地球へ ようこそ!

化石ブログ継続中。ハンドルネーム いろいろ。
あやかし(姫)@~。ほにゃらら・・・おばちゃん( 秘かに生息 )。  

病院にて・・・

2008-12-28 06:38:31 | IN THE HOSPITAL
26日 病院内
I ちゃんの面会にでかける。折角用意してもらった、テイッシュペーパーちょっとおだんご状態のものは( ホテル内清掃時廃棄するもの、無料、をわざわざ頂戴して用意していたが )は係の看護婦さんに却下された。

街でもらうポケッテイッシュを箱にきちんといれたものは、どさくさにまぎれて渡すことができた。
無料であることが大事なんだ。
ホテルのものは小出しに、もっと綺麗にコンパクトにしまって持参する必要があるだろう。
りんごのケーキは、とても喜んでもらえたが、昼食にかかるので、面会時間を考えなくてはならない。

I ちゃんはクリスマスのミサに出席しなかったらしい。こんなことを言ってはA先生に申しわけないが、いろいろな人々が集うには”癒し”が必要なのであって、お説教や聖書の解説が延々では行きたくなくなるのも無理はないと思う。( 他に理由があるけど、それはここには書けない。)

ただ、例え誰も教会に来なくても、そこにキリストがいると思ってミサを行うのだということを教えてくださったことに対してはとても感謝をしている。

たったひとりで闘うということは、とても孤独で、くじけそうになることだ。
自民党の渡辺さんだっけ?パーフォーマンスだっていう意見もあったけれど、一人立ち上がったあの姿にはちょっと感動した。
あの8月6日までの過程で、一人ではなにもできないんだということが身にしみてわかったから・・・。

まりこちゃんには、運よくお庭で出会うことができて面会も叶ったが、りんごのケーキの差し入れは昼食前なので控えた。まりこちゃんはもうすぐ施設にうつることになった。嬉しい。働くこともできて、少しお金もいただけるらしい。

よくはわからないけれど、およそ20年間、これをクリヤーすると道が開けていくんじゃあないかな?と思う。まりこちゃんの幸せなところはお姉さんが支えてくださっていること。社会的な保障に支えられていること。

まりこちゃんによれば、Sちゃんの病院での最後は相当ひどかったらしい。( 暴れた?)やっかいもの払い的な状況であったらしい。

あのような病状で転居させること事態、変だな?とは思っていたけれど・・・。
何の病気で手術したのかもわからないが、腎臓が悪いのは確かなようだ。術後の状況が悪ければ、いらいらもするだろうし、当たり散らしたくもなるだろう。

食べ物を制限されることもやむなし。金銭に関していえば、ちょっとめちゃくちゃな買い物の仕方であったと言えなくもない。

ただ、ラジカセだけは一緒に送ってほしかった。Sちゃんは音楽がとても好きなんだ。Iちゃんによれば、そのラジカセは患者さんたちがラジオ体操をするときに使っているということみたいだったけれど、もしそれが本当ならば、それは問題だと思う。

Sちゃん、I ちゃん、 まりこちゃんの言うことの何を聞き、何を聞き流し、どのように病院内で、どの看護婦さんを通してアクセスするのかが問題。

いずれにせよ、3人のうち2人が病院をでることになったことで余計な気づかいをしなくて済むことがうれしい。

I ちゃんも いずれこの病院をさることができる日がくるに違いない。I ちゃんは病人とは思えない。ただ お金がないだけだ。家の地場が悪いようにも思うけれど・・。そこは全くと言っていいほどわからない。

I ちゃんの病棟の婦長さんは、キリスト者のような暖かい人だ。信じて待つ。このことが今、一番大事なこと。

課題・・・何とか ラジカセを返却していただきたい。その前にSちゃんのお部屋に何があるのかをきちんと調べる。持ち込めるものは何なのか?以前病院内で大音量でかけて迷惑をかけた前例があるから、そこは話を聞かなくてはわからない。

ホームには ホームのルールが存在すると思う。




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クリスマスの哀しみ

2008-12-24 23:49:09 | IN THE HOSPITAL
イブの日、Sちゃんが入居した特別介護老人施設に出かけた。電車を乗り継いで、およそ1時間20分ほどかかって、○塚の駅に着いた。ホームは消防署の近くだというから、駅の地図で消防署を探す。(こっちだな。)

いつも人様に尋ねて目的地に辿りつくワタシだから、方向としては間違っていないとは思ったけれど、ちょっと自信がない。近くの銀行に入って、尋ねる・・・

三人の係の女性たちは、この辺りにあるはずの消防署がわからないらしい。
姫「 ああ、じゃあ、いいですから、他の所で聞いてみますから・・・。」

出口のところで、近所の主婦らしき人に聞く。
主「 この道でいいですけれど、遠いですよ。これこれしかじか・・・。」
姫「 どうも ありがとう ございました。」

( Sちゃん、駅からすぐだって言ったのに・・・。)
( まてよ、まさか ●塚駅の間違いじゃあないだろうな。病院からだったら 余程そっちの駅の方が近いしな。)
( 違ったら どうするよ。無駄あしどころの騒ぎじゃあないよ・・・。
しかし、まあね、2005年のあの日に至るまでの歩みを考えれば、こんなの、なんてことないわね。)

 無駄なことなんて 何一つない。それは あるひと時のための、小さな小さな一歩づつなんだ。今はそう思えるワタシになった。
 
 自分を励ましながら、歩く。交通整理をしているおじさんに聞く。「 ああ、それなら・・・。」
( よかった、やっぱりここでよかったんだ。)
 歩く。尋ねる。自転車やさん。
 わからず。尋ねる。?やさん。
「 恐れ入りますが・・・。」
「 あ~ それなら、あそこの6階建ての建物です。」

