちゃんの友達であっただけだ。
お葬式一つあげてあげるお金も知恵も力もない。ワタシは自分がSちゃんの死に際して呼ばれなかったことのわけがわかったような気がした。

ワタシはいつだって、偉そうに意見を述べるだけなんだ。おいしいとこどりするだけなんだ。本当に大変な、病気の真っただ中のお世話は、お医者さまや看護婦(師)さん、長い長い人生を支えてきてくださったのは施設の方々や教会の関係者の皆さまのおかげさまなのだということを痛感した。

そんなワタシに残されたもの、それは沢山の思い出とあの日の約束。それらはワタシのこころの中にこれからもずっと永く刻まれていくことだろう。ワタシはSちゃんに会えたことを本当に、神様に心から感謝をするんだ。

この日、自宅のハイビスカスが ”ありがとう”って言ってるみたいに一輪さいた。

>写真は三ッ沢墓地の様子。
帰路は徒歩とバス( 横浜駅まで210円 )バス便は結構ある。



 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

病院にでかけた

2009-12-30 06:57:06 | IN THE HOSPITAL
<28日>
1、9時を待って、東京の○○○区の戸籍係TEL。定額小為替の値段を確認する。
2、銀行、パンや、郵便局、と立ち寄り入金。( 引き落とし分 )
3、家具職人のうしお様のところに出かけ、まな板をきれいに削ってもらう。
< 今日一番の目的は・・・ I ちゃんとの面会 ・・・>
面会時間が、昼食時に重なってしまったため、待ちとなる。その間、朝日新聞 27日付のものを読む。一面に30歳代の派遣切り、路上生活、生活保護等のお兄さんの話が載っていてびっくりだった。(一面に?)

ポッぽ○理が悪いわけじゃあないだろうけれど、真面目に生きている若者が、生きていけない世の中って一体何なんだろう?って思う。

ポッぽ様が悪いわけじゃあないとは思うけれど、若気の至り( 不倫の不始末 )とはいえ、自分の失態を、母親に、その財力をもって拭ってもらうなんていうことをやっているようだからダメなんだよな~って思う。母親が悪い。息子がだらしない。しかも、母親から絶対自立しなくちゃあいけない、確か?少年の星が初年期回っていたと思う。だから人生が狂ってくるんだ。

だけど、そういう方が○理になるということは、日本の国民全体が狂っているともいえる。(・・・と思う。ここ小さな声で。) 
・・・まあいいや・・・そんなこと言ってもはじまらないんだし・・・。
< 面会 >
この日はいつもの、警察の取り調べ室みたいな場所じゃあなくて、ガラスばりの新しい綺麗な、面会ルームに通された。病院は経営者が代わってから、本当に綺麗になった。チラッと垣間見た、Iちゃんのお部屋が広くて綺麗だったのが嬉しかった。

Iちゃんは、しばらくぶりの面会をとても喜んでくれた。90歳になるお母さんの手編みのセーターを着ていた。Iちゃんは、体重が落ちてとっても若々しい感じになっていた。心臓の具合はよいらしい。

工場で頂いたお菓子をクリスマスプレゼントとして持っていったら、とてもよろこんでくれた。

Sちゃんの話になる。Iちゃんは、Sちゃんの写真を入れ替えようとしたけれど、涙が出て仕方がないのでそのままにしておくことにした、と。
介護ホームと、神社で撮った最期のSちゃんの、にこちゃんの、写真を今度見せてあげよう。

お墓の場所がわかった。というか、連絡先がわかったので年が明けたらさっそく出かけてみるつもりだ。スムーズにお墓にたどりつけるようにしっかり確認しながらいくつもり。

そして・・・

春になったら、Iちゃんと出かけよう。今からとても楽しみ。お弁当を持って、”スター”のライブのテープを持って行くんだ。

++++    ++++

帰りがけ、初めて会う若い看護師さんがいぶかしむように尋ねた。
か「 教会の方ですか? 」

I ちゃんが言う。「 友達です。」
ワタシが言う。「 ともだち です。」

そう Sちゃんも、Iちゃんも 大切な たいせつな ともだち なんだ。
堂々と胸を張って言うんだ。
「 と も だ ち です。」 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あやかし@は 元気! ( Wish on my star )

2009-09-19 06:29:04 | IN THE HOSPITAL
おはようございます。こちらあやかし@。
みなさん、いつもアクセスありがとう!

