最終章だけど、、、

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弦楽器

2023-10-09 20:08:59 | 日記
ずいぶん、暑さが和らぎ、待ちに待っていたひんやりした空気を存分に感じられるこのごろ。
家の中の敷物、掛け軸など掛物、葦戸から障子戸や襖へ、など、一度にすると思うと総勢二名の我が家、二分の二で、動きたくありませーん。
何とか戸の入れ替えと、掛け軸を替えるのだけはしました。あとは敷物です。冬用の緞通は巻いて土蔵から持ってくるので息もたえだえ、、