( え~すごい。きれいな マンションじゃない。)

わからないわけだ。建物には別の名前が書いてある。要するに、カンバンを書き換えるお金がないのだろうと思われる。
入口、オートロックだ。飛び出したり、徘徊したりする人がいるのかも知れない。

また 「 病院の方ですか?教会の方ですか?施設の方ですか?」と聞かれると思い答えを用意して身構えていたけれど・・。

 まったくのフリーパス。静かな空間。ここは病院じゃあない。
偶然にもSちゃんがいた。「 ○● さ~~~ん。」Sちゃん 走ってくる。

 ちょっと会わないうちに、病状は重くなっていた。顔がむくんで、瞼が腫れて別人のようだった。薬が合わなかったということのようだったけれど、どこまで彼女の話を信じていいのかは全くわからない。

足は硬く腫れていた。よくはわからないけれど、多分体液が流れるリンパ線が機能していないのだろうと思う。癌になったワタシの父も母もそうだった。

Sちゃんは病気のデパートって言うくらい病気を抱えているから、何をどのように判断してよいのかがわからない。

きれいなエレベーターに乗って4階に上がる。いちいちの解錠もない。鉄格子もない、ここは本当に自由な空間なんだ。この日をどんなにか待ちわびたことだろう。ワタシは嬉しかった。

お部屋は6畳一間位。テレビもエアコンも付いている。テレビはここにきてSちゃんが買い求めたらしい。一緒にお洗濯ものを片付けて、お散歩に出かけることにした。

お散歩といっても、すぐ近くのスーパーに出かけただけだけれど・・・。係の人が丁度席を外していたから何を食べてはいけないのか?何は食べてもいいのか?がわからなかった。

ケーキが食べたいということだったから、一番小さなケーキを買って、スーパーのすみにあるベンチに座って食べる。店内クリスマスソングが流れる。一緒に歌う。

「 お菓子がほしい。」というSちゃんに、迷ったけれど、買ってあげることにした。コーヒー味のマーブルチョコ。「 これ 買うの?あんまり体によくないと思うよ。」「 これはどう?」赤ちゃん用のカルシウム入りの卵ボーロをすすめる。

ご飯にかけるふりかけが欲しいという。小さなパックのものを買う。これなら無駄にならない。塩分を控えなくてはいけないらしいことは聞いていたから、はたしてこれを食べることは可能かどうかはわからなかったけれども・・。

レジでお金を支払っているとき、Sちゃんの姿がみえなくなった。慌てて探したら、いた~~。ホッとする。初日から迷子にさせたとあっては申しひらきができない。
そこまでは・・・何てことなかった・・・
ホームにもどり、綺麗なエレベーターに乗り、お部屋に入り、Sちゃんのコートをハンガーにかけようとして ギョッとした。ポケットに何か入っていた。
丸いお汁粉2こ、ふりかけ 大 一袋。
姫「 どうして・・・・」
S「 だって ほしかったんだもん。」
++++  ++++
自分が小学生だったころのことを思いだした。おうちは貧しかった。でもおかしが食べたかった。母のお財布からお金を盗んで買い食いをした。結構知能犯で隣のおばさんのおうちで買ったものを食べ証拠は隠滅した。いつもこころは怯えていた。
それでも食べたかった。

そのことが良いことか悪いことか位は子供ごころに十分にわかっていた。ワタシは何が欲しかったのだろう?おかしが食べたかったのも事実、その通りだと思う。

だけど、もっとほしかったものがあったのだと思う。母に認めてもらいたい自分、父に褒めてもらいたい自分。姉さんはいつもいい子で、ワタシは悪い子だった。
++++  ++++
病院でのSちゃんは、病棟は違ってもIちゃんといつも一緒だったから寂しくなかったんだと思う。病院をでて自由になったけれど、失ったものも大きいのかもしれない。
老いていくこと、病気をえていくこと、友達と別れていくこと、お金がなくなること・・・。

何だか 自分がいつも主張していることなんて、吹っ飛んで行ってしまう位哀しくなった。
このホームの老人たちは、全員身よりのない人たちらしい。だけど、働き口がなくて路頭に迷っている人たちに比べたらきっと幸せなんだろうと思う。
そしてワタシは、たくさん持っている幸せにまた気づかされ反省をするんだ。

今日はクリスマス Iちゃんのいる病院にでかけよう。

 
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花やの店先にならんだ~ ♪

2008-12-04 23:07:59 | IN THE HOSPITAL
こんばんは~皆様 ようお越し。

昨日は朝から サンドイッチ作り。夏くらいにまりこちゃんと約束していたサンドイッチの出番がやっときたんだ。

Sちゃん、Iちゃん、まりこちゃんとお買いものの予定だった。待ち合わせ場所は いつもの花やの前。ところが待てど暮らせど3人が来ない。

おかしいな~???

しびれをきらして、病院に電話する。病棟につないでいただくまでには、慎重なことば選びをしなくてはならない。ここでは、当然のことながら家族以外の人間には電話は取りつがないのだ。

看護婦さんたちが相当入れ替わった。婦長さんもひょっとしたらかわったのだろうか?