Sちゃんの訃報を聞いてから数日がたった。以前のワタシならずっと落ち込みっぱなしなんだろうけれど、あやかし@は元気!っていうか普通の生活を送っている。

いつの頃からか、あの世とこの世が繋がっているんだな~と思えるようになったから( 別に何かがみえたり聞こえたりするわけじゃあないけれど・・。)大切な人が亡くなっても、以前ほどには悲しくはないように思う。

もちろん悔いがないわけじゃあない。
S「○○さん、ごめんね~。お花全部かれちゃったんだ~。」って聞いた時に、ピン!とくるべきだった。
お花や観葉植物ってそこに住む人の気を頂いて、枯れてくれたりするんだってエハラさんだか美輪さんだか言ってましたよね。

それって、そうかもな~って思えるようにもなってきていたからね。
今度は室内でも比較的元気に育つ”ハイビスカス ”を持っていこうかな?と考えてもいたし・・・ちょっと残念。

だけど、Sちゃんは、沢山の病から解放されたのだし、天涯孤独の身ではあったけれどこれまで支えてくださった多くの方々に見送られてあの世に旅だったわけだから幸せだったと思う。
とはいえ、Sちゃんとの思いでは沢山あるわけで、それは音楽とともにあるわけで、多分 SONG聞くとだめだろうな~って思うけれど(ぽろぽろ)。思い出って音楽に乗っかると一気に蘇るからね。
 < シルバーウイークの予定 >
1、とうちゃんの実家。
2、たぬきちがやってくる。
3、家具職人のうしお様のサイト作りに貢献するべく、ジャパンと写真撮影にでかける。
4、川崎大師に出かける。
5、Sちゃんのお墓がある公園に行ってみたい!

あれ~~っ、結構予定詰まっているんだ。

+++  +++
Sちゃんのお墓は、横浜の三沢公園墓地にあるらしい。
行ってみよう!Sちゃんはコーヒーが好きだったから、コーヒーを持って工場で作っている焼き菓子持ってでかけようっと!

さっ 家事やらなくちゃ!じゃあね!今日もアクセスありがとう!

>写真は6月ころ買った、ハイビスカス。どうやったら背がのびるんですかね?
花は一日で枯れていく。赤色は元気の色。Sちゃんは、ワタシに元気だしてね!って言っていると思う。

> ハイビスカスで思いだした、素敵な曲。
 「 フラガール 」 の WISH ON MY STAR

 バックに流れる この曲の歌がすき。作曲はジェイク・シマブクロさんという方らしい。この曲を歌っている人はだれなんですかね?例によって、英語の意味はわかっていない。
http://www.youtube.com/watch?v=mSwOJn2nb98&feature=related

で、ちょっと検索してみたら、歌詞がみつかった。
記録しておこう。http://breeze-mx3.at.webry.info/200612/article_6.html




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Sちゃんが 天国に召された

2009-09-15 07:53:56 | IN THE HOSPITAL
昨日は 本当に久しぶりに I ちゃんの病院を訪ねた。

街頭で配っている、ポケットティッシュを集めたものを入れた箱と、あさちゃんがホテルからわざわざ持って帰ってくれた、まだ使えるのに捨ててしまうティッシュをきれいに、箱に詰めなおしたもの、
それから工場で作っているお菓子を三つ持ってでかけた。

