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飛蚊症になってしまった

2018-03-12 00:18:23 | 健康を考える
参りました~。飛蚊症になりました~。目の使いすぎでしょう。
まあしかし、今のところ網膜剥離などの病気はないらしいので一応安心しました。
ネットで見つけた改善法を 試してみたいと思います。

あとね、人の悪口言うのやめたほうがいいように思う。


< 飛蚊症の改善によく効くのは、耳尖(じせん)という耳の先端にあるツボ >

 飛蚊症(ひぶんしょう。目の前に蚊が飛んでいるように見える症状)は、西洋医学の立場からは、治療の方法がない疾患とされています。眼科にかかっても、「この病気は治りません」といわれて、治すことをあきらめている人も少なくないでしょう。

 一方、東洋医学の立場からいえば、飛蚊症も治療の方法があります。私は長年、西洋医学の医師として患者さんに接しながら、そのかたわら東洋医学も併用して、さまざまな病気の治療に当たってきました。
 私の経験からいっても、ツボを上手に利用すれば、飛蚊症は治癒可能な病気です。実際に、これまでに何人もの患者さんの飛蚊症を、私自身が治してきたからです。
 飛蚊症の改善によく効くのは、耳尖という耳の先端にあるツボです。耳を縦に半分に折ったときに、耳の上部の先端に位置します。

 なぜ耳尖への刺激が飛蚊症に対して効果があるのか。それを説明するために、まず目の構造について、簡単にご説明しましょう。
 眼球は、レンズに当たる水晶体や、レンズを通して入ってきた光が像を結ぶ網膜などからなっています。そして、眼球の内部を満たしている流動的な成分の一つとして硝子体(網膜と水晶体の間を満たしている組織)があります。
 加齢のほか、さまざまな原因で、硝子体の一部が網膜からはがれるなどして、その中に濁った浮遊物が浮かんでくることがあります。それが、視界を遮り、蚊などが飛んでいる状態として認知されるのが、飛蚊症ということになります。

 東洋医学では、飛蚊症に限らず、こうした目の疾患の多くは、瘀血(静脈系の血管の血行不全)によって生じてくると考えられています。
 そこで、役に立つのが、耳尖というツボです。耳尖を刺激することで、患部の血液循環を促し、眼球内の硝子体の液の流れがよくなります。そのため、硝子体の中の浮遊物もなくなるので、視野も改善されるのです。
 また、耳は人間の体の中を巡っている経絡(生命エネルギーの一種である気の通り道)が集まる場所ですから、耳への刺激によって、経絡の流れもよくなります。これによって全身状態が整い、目にもよい影響を及ぼすと考えられます。

 私が患者さんを診る場合には、耳尖のツボに刺絡(針で刺激して出血させる方法)を行います。すると、瘀血を解消する効果がひときわ高くなります。
 ただ、これはご家庭ではできませんから、皆さんが刺激するときには、この耳尖のツボをよくもみほぐすようにしてみてください。

 耳尖をつまんだり、耳全体をもみほぐしたりして、一日に五分ほど刺激することを一つの目安とするといいでしょう。こうした刺激の場合、毎日続けることが肝心です。

では、耳尖を刺激することで飛蚊症に効果を上げた例をご紹介しましょう。
 Aさん(男性・六十二歳)は、別の病気で私の医院を訪れました。そして、その病気の診療中に、たまたま飛蚊症で悩んでいることを知ったのです。そこで、飛蚊症も治療することにしました。

 Aさんは、数年前から、右目に黒い斑点のようなものが見えていたのですが、しばらく放置していました。
 ところが、来院の一〇日前から、急に状態が悪化。右目全体に、カエルの卵のような影が広がり、同時に点状の小さな陰影が浮かび上がって、それらが視野の大きな妨げとなりました。そのせいでAさんは、運転にも支障をきたし、慌てて眼科を受診しました。
 しかし眼科では、あまり取り合ってもらえず、「治せないから、一生つきあっていくしかない」といわれたそうです。

 そこで私は、最初一日おきのペースで、Aさんの耳尖に刺絡を行いました。すると、二日後に効果が現れました。浮かんでいる点の数が少なくなり、影も急速に薄くなり始めたのです。
 そして、みるみる点や影がへって、一ヵ月後には、視野に映る影は完全に消え、ひどかった飛蚊症が完治したといっていい状態になりました。

 治療後、「一生治らないものだと思っていましたから、こんなにきれいに見えるようになって、感激しました」と、Aさんがうれしそうに話していたことが、今も強く印象に残っています。
 Aさんを診たのが二〇〇六年です。それ以降、私は飛蚊症の患者さんに耳尖への刺激を一〇例以上行っていますが、いずれも有効でした。この例のように、ツボを適切に刺激できれば、飛蚊症を改善することが期待できるのです。飛蚊症が気になる人は、耳尖への刺激をぜひやってみてください。

【解説】西田皓一(西田順天堂内科院長)

コメント
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