院内、新しくきた看護婦さんにSちゃんがどうもワタシのことをうまく伝えられなかったらしい。で喧嘩となり、個室(隔離という言い方をする)にはいったらしい。こうなると厄介なんだ。それがつい先頃のこと。

今日の約束が(意外に早くとりつけられたのだな~)、と不思議には思っていたのだけれど・・・

人様に自分のことを信じてもらうということは大変に難しいことだけど、このような病院においてはそのことは何倍も難しいことになるんだ。

”嘘はつかない。”というのがワタシの信条であるから、言葉を選んでアプローチをする。だけどSちゃんにそれを要求するのは酷だ。

結論から言えば、お買いものはお流れ。そのような予定になっていないということだった。耳を疑った。相当な量のサンドイッチを抱え、向う病院。

それでも看護婦さんの計らいで、5分ばかり面会ができた。サンドイッチをおやつがわりにさしいれようか?と思ったが、ダメだった。

まだ、全粥だというんだ。「え~~?」話が違うじゃん。こないだ会った時には元気そうにしていたから、普通に食事はできると思っていたのに・・・。

何をどのように理解していいのか、わからぬまま・・・。
ぼーぜん。あやかし@シンデレラ・・・つまりは昼食の時間になった。

三人の病棟はみな違うので、結局、誰にも届けることなくサンドイッチはお持ち帰り状態。

朝早くから、まりこちゃんの喜ぶ顔を思い浮かべながら作ったので、なんだか余計に疲れが増した。は~~っ。

近所に住んでいる家具職人のうしお様にお願いして、相当量のサンドイッチを食べてもらうことにする。

うしお様は、バイトを決めていた。ステーキやさんで働くことにしたらしい。独立にむけて頑張ることにしたらしい。不況の中、何とか乗り越えられることを祈るのみ。

東京の大田区の鉄鋼関連の中小企業がこのところの不況のあおりを受けて廃業が増えているらしい。職人の技が受け継がれることなく、消えていくのが残念でならない。

しかし、生きるためにはお金がいる。「 志 」だけでは食べていくことはできない。でもどれだけのお金があれば”生きることができる”といえるのかがわからない。

>姫、本日は一日中 占いの勉強で疲れた。
>ジャパンは早朝のバイトにはいることになったから、朝一食事をつくることになった。
>マンマミーヤは、洋裁教室に出かけてごきげん。夢を膨らませる。
>このところ、とうちゃんはテレビを見ながら歌を歌うことが多い。芸能ニュースや女優さんの名前はとうちゃんの方がよく知っている。

昨日だか銀座の母がテレビに出ていた。意見の一致もあった。親の因果が・・・ということはありうることだと思う。だけど、たとえ子供にとってありがたくない因果だったとしても、それを越える内なる力ってみんな持っているんだと思う。どっちを向いて生きるかの問題だと思う。

いい知恵だと思うんだけどな~。だけど、それを伝えようとすると、いのちがいくつあっても足りないような気がする。
>思うところあって三浦のマラソンにでることにした。何キロ走るかはまだ決めていない。多分 豆ふりをして決めると思う。




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どんな ホームをめざしたいのか?

2008-06-29 09:15:17 | IN THE HOSPITAL
土曜日 病院の Sちゃん、Iちゃん、そして まりこちゃんと町に出かけた。日用品を購入するのが大きな目的。

お買い物の付き添いは、まあ言ってみればボランティア活動みたいなものだけれど、正直申せば、Sちゃんはワタシにとっては、地獄で会った仏のようなところがあるから骨を拾うことはできないにしても、この先もそれに近いことはしたいと思っているんだ。

まあそのことに関して、家族や田舎の姉さんからいろいろ言われたけれど、どこか「わかってたまるか!」みたいな想いがワタシにはある。

だからこの日も家族に後ろ指さされないように、ちゃんとお洗濯をして、家族分のおにぎりやおかずも作って出かけたんだ。

連日のブート・キャンプのせいだか、足にコップを落っことしたせいだか、マンマミーヤに足の裏をふんでもらったせいだか?わからないけれど左足が痛くて荷物を持って歩くのは、時間的にも肉体的にもちょっと無理だったので、とうちゃんにお願いして車をだしてもらった。
> 病院・・・
経営者が変わったためか、規則が緩やかになった。顔パスではないけれど、院内にはスムーズに入れるようになった。

Iちゃんの病棟に行き、それからSちゃんとまりこちゃん(=あだな)の病棟へ行く。Sちゃんはずいぶんな金額のお金を看護師さんから受け取った。みなし子ハッチちゃんだし、天涯孤独だから国か市の補助金がでている筈だ。同じくまりこちゃんも「 福祉 」という呼び名の支給を受けている。
>デパ地下内・・・
運よく デパ地下通路にある四人がけテーブルが空いた。早速座ってお食事をする。食事の前にキリスト者である Sちゃんに食事の前のお祈りをしてもらう。

紋切り型のお祈りかと思ったら、ワタシへのねぎらいと感謝の言葉、それから火曜日に目の手術をなさる教会のA先生への祈り。よどみなく、穏やかにその口からごくごく自然に流れでる言葉にワタシは甚く感動した。

ワタシは子供たちにこのような、人として一番大切な躾をしてきただろうか?受験勉強よりもっと先にやるべきことがあった筈だと反省をした。
>お買い物・・・
Sちゃんが行きたいと言った 100円ショップはありがたいことに駅前にオープンしていた。Sちゃんとまりこちゃんは沢山お菓子を買う。院内で生活必需品を買うとべらぼうに高いんだ。ワタシはむしろその逆にすべきなんじゃあないかな?と思う。