I ちゃんは面会をとっても喜んでくれた。
手を取り合って再会をよろこぶ。

・・・ところが・・・

そこで私は S ちゃんの訃報を知った。

Sちゃんは、すでに六月に亡くなっていた。

あまりに早すぎる死と、何も知らされなかった自分の悲しい立場と、人の死のあっけなさと、人生の哀しさと、沢山の楽しかった数々の思い出がつぎつぎに蘇り、

 涙が 溢れた。

九月にある特別ライブの新しいCD、
お願いして、コピーして持っていこう!って思ってたのに・・・。
きっと 目を輝かしてよろこんでくれる!って思ってたのに。
・・・。
   ・・・。

Sちゃんは、ワタシの 大切な、大切な、お友達だった。

ワタシは彼女の中に何度もキリストをみた。障害を持つものが、普通人より劣ると考えるのは、その人たちのことを知らない人々なのだとワタシは思う。

何より障害を抱えた人は、忍耐強いのだし、痛みを知っているのだし、何倍もやさしいのだし、感謝ということを忘れない。

間違いなく キリストが天国につれていってくれたと思えるけれど・・・

やっぱり 悲しい。

>写真のゆりはピンクだけれど、Sちゃんは白いゆりの花が好きだった。
>お歌・・・ウィッシュ というバンドの 「 ご案内 」という曲を思いだした。http://www.youtube.com/watch?v=-NgXL1lkMNQ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すれ違うとき ・・・ 老いと病

2009-02-26 10:51:54 | IN THE HOSPITAL
25日は、Sちゃんの老人介護ホームに出かけた。
ちょっと急な話だった。”I ちゃんも来る”というので、雨の中、Sちゃん用に自分で作った小さな鉢植えと、Iちゃん用に作ったティッシュ4箱持参。

ティッシュは、前回、ホテル内清掃の折に捨てているまだ使用していないものをごっそりと頂いて、それを紙袋にいれそのまんま持参したら、看護婦さんに、「 わ~~っ汚らしい! 持って帰ってください。」と却下されていたので、今回わざわざ、自宅で使いおわった空のケースにきれいに詰め替えて、( これならOK!だよね。)とワクワクしながら持参した。
( タダでなくては意味がない。)

Iちゃんは教会の方と、Sちゃんを育ててくださった元の施設の先生が連れてきて下さる手筈になっていた。

電車を3回乗りつぐ。約束の時間は1:30分。時間通り到着。
ところが・・・
行ってみると・・・
「 お電話 くださった方ですか?」 姫「 いいえ。」
事務所の人に聞かされる。
Sちゃんは、お昼ごはんをキャンセルして、皆で外食をするつもりでずっと待っていたこと。しかしながら、訪問の時刻が3時に変更になったとかで、キャンセルしていたお昼ご飯を、再びわざわざ作って食べさせてもらったこと・・・。
などなど・・・。
< Sちゃんとの対話 >
Sちゃんのお部屋には、真新しいDVDのデッキがあった。デッキを元いた病院と交渉して取りもどそうなんて思っていたけれど、教会のMさんと買いにでかけたらしい。(な~~んだ。買ったんだ。)
3時まで、時間がたっぷりある。

今までSちゃんの生育歴や家族構成のようなことは聞いたことがなかったのだけれど少しづつ聞いた。Sちゃんはどうやら、お父さん、お母さん、お兄さん、お姉さん、そして自分の5人家族だったらしい。

末っ子の自分のことを、「 ぺけ 」という。つまりは障害を抱えて生まれたことをこのように表現しているのだろう。

母親は肺炎で早くに亡くなった。戦争のことはあまり記憶にない。
幼いころから施設に預けられた。時々父親は面会にきてくれたらしい。

「 お父さんは、兵隊さんだったの?」
「 わかんないけど、足が 半分ない。」( 傷痍軍人なのだろうか?)

