おばはんになる時・・・ （１）

おばはんになるという事は・・・

まあ　ちょっと悲しい。いや、ここに来て、（おばはん　どうよ？）と　ちょっと意識をするようになってきた。
つまり・・・大学時代に所属していたクラブのＯＢ会に出かけたのがつい先だって。プチ京都旅行の前日ね。

そこで・・・
（　あんた　誰？　）状態だったわけ。みなさま、信じられないでしょうが、昔は可愛かったのよ。そりゃあね、決して美人じゃあないけれど、昔はかわいかったのよ～ッ！！
姫（　←　つまり　これ　エッラそうにしていた　って事なんだけど・・・）とか呼ばれていたんだから～～ッ！！

（　おばはんで悪かったわね。）

同級生のむらみっちゃん（　男性　）が　すでにお酒が入っていたせいもあって、
「　え～～～っ？　ほにゃらら？　誰かわからなかった。」　「　昔は、ぽにょぽにょだったのに・・・。」みたいな発言。

（　知ってるわよ、あ～～たに言われなくたって！！！）・・・。

（　長い結婚生活、ず～～っと苦労が絶えなかったのよ。）
（　地獄の底から、やっとこ這い上がってきたんだから～～。生きてるだけで　めっけもん　みたいな感じなんだから・・・。　）
（　ま　幽霊みたいなもんかも？）

ほれ、ワタシって　負けず嫌いじゃアないですか～。そう言われてだまっているわけがない。密かに挑戦するお顔のお手入れ。
（　綺麗になってやろうじゃないの！）

　マラソンの練習で　作りあげた堂々のしみの軍団。

（　ナイト！優雅にお顔の手入れをするほど、お楽ちんな千行主婦なんかじゃあありませんでしたから！
下手すりゃあ　深夜　１：００　就寝　～　５：３０分　起床、のうん十年間。昼間は昼間で　子供のお世話で　ピーチク　パーチク。
お肌にいいわけないわよね。

ってか、そんなこと気にしたこともなかったな～。
生活するのでいっぱいいっぱいだったし・・・。

（　都会生活は　もういいや。十分すぎるくらい堪能した。）

　　　
クラブのＯＢ会で再会したやよいちゃんは、大阪の地を離れて、九州のとある街、自然の中で充実した日々を送っている。もう大阪では暮らせない。と言っていた。夫婦の一致した決断が正直羨ましい。
同じく、都会に住んでいるもう一人のバンドの仲間は、只今、ちょっと厳しい状況下にある。三者三様。

５０代は最後の決断のときだ。
人生における様々な選択肢の中でどちらを向いて生きていくか、自分の相方との関係をも含めてしっかり考えていかなくてはならないだろう。
お顔のお手入れなんぞ　やってる場合じゃあないのかも知れない。

＞写真は　ＯＢ会のステージ。音楽のすきな人々。音楽が共にある人は幸せだと思う。
　そうそう　元カレとは入れちがいました。