Iちゃんはというと・・殆どお買い物はしない。お金がないんだ。年老いた年金暮らしのおかあさまと妹さんの稼ぎで入院費を捻出しているから、自分のお小遣いなどないに等しいのだろうと思う。

沢山の日用品を買っている二人を見ながら、Iちゃんは一体どんな気持ちなのだろうか?本当にお買い物に来たいのだろうか?いつも複雑な気持ちになる。
>帰宅・・・
昨日あまり寝ていなかったせいか、気を使ったせいかはわからないけれど、3人を見送ったあと非常に疲れを感じて足も痛かったから
とうちゃん宛に「 お迎えは?ありですか~?」のメールを時間をあけて2回打った。けど・・・。

返事なく、仕方なく 山道を歩いて上る決心をしてとぼとぼ1/2のスピードでびっこをひきながら歩いて帰る。

とうちゃんは携帯 不携帯。マンマミーヤ経由の母あてメールは間違えてとうちゃんあてに送っていて、結局のところ、母 車で拾ってもらえず。

テーブルの上 食い散らかした朝のハートこめこめくらぶのお弁当ありき。

これって本当にありがたい。って思っているんですか~~?

食い散らかされたおにぎりを食す、母。( やっぱりおいしいわ。)

殿とマンマミーヤ、夏休みの小旅行の計画をたてている。そりゃあね、今までまともな家族旅行なんて殆どやってこなかったし、私だって楽しみっちゃあ楽しみ。

だけどその計画たてる前に、やるべき必要最低限の勉強があるんじゃあないんですか~~?(→ こないだの通信教育をこ馬鹿にした態度も気にいらない。)
「 殿、ビシッと言ってやってください。母親のいうことなんか聞きません。」
 マンマミーヤと喧嘩
   とうちゃんと 言い争い
     カラオケ帰りのジャパンに 訴え

ジャパン「 タクシー代 くらい出してあげるから乗ってかえんなよ。」って言ったけれど、そういう問題じゃあないんです。

ジャパン「 夕食作らないで お父さんにお弁当買ってもらえばいいじゃない。」)(→ 母のふところは痛まないのだから。つまりうちは独立採算制をとっている) そういう問題でもないんです。

>殿 マンマミーヤは「 お母さんに学費はらってもらっているわけじゃあない」などとうそぶいておりました。
 
 ご飯を食べさせていただいている。
 勉強をさせていただいている。
 感謝の気持ちもなく暮らすのはまちがっていると思います。

 こころではそんな風に思っていないだろうことも理解?できます。苦しい立場にあるだろうこともそれなりに理解できます。

しかしながらやはり「そうではない。」ということをしっかり言ってあげるのが本当の教育なんじゃあないですか?

 本日 どうぞご指導ください。
 ワタクシは どうも言葉が巧みではありませんので( 単に 短気なだけ )
 どうぞ 殿のほうからご注意ください。
 
ワタクシ 遠慮なく 殿よりお約束いただきましたナイトの休日いただきます。

>写真はワタクシの下駄。

1、殿に下駄をあずける。という意味。

2、この夏きっちり浴衣をきることが目標。子供たちにきちんと和の着物をきることができるように指導したい。「ファッションを志す」というならば、まずは「温故知新」、和のこころを理解してから、目指していただきたい。と思う。





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大切なものは いつも近くにある・・・ ♪

2008-02-09 09:56:43 | IN THE HOSPITAL
本当に久々のお出かけだったんだ。このところ、マンマミーヤのことでいろいろと大変だったから、力入れてお弁当を作ろうと思ったけれど結局のところお弁当は、Iちゃんの大好きなおにぎりとウインナー、昨晩の筑前煮の残りのみとなってしまった。

花屋さんの前が待ち合わせ場所。(あれからもう3年が経ったんだ。時のたつのは早いな。)

時間には正確な二人なのに、この日に限って20分たってもやってこない。私はマンマミーヤのことで急遽都内まででかける予定になっていたから、時計をみながらちょっとあせっていた。

やっと会えたと思ったら、Sちゃんと、初めて会うまりこちゃん(=仮名)だった。
姫「 Iちゃんは?」
S「 ●●さん探しに行った。」
姫「 えっ?なんで? 花やさんの前って言ったでしょ? 私ずっとここにいたし。」

ま「あっちに探しにいった。」っていうから、まりこちゃんが指差す方へ、ありえない方角だとは思ったけれど、ひたすらIちゃんさがして走った。(やっぱり、どう考えたって、こっちなわけないよな)

Iちゃんは慣れた場所だったら一人でも行動できるから、お金さえあれば何とかなる。

一番問題なのは下手に病院に電話できないこと、つまり遅刻をして帰宅させたら、次の外出の許可がおりなくなるのに、病気にさせたとか怪我をさせたとか、いわんや迷子にさせたとあってはこの次の外出はみとめられなくなる。どうしよう。

突然ついてきた、まりこちゃんがいなければIちゃんがSちゃんと離れて行動することはありえないから、私はまりこちゃんに対してちょっと否定的な感情がわくのを抑えられなかった。

外は寒いし移動,他に方法が思いつかなかった。風邪ひかせてもいけないし、一つ一つお買い物をすませることにする。まず、ヨドバシ。SちゃんのCDプレーヤーが壊れたらしい。(何で1年ももたないようなCDプレーヤー作るんだ!)と八つ当たりの感情までわく。

(ヨドバシ 順番待ちの間)
Sちゃんに告げる、っていうかちょっと説教調だったかも。
姫「約束した場所にいなくちゃあだめだよ。絶対動いちゃあダメ。会えなくなるでしょ。」