16才のころ、施設を飛び出して、グレたのだという。
「 食べ物はどうしたの? 」 → どうやら外では炊き出しのようなことをやっていてそこで食べさせてもらったらしい。とても美味しかったのだという。
「 寝どこは どうしたの?」 
「 野宿 」
「 野宿~~? すごいね~Sちゃん。」
グレる ということがどういうことなのか?と尋ねると、ビールを飲むことなのだという。

話しているうちに、父親がまだ生きているということがわかった。この施設に来るときに、戸籍謄本かなにかを用意していてわかったのだそうだ。川崎の老人ホームにいるらしい。
BGMのせいなのか?「 この道 」「 やしの実 」
 
何だか、泣けた。
・・・三時近くになって
教会の方と、元の養護施設の先生がいらした。結局のところ、Sちゃんに会いたがっていたIちゃんは体調不良のため、来ることができなかった。これで4回没。ここは病院からはあまりに遠いのだ。

施設の先生はいつも明るくて、励まされる。あの日もわざわざいらしてくださったんだ。
お二人に、これまでの知っている限りの情報を、Sちゃんの機嫌をそこねないように気遣いながら話す。

ここでの生活のあり様。規則めいた事柄。只今の健康状態。などなど・・。

ここでは、上げ膳据え膳で何もしなくてよい。
トイレでおじさん二人と若い外国のお兄さん一人がお掃除をしていた。便器の中まできちんと磨く。おじさんは、御兄さんにおそらくお掃除の仕方を説明しているのだろう。

トイレも洗面台も洗濯機まわりも、いつもピカピカの状態。

お洗濯が好きなSちゃんは、ここでお洗濯をしたいのだろうな。と思った。しかしながら この施設では、禁止というわけではなさそうだけれど、やってほしくはない様子だ。

身の回りのことを尽くやってしまうとボケも進むのだろうな、とは思うけれど・・・。仕方がない。下手に汚されても困るのだと思う。

私たちは極力、この施設の方針に従うことにした。ここはホームであって、ワタシ達はたまに訪れる、お気楽で、身勝手な人々なのかも知れない。
>>> お買いもの
この日、お買いものの金額と買うものは決められていた。海苔佃煮を買ってもよいというのには驚いた。聞けば、ちゃんと少しづつ食べさせてくださるらしい。

スーパーで買い求めるのに、例によって、ダダコネ。これまでのめちゃくちゃなお買いものの仕方から一転。決められた金額に中にいれること、自分で申請したもののみのお買いもの。5点。

あっという間にお買いものは終了。それでも外に出ることは適度な刺激にはなるのだろう。
・・・帰り道・・・
予定時間を大幅にこえてしまい、食事もそこそこ状態であったのと、昨晩 ちょっと夜更かしをしたことがたたって、疲労困憊。

マンマミーヤに頼まれたゼラチンを探すも、勝手を知らないお店を点点とする。露地裏の安くておいしい野菜も買う気力が湧かない、中型人参6本 100円のみに限る。高級店内お安いお醤油、たぶん良い品、1000ml・198円なんだけれど、それを持って山を登る気力が湧かない。

5軒のお店を梯子して、へろへろになって、歩いていると、とうちゃんからメール。「 いつも通りです。」( は~~っ 夕食の材料も、献立も思いつかない。
( とりあえず、地元まで帰ろう。)

歩きながらマンマミーヤに電話。
「 ご飯だけでも炊いておいて。」
「 ねえちゃんが、カレー作ってたよ。」
( はあ~~っ 神の助け。あんがと。あんがと。・・・・。)

電車内、あの大切に持って行って持って帰った、Iちゃんのための”手づくりティッシュ4箱入りの袋をどこかに忘れていることに気付いた。が、戻って探す気力はとっくになくなっていた。( しかたない・・・。)

地元駅、いつもの半額セールのお肉やさんで、揚げ物の半額 売り切りをやっていた。
( らっらっらっ ラッキー。とんかつが2枚残っている。カツカレーにしよう!)
とうちゃんが、前々から食べたがっていた、カニクリームコロッケも同じく半額。
〆て、400円也、ありがたい。)

