<12日>
例のとうちゃんのりのりの、憧れのミーシャのライブがよこすか芸術劇場で行われた。
< すったもんだ >
この日のティケットを購入するのにも、実はすったもんだしたんだ。いつだったか?忘れてしまったのだけれど、とうちゃんが張り切って、ワタシとマンマミーヤを巻き込んで、TEL、TEL作戦を敢行した。
つまりは、自宅電話 + 携帯 3機でもって チケット争奪戦に参加したのだけれど・・・やっと繋がったと思いきや、(15分後)すでに完売状態。どうやら、ファンクラブの先行予約だの、劇場の先行予約だのの残りのチケットの争奪戦になるらしいんだ。( ここ あくまで らしいのお話 )
( え~~~っ そんな~~ ) と思ったけれど、
( まあ そういうこともあるんだな~ )と理解した。
( あっし=[姫」には 関わりあいのないことでありんす。)
むちゃくちゃ残念がったとうちゃんは、即座に、次の作戦にでた。つまりは、ライヴに行けなくなった人( ちょっと怪しいのも有るらしいけれど )のチケットをネットで探したわけ。
で、(そんなお値段支払ってまで いくんですか~~?)と呆れる値段のチケットをネットのオークションでゲットし、それから、指折り数えて、待に待った、その憧れの~ ミーシャの ライブであったわけです。
まあね、自分の楽しみなんぞ、全くといっていいほどなかった、企業戦士を勤めあげた30年間でありました。それくらいのお値段を支払ってもバチはあたりませんでしょう。
ところが、このティケット、ペアなんですよ。で、一体誰といくのか?という問題が浮上したわけです。
おんな三人、
( どうぞ、あなたさま。)
( いいえ、あなたさま、どうぞ。)
( まあ そんなことおっしゃらずに あなたさま、どうぞ )状態。
ミーシャのファンの方なら、「私 行かせていただきま~~す!」って言いたくなるような、信じられないような家族間の譲り合いの光景でしょうけれどね。
だけど、ミーシャ の名前と
”ユァ エブリ シーング ”しか 知らないんですよ。あなた様だったら いきます?
まあね、正直言えば、ワタシにだって25年間の長い、苦しい闘いがあったわけで、何でいまさら夫婦一緒にお出かけなのよ?っていう気持ちがある。
(ワタシの好きなミーシャならいざ知らず、アナタの好きなミーシャでしょ?)
各々が独立して、自分自身の余暇時間を楽しんだらいいんじゃない?って思うんだ。
≪ ある日の電車内・・・
おばさま三人がおしゃべり・・・。
「 さだまさしのコンサートに付き添いででかけたけど、そんなに好きじゃあないから、長くて、疲れたわ。」
歌舞伎の切符とるのに・・・。何じゃらかんじゃら・・・。
あの歌舞伎 は 何じゃら かんじゃら。 ≫
姫 ( ですよね。 よく知らない人のコンサートにでかけても、ね~。疲れるわよね。 その音楽が好きじゃなかったら、疲れ倍増だよね。)
< 当日、女三人の会議 >
( どうする? おとうさん張り切っているしね。)
( お食事 つき って言ってたよ。)
姫は、この日 いつもは入るパートが入っていなかった。但し昼に予定を入れていた。だって久々の平日のオフ。
・・・ 正直に話し合おう!・・・
@ 母
< 要点 >
1、さだまさしの例をあげ、もしも嫌いな音楽だったら嫌だし、この日予定を入れてしまった。つまりはWでお出かけは疲れる。連日の、仕事と勉強と家事もどきで疲れている。
2、おとうさんに(=とうちゃん)、三人のうち、誰でもいいけれど終了後、「 行くんじゃあなかった 」なんて言うことは言わないでほしい。と言われている。
もし、嫌いな音楽だったとしたら、姫は正直者だから、はっきり、( くるんじゃあなかった )と「 顔 」に表す恐れがあり!( そうだね、二人の娘 納得!)
3、以前、キャッツを観に出かけた折、それから、例の「おくりびと」を映画館で観た折、まわりの人との ”ノリ”の違い反応の違いを意識して、楽しめなかったので、一人 DVDとか観るほうが好き。
とうちゃんの歌が横から聞こえてきるのも嫌だし・・。変なノリの踊りとかを踊りそうだし・・・。
その点は、皆も納得だった。何の音?何の歌?っていうのが、時折、とうちゃんの部屋から聞こえてくるんだ。( そうだね )
@ ジャパン
一番、とうちゃんと相性のよい ジャパンがいいんじゃない?って言ったけど・・・。
彼女もミーシャのことをそれほど知らない。
ジ「 そうだな~ ネットやっている方がいいな。まあ 行ってもいいけど? 」
彼女は 只今、動画作成中。動画をやっている時は 他のことは目に入らない。
「 動画の会社に就職したらいいんじゃないの?」
@ マンマミーヤ
洋裁教室がこの日先生の都合でなくなったから、一番行きたそうではあったけれど・・・
マ「 おとうさん、おかあさんと行きたそうだったよ。それに前、おとうさんと二人で出かけたら、なんか気まずい感じだったしな・・・。」セブンティーン、父親とは微妙な関係のお年頃。
みんな同じ感じだよね、じゃあ くじ引きできめよう!うらみっこなしってことで・・・
+++ くじ引き( ご託宣 ) +++
「 ○ ・ × ・ × 」の書かれた くじを引く。皆で神様~って祈ってから 真面目な感じでくじ引き。
一斉に開く。
「 あれ~~っ おかあさんだ。」
マ「 やっぱりね。そんな気がしたんだ。」
姫( なんだか ワタシもそんな気がしたんだよね。大体いつも入る木曜日のパートがこの日だけはいらなかったんだもの。)
マ「 でももう一回 やってみようか? 」
ジ「 それじゃあ くじ引きの意味ないじゃん。」
姫「 まあ 試しに やってみようよ。」
二度目 ○ を引き当てたのは またまた 母(=姫)であった。
すごいね~ やっぱりこれって 当たるよね。
多分ですけど、われわれ三人は 霊感がそれなりにあるんじゃあないかな?神様が「 行ってらっしゃい。」っておっしゃるんですからね、行ってまいります。
では・・・。 つづく・・・。