隣でそれを聞いていた、まりこちゃんが遠慮がちに小指を私にさし出す。(そっか 約束だね。わかった。)まりこちゃんと指きりげんまんをする。
ちょっとこころが痛んだ。ごめんね。

待ちの間、公衆電話で自分の本日の予定変更をお願いする。

その後移動・・・日用品のお買い物。Fスーパー。この階なら大丈夫だな。二人を置いてIちゃんを探しにでかける。

(やっぱり病院に電話しよう!)こんな寒い中探していたらかわいそうだし身の安全確保が一番大切。
直通の電話はない、病棟にまわしていただいてIちゃんがすでに病院にもどっているのがわかる。一安心するも、おにぎり楽しみにしていてくれただろうに・・・と思うと残念だ。それに昼食は用意されていないないはずだ。

何とか買い物をすませ、三人でお弁当タイム。

聞いていいのかどうかわからなかったけれど、まりこちゃんに聞いた。

年齢、病名、両親、兄弟の有無・・・。ぼちぼちね。体は大きいんだけれど、実に実にか細い声だから何を言っているのかよく聞き取れない。こういう時、Sちゃんが通訳をしてくれるんだ。

。。。そういえば、金ちゃんもそうだったな~。Mちゃんはもったりもったり喋る感じだったから、何を言っているのか私にはよく聞き取れなかったんだけれど、金ちゃんは1●年間見ず知らずのMちゃんの面会に通ってあげてたから通訳ができたんだ。。。
まりこちゃんのこと・・・
まりこちゃんは3●歳、19歳から病院に入っているらしい。病名はいろいろあるみたいだけれど、一つは癲癇、極度に緊張しているらしくて(私のせい?)おにぎりを持つ両手が震えている。幻聴、幻覚もあるらしい。

もう20年近くの病院生活なんだ。ご両親はすでに他界、それぞれ50代、60代に亡くなられた。お兄さんとお姉さんがいるらしい。

ご両親は北海道の稚内・礼文のご出身。(寒いところから出てきたんだね。)

Sちゃんが「いらない。」って言った筑前煮を勧める。
まりこちゃんはそれをおいしそうに食べながら、「 おかあさん。」って言って
とっても遠慮がちに私の手首の丸い骨のところに一指し指でそっと触れた。

「まりこちゃんも今度から一緒にお買い物したりお弁当食べたりしようね。」
そう言って、私はそっと手を握った。

世の中で言われているような同情じゃあないんだよね。
同情ってね 同じ 情けって書くでしょ。

「ひとりぼっち」っていう想い、誰にも信じてもらえなかったという想いが、私に「大切なものは何か?」ってことをいつも思わせてくれるんだ。

長い長い拘束のとき、沢山の病気を抱えているという事実、どれ一つをとっても 只今の自分が越えられることではない。私は病院にいる自由を奪われた人々がとてつもなく偉い人々に思えることがあるんだ。

>写真 お題 「 節分 の 祝い 」






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『気』 のかわる時・・・

2008-02-08 21:09:52 | IN THE HOSPITAL
よこはま ナイト!便にようこそ!

本日横浜市内~ 東京都内~ 横浜市内 自分の中じゃあありえないほどの移動距離、しかもRUNつき(あちこち)

つまりは SちゃんとIちゃんとお買い物予定だったんだけれど、そこに予定外のまりこちゃん(=仮名)が突然現れ、Iちゃんとははぐれるし、どうやって探せばいいのか 誰の言葉を信じればいいのか、とうとう広告配っているその辺のお兄さんにまでお願いしてIちゃんを探す。

やっぱり 病院まで迎えに行けばよかったと後悔するも・・・時すでに遅し。

こういう時って全くって言っていいほど頭働かないのよね。(普段 アイディア マンとか言って、えっらそうにしてるけれど)

詳しいお話は 明日にでも。

駅近辺とか デパートの中とか 路上とか走りまくり。(マラソン 練習しててよかった)

電車内 爆睡。「あんぐりこ」 とお口をあけて寝ていたワタクシがいた。
( 「よ●レは たらしてませんぜ、ダンナ!」とおよそ、2名さまにわかる台詞)
嫁のもらい手ないわね。( もう 必要ないけど・・・。)

ともあれ 一段落。

さあ ここからが正念場だな。「 しゃ!」

疲れた~~ もう寝ようっと。     

>写真は 仮のお宿のお花( お正月前に生けた、例によってお勝手流)
信じられないことにまだこの花たちの殆どが生きている。 

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OUT   OF   THE   HOSPITAL   &   ・・・

2007-09-23 07:05:49 | IN THE HOSPITAL
2007.9.22

夕べ 仕事明け ちょこっと作業。若干の睡眠後、お弁当作り。寝坊をしてしまったから、たいしたことはできなかったけれど。今日は嬉しい YOKOHAMA MUSIC PARADISE (=勝手に命名)の日。

SちゃんとIちゃんと一緒にお出かけ。会場には ストリートで音楽活動をしている若者達が集合している。Police Menさまに注意を受けることもなく堂々とマイクつきで しかも ただで 音楽を聴ける空間。(そこのけそこのけ おんまが通るって言う場所。)