帰宅してみると、姉ちゃん(ジャパン)が作ってくれた、不思議な白和えもあった。(鶏肉と、きのこが入っているもの。)

家事分担のなごりか、姉妹二人が仲良く作ってくれた夕食がとても温かく感じられ、とうちゃんの「 お金を出すから、問題をおこさないでくれ。」的な発言も少しは理解できるような気がし、世の中で働きながら主婦をしている方々のご苦労も偲ばれ・・・皆様 本当に御苦労さまです。という殊勝なこころがけのワタクシになり・・・

食事をさせていただくや、バタン キューと倒れたあやかし@千行主婦でありました。
>写真は日々、増えていく、きりぼし大根。これが以外とおいしい。新旧とりまぜて煮ても、歯ごたえに違いがあっておいしい。









コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

降り注ぐ 光と愛は・・・

2009-02-08 07:52:37 | IN THE HOSPITAL
5日 Sちゃんの施設に出かけた。
I ちゃんと行く約束だったけれど、土壇場で駄目になった。ドタキャンになったのはこれで2回目。
I ちゃんは、先日心臓の検査をした。その結果待ちなので、Sちゃんの施設にいくことはやっぱりよした方がいい。という看護婦さんの判断だった。

「 あのね、やっぱり 行けなくなりました。・・・。」
そのことだけを伝えるために、病院から I ちゃんはバスを使わずに徒歩で待ち合わせの駅の改札口に来てくれた。

二人でマックに入る。。。

迷ったけれど、S ちゃんの施設に一人で出かけることにした。電車を乗り継ぐ。

今回は、S ちゃんに会う前に、施設の方にいろいろとお尋ねすることにした。そのとき、一番困るのがワタシが何者であるか?ということを説明しなくてはいけないということ。嘘はつかないのが信条。
友達 と言いたいところだけれど、その言葉はあまりプラス方向には働かない。
姫「そうですね、ボランティアみたいな感じですかね?」なんとなくファジーな感じで伝える。

Sちゃんは一体どこが悪くて手術をしたのかさえもワタシは知らないんだ。
看護婦さんははじめは訝しむような所もあったけれど、S ちゃんのこれまでの様々な経過を丁寧に教えてくれた。しかしながら、看護婦さん達自身もSちゃんの詳しい様子は、実はよくわかっていない。
Sちゃんはどうやら前の施設で手に負えなくて、こちらに回されたらしい。

ここにきてSちゃんが一番不満に感じていることは、お買いものに出かけ、好きなものを買えないことのようだ。以前も彼女の楽しみの一つはお買いものであったわけで、いつも両手にかかえきれないほどのお買いものをしていたのだ。

何を買うことができて何はいけないのか?何を食べることができて何は食べてはいけないのか?お小遣いはいくらになったのか?何もわからないまま、三人の別々の係の人に少しづつお尋ねする。こちらでは、係によって、各々の守備範囲が異なる。トータル的ではない。担当の人がいるわけでもない。皆が様子を知っているというわけではない。何より ここの施設自体まだ日が浅いのだ。

この日、お買いものに出かけて、洗剤とティッシュを買いたいと外出を楽しみにしていたSちゃんだったけれど、こちらではお洗濯はみな係の方がやってくれる。だから洗剤も必要ない。当然お金も不必要になるわけで、そのことを告げられるとSちゃんは怒ってお部屋に入ってしまった。
S「 ●●さん 帰って!」

怒ってしまうと手がつけられなくなる。これで二回目。前回は遠いあの日、あろうことか、面会にでかけた折、病院内で二人は大げんかをしたんだ。あとで婦長さんに謝ったら、「 自分だって、これが仕事でなければ、とっくに見捨てています。」という言葉に驚いたけれど・・・。