私たちにとっては本当にありがたい空間なんだ。雨にもふられないしね。病院の昼食をキャンセルすれば交通費の7~8割方は出る。

Sちゃんは何を勘違いしたんだか約束の時間を間違えていた。電話連絡というのはなかなか難しい。

病棟内 誓約書のようなものを書かされる。初めてのことだ。

責任の所在を明確にするため、何かあったときに私が責任を取るということなんだろうけど。こういうのってうちのとうちゃんは多分だけど嫌いだと思う。

まあ普通に考えてその通りだわよね。究極の問題として、みなしごハッチちゃんの骨ひろえますか?なんて聞かれたら NON ですもんね。そんなことはわかりすぎるくらいわかってますけどね。

でもいちいちそんなこと考えていたら 何にも行動できなくなるんですよ。

だから「 いっちゃえ~~!!」って感じで行動に移すことあり!なんです。

このところ 自分自身もそうなんだけれど、恨み言いわないようにしよう、後悔しないようにしようということを目標に毎日すごしているんです。

とりあえず ただ今元気なんでこういうこといえるんだけど、ぐちぐち言いながら暮らすよりこの日 この時をキラキラ輝かせるために ちょこっとづつ苦労をしょって ぱっと はじける!!っていうのかな?そんな感じで毎日過ごしたいんですよ。

じゃあどんな時 輝けるの?って聞かれればそれは 『 思い出 作り 』ってことだな。大変だけど ちょこっと苦労を背負うと思いがけない 幸せがやってくるんだな、これが・・・。

今日(22日)は 素敵なお歌が やってきた。歌の神様たちの意図したことかどうかは図りかねたけれど???まあ どちらでもいいのだけれど・・・この歌は つぼだな。いけませんや すぐに目から汗が・・・。

何だか最近歳とったせいか涙もろくなってね~。私の場合 特にお歌に反応するんだな。

会場内 懐かしい歌も 蘇る。

ビージーズの 「 Teach Your Children 」
 
映画 「 小さな 恋のメロディー 」の 中で流れた曲。

このところTVなんかでも 昔の懐かしい曲が流れる。スタイリステックスとか、あとなんだっけな?ちょっと忘れた。

最近やっと紆余曲折をへて やっとジュディー・コリンズの 「 青春の光と影 」という曲をゲットした。こんなところに入っていたの?っていうCD。
「 こころできく 歌 」(カタカナ表記かも?) それなら もっと前に紹介?してもらっていたのに・・・。このCD 大好きな ジェームス・ブラントの曲も入っていた。

ジョニー・ミッチェルと 間違えていたのよね。昔のテープのMCが。

いつか作りたいCD (って言っても 素人芸ですけどね)ギター入り、
「 青春の光と影 」 まあ 宣言するのって 自由なんで・・・。

但し パートの関係で右手の爪ちゃんと切りまして、左手のギターのたこさまもすっかりなくなりまして、ギターはケースにはいりまして、いつのことやら状態なんですけどね。

まあ CD制作がうまくいかなくても、最低 指先動かせば多分ですけどぼけ防止にはなりますよね。がんばろっと。

++++++++++    +++++++

 この日 とうちゃん 家庭内奮戦、虫退治。なんと動かなくなった精米機に残されし米ぬかに蛾が卵を産みつけ、このところの異常気象に反応したんだか何だか?沢山のむしむしむし 幼虫うようよ状態になり 娘達は死にそうな位こわがり 一人闘ったご様子。

「 やっだ~ とうちゃん やればできるじゃん。 あんがとね!姫は~(=こういう時だけ 姫になるんでがんす。)嬉しいよ~~ん。」ほんにご苦労さんどしたな~。

 ワタクシ 昨晩 ジャパンとマンマミーヤのマッサージ師に変身し、家族の機嫌とりをする。本日(23日)ジャパンのお友達 遊びにやってくる。

今から お掃除! いくわよ~~~!!!

あんさんも おきばりやす!

>写真は 星座板 マンマミーヤの受験の時 買い求めたんだけど今だに見かたがよくわかっていない。これから 星がきれいに見える季節がやってくる。さそり座のアンタレスは(だっけ?)本当に赤いんだろか?

注)英語のスペルとか間違っていたら勝手に直してよんでくれろ~~~。ワタクシ面倒くさがりなんですわ。





 


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YOKOHAMA  HAPPY 空間 

2007-06-23 23:18:50 | IN THE HOSPITAL
まいど~
ようこそ わが planetへ・・・

本日の姫は と言いますと・・・。

病院のSちゃん と Iちゃんと共に・・・お歌の会に行ってきました。

実はこの日をず~~っと 待ちわびていたんです。Sちゃの体調が一番問題かな?

 早朝 お弁当を作る。マンマミーヤと 三人のお弁当。
 8時前 うどんやさん 立ち上げに入る。この日は前々から店長さんにオヤスミをもらっていたのだけれど、なにせ人材がいないらしく 朝の2時間だけでも。ってことで出勤。走り帰宅。準備。向かう 病院。

院内 様子が思いっきり変り 今までのようにフリー・パスではなくなった。
「福祉の方ですか?」
「教会の方ですか?」 
などなど・・・大変なんですよ。アクセスするのが・・・。

 二人の病棟がばらばらになってしまったしね。二箇所に出向かなければならないし、病院の経営者が変ったらしく看護婦さんもしらない人が結構いるんだ。皆外部の人には神経を使うんだ。当然なんだけれど・・・。

今度 教会のA先生に何か一筆したためてもらおうかな?などど考える。

以前は 三人で近くの駅前のお花やさんで待ち合わせができたのに・・・。

今回は 病院までしっかりお迎えに行かなければならなくなった。当然使う タクシー。バスはだめなんだ。安全性と時間を考えると無理。

タクシー代をわたしが支払うことは別に問題ないのだけれど・・・Iちゃんがすごく気にするんですよ。病気の原因の一つが お金にもかかわっているみたいなんで極力お金を使わない方向でいかなければならないわけです。

同じく Sちゃんだって今までのようにお金使えないんで。今どこも病院や福祉関係ってお金厳しいからね・・。

Sちゃんの体力も衰えてきたしなあ~ 一体いつまで外出できるのだろう?
Sちゃんは 2年以内に病院を出なくてはいけないらしい。よくはわからないけれど???

いずれにせよ 二人が喜んでくれたことが何より嬉しい。幸せな気持ちで・・・
本日 おやすみなさ~~い!  

>写真は 父の日に食べたケーキ。プリンの好きなとうちゃんには ぴったりはまった一品。ガトー 何とかって言うケーキ。1050円なり!メープルのシロップをかけて食べる。

>ふりかけ屋さ~~~~ん なんとも かとも???ちょこっと  ちょこっと お時間をば・・・おばはんに  
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病院  経由  自宅   

2007-05-11 16:57:57 | IN THE HOSPITAL
久々 出かけた病院。
Iちゃん、Sちゃん たまたまお外でひなたぼっこ。 

Sちゃん 私をみつけると涙ぐむ。最近病棟を変わってIちゃんと別れ一人ぼっちになったらしい。

以前からそうなのだけれど、ご飯をあまり食べていないらしい。

「一緒におでかけするのに体力をつけなくちゃあだめだからね!しっかり食べてね。」と言う。一体何歳になったのかな?

時間になり Sちゃん病棟にもどる。

Iちゃんと話す。Sちゃんの様子を聞く。
「また一緒におでかけしようね!お弁当もって。」
Iちゃん目を輝かせる。

誰かが自分を必要としてくれている。ということは本当に嬉しいことなんだ。

綿密な計画を立てなくてはいけない。HAPPY PARADISEを作るんだ!

待っていてね!

金ちゃんを見舞おうとして、受付に行った。

「●●さんは・・・?」
「もう 退院されましたよ。」 (そっか~ よかった~~。)

「何時ごろですか?」

「 ご家族の方以外には・・・。」 ( そうだった。忘れていた。)
ここはそういうところなんだ。

でも よかった。本当によかった。

「金ちゃ~~~ん もう 机上のお金もうけなんてしないでね~~。娘さんや息子さんのために・・・。なんちゅう気持ちわからなくもないけれど自分の健康が一番だよ~~。」

>> 世間にあっても、人様に信じてもらうということは大層難しいことなんだ。
院内 しばらく行かないうちにFREE PASSは無くなりそうな印象だ。

「 教会の方ですか?」 
「 いいえ 違います。」
「 友達です。」 
 先日TELしたときもそうだったな~~。

 信用とか 信頼とか いうもの は一つ一つ積み上げていくものだ。

少なくとも 自分自身が自分自身を信じることはとても大切なことだと思う。

>>>>>>>>>>>  >>>>>>>>>>>>

うどんや・・・

立ち上げも レジも オーダーとりも他の方々とは比べ物にならないような 状態だけれど 何とかこなせるようになったと思う。

と・・・。

次は なんていう名前だっけ? 「デ?ショップ?」 裏方でレンゲだの小鉢だのうどんのトッピングだのやるお仕事、これがまわってきた。

ご ご勘弁を~~! 

ここで働いているご婦人方がみ~~んな天才に見えてくる今日この頃・・・。

姫「すみません、か 代わってください!」 居並ぶうどんたち。ドンドン。 懇願!!!

(うどんが のびるよ~~)むちゃくちゃなセッティング ありえないな~。あきれる先輩。

へろへろ・・・。

でもね、でもね、本当に働けることって嬉しいことなんだ。いっこいっこ挑戦していくよ~~。

お客さんで お子様うどんを注文しようかな?なんていうおじさまがいらした。なんでも胃の手術をしたらしい。にこにこ話かけてくださる。
(こういう方って語りたいんだよね)
(お肉は例え小さなハンバーグといえども食べないほうがいいだろうな~~。お肉を食べてもいいらしいけど・・・。)

「子供のおもちゃがついてきますけれど・・・。」(お金無駄だと思うんだよね)

以前 わけわからんおじ様に怒鳴られたかきたまうどんをお薦めする。

同じくレジにて・・・

姫 ●眼鏡をかけながらレジ打ち・・・

かきたまおじさまお会計・・・「 めがね かけるんですね~。」 (はあ~ そうなんです。いちいち大変なんだわ。めがね。)

お「イギリスでは・・暗いところで・・・ どうのこうの??」(並ぶ人々&忙しく動きまわる仲間達に気もそぞろ~~)

おじさまやさしいまなざしで語る。いえね、注文とるときからいい感じのおじさまでした。多分企業戦士 団塊世代より上、ご苦労様でした。胃はなにげに再生すると思います。頑張ってください!

>マネキンやっていた時のことを思い出した。

確か青森出身のおじさん、延々戦争のお話、
大変どしたな~~。がんばりましたな~~。確か お話10分間くらい・・・。

こういう方々を本当は振り切ってお仕事邁進しなくちゃあいけないのはわかるんだけれど、仕事でくのぼう扱いされてもいいからちょこっと 笑顔で応対したい私がいるんです。

あら もうこんな時間だ!けえるぜ(=帰りますわ)

明日は 気合いいれて働く 土曜日でござる!応援よろしくです! 





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IN  THE  HOSPITAL

2006-12-20 07:54:04 | IN THE HOSPITAL
おはようございます。こちら横浜。夜明け前~

18日でかけた。病院。

新入りの若いかわいい女の子一人。動かない目。動かない表情。親御さん悲しいだろうな。

Iちゃん私を見つけて、Sちゃんに声をかけてくれる。

Sちゃん喜んで走ってくる。

「走っちゃあ だめだよ!」思わず声をかける。頭にIちゃんがくれたっていう毛糸の帽子をかぶっている。

実は彼女達は病棟を変わる。近々お引越しをするのでその折貸していたテープレコーダーが壊れてはいけないので一たん取りに来てくれないか?という要望がSちゃんからあったんだ。

Sちゃんいつものようにコーヒーを用意してくれる。なぜか今日は二人分。Iちゃんは病院のお茶。コーヒーを買うお金がきれているのか、只今お茶が飲みたいのか、二人が喧嘩をしたのかはは分からないけれど多分お金の問題かな?

今日はお金の受け取りをする日だから二人ともに忙しい。何回か席を立つ。

一人 用意してもらったコーヒーを飲みながら・・・
いろいろな人が行きかうのを眺める。

からくりお人形さんやってくる。今まで気づかなかったのだが足がはりがねのように細い、今日はリューマチはいたまないらしく くるくるとよく動く。昔本が大好きっだったと聞いたことがある。本棚の所で座る。
最初 どこから聞えてくるのかわからなかったのだけれど、めちゃくちゃ低いおっさんのような声だ。何だか怒っているようにも聞える。

そういう姿を見ると私は 肉体という入れ物の中に違う人格が入り込んでいるという印象をどうしても拭い去ることができない。それが誰なのかはわからないのだけれど闇の中でもがいている誰か、その魂がその肉体を占領している。そんな風に感じられるんだ。

Sちゃんは録音したテープを届けたらとっても喜んでくれた。小さい音でかけて いろいろ説明をする。Sちゃんはリズムをとりながら目を輝かせる。その目を見る時 私は本当に幸せだと思うんだ。

この贈り物が、二人にとって一番嬉しいんじゃあないのかな?二人とも歌が大好きだからね。

それから もう一つ・・・差し入れの一袋198円の230g入りのチョコラアソート。広告の安い品。一個づつ食べることができるから具合いがよい

Iちゃんうれしそう。

「いいんですか?」

「クリスマスプレゼントだからね。バス代より 安いから・・・。」Iちゃんのこころの負担にならないようにと思うけれど、どうすればよいのかは よくわからないのが現状。

 音楽を聴きながら楽しくおしゃべりしてたところに、乱入者。Sちゃんいかりモードで看護婦さんに訴える。看護婦さんやさしく諭してくれるも こまったちゃんそのまま勝手に着席。この人が噂のこまったちゃんなのに違いない。
そのこまったちゃんは大きな声でいろいろ私に助言してくれる。おかげでテープのタイトルを書き間違えた。

今日は一週間分のお金がおりる日なのでお金の計算をしなくてはならない。Iちゃんはあっという間に計算を終える。支出はごくわずかだから・・・。

二人で話す。

例のクリスマスコンサートにいくのをやめようか、どうしようか?考えている。この日を指折り数えて待っていたんだ。問題はおそらくお金。

足がない。タクシーには乗れないし・・・。
「何とか考えてみるからね、絶対にいこうね!」とは言ったものの・・・。名案はない。何とかしたいけれど・・・。

引き取る予定だったカセットレコーダーをSちゃんが持ってくる。お菓子の缶に入っている。

「これやっぱり置いていくよ。タオルかなにかある?それに包んで運んでね。」

院内 看護婦さんたちは忙しいんだ。

>金ちゃんの病棟へ移動・・・

面会は今日で3回目となり扉はすぐに開かれた。

しばらくして金ちゃんでてくる。

外泊が可能になったらしい。よかった よかった。ホントによかった。

話をきけば、娘さんは看護婦さんをしているらしい。娘さんのはからいによってことがスムーズにすすみ、あと一ヶ月もすれば退院できるかもしれないらしい。節分そのあたりが境目なのかな?気の変わるとき。

わたしはその話を聞いて、他人様(=金ちゃん)のことなんだけれど嬉しくて思わず涙が出た。院内は絶対泣かない!って決めているけど・・・何だかなけた。
その苦しさはやったもんじゃあなきゃあわからないと思う。絶対にね。
がんばったね!ホントに頑張ったね!

薬の副作用で ちょっと体が震えていたけれど退院はもうすぐだ。もう仕事しないでゆっくりするんだよ。

お金があることは幸せなことだ。だけど『分』をこえていたならばそのしわ寄せが、ひずみがどこかにくるんだ。そのお金を何に、どのように、使うのかが問題なのだと思う。

自分の星の中に無いもの(例えば 財)を追いかけても いつかどこかに無理がきて破綻するんだと思う。お金をためこんで「気」がよどむ場合だってあるんだ。自分のかわいいわが子のために・・・って思ったって いのちと引き換えだったりしたらどうするんだろう?

だけど そこからはよそ様の問題。立ち入るべきではないかもしれない。

わたしがここまで倒れてきた原因は、やしなっていてもらってこんなこと言うのは申し訳ないけれどとうちゃんの星の影響が半分。とても重い星だ。

この先何を伝え 何を受け入れ どうやって進むべきなのか?そのなぞは少しづつ解けつつある。

わたしがたおれなければ子ども。子どもが倒れてからでは遅いんだ。そんなことも思う。

うらなり占いの世界は そんなに甘くはないんだ。




コメント (2)
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