あの時、S ちゃんはワタシが先に、婦長さんに会ったことで、何か告げ口をされたと思って怒りだしたんだ。
今回も施設での決まり事をしっかり聞いておかなくては、御世話をしてくださるみなさんにご迷惑がかかる。そう思って先に密かにお聞きすることにしたんだ。

ここは施設だから、鉄格子も鍵もない、エレベーターも完備している。エレベーターのボタンが押せれば自由に施設内を移動もできる。お部屋は南に面しているからとっても明るい。空をながめることが出来るし、風も感じることができる。Sちゃんはやっと自由を手にしたんだ。

しかしながら、

それと同時に、不自由になったことがある。

年をとったものが、生活の拠点を点てんと変えるということは大変なことだと思う。相当にストレスもかかることだろう。新たな病気だって加わったわけだし・・・。
今まで与えられていた自由、例えば、自分のお洗濯ものを自分で洗う。おやつを自分の裁量で買って食べることができる。( 病院にいたときは、これが禍いして、頭にきたときは食事を食べないで、おかしを食べる。といったこともあったらしい。)

S「 お買いものできないんだったら、楽しくないから行かない。 帰って!。」・・・。
< お金では 買えないもの >
折角、こんな遠いところまでやってきた訳だし、このまま帰っては、次に面会にきたときまで、この「気」を引きずってしまう。あれこれ考えた。

姫「 そうだ、お花を植えようよ。こ~~んな小さな種を植えても、どんどん大きくなって、葉っぱが出て、お花さんが、『 おはよう!元気? 』って声をかけてくれるんだよ。落ち込んでるときだって、『 どうしたの?元気無いね。』って声かけてくれるんだよ。」

Sちゃんを励ます っていうこともあったけれど、自分が自分を励ましているような気持ちになった。( お花さんは、いつだって 応えてくれるよね。)
Sちゃん目を輝かして、『 ほんとう 』 
 『 ほんとうよ。』
何とか気持ちを切り替えて、外出することになった。近くの神社。Sちゃんはキリスト教者だけれどおかまいなくお賽銭なしで、柏手を打って祈る。元気になりますように・・・。
( いいんだ、元々は日本人なんだし、日本の神様拝んだくらいでキリストは怒らない。キリストはそんなこころの狭い人じゃあない。)
Sちゃんの歩行は以前のようではなくなった。困難というほどではないが、足が弱っているのがわかる。
この神社にくるのだって、聞けば車いすだったらしい。( けがをさせないように・・・。)慎重に歩を進める。
写真をとる。ピースをしてにっこりする。(よかった~。)
< 帰路 >
よかった、やっぱりこころは弾む。
今度は家族のために気持ちを切り替える。
いつもは出かけないお店にでかける。300円ちょっとのすずき発見。解体作業は自分でやってみよう。( よし!そのちゃん(=木馬のそのさん)するんだ!)

お店を梯子して、お買いもの。安かろう悪かろうに引っかからないようにね。
露地裏に、農家のおばちゃんたちが出しているお店がある。100円の小さなふさの束のブロッコリー。ちょっと高いけれど、新鮮でおいしいそうなトマト こちらは5個で500円。

すずきは、スライスにんにくを使ってバター風味でソテーした。とてもおいしいとの評判をとった。(だろ?)とうちゃんは、嫌いな魚だっただけれど二切れも食べた。にんにくを食べすぎ! と言ってマンマミーヤに怒られていた。

この日、体は大層疲れたし、神経も使って疲れたが、なんだか弾んだ自分がいた。

>写真はセザンヌの「 布の上のりんご 」
 光を表わすのに 赤と黄色を使う。そこに 空の青い色を使わなければ 自然のものは描けない。というような言葉がかいてあった。

絵のことはわからないけれど、花だって、動物だって、人間だって 空の青、山の緑、そしてそこに降り注ぐ光をみること、感じることがができなくなったら、こころは荒んでいくのだろうな、と思った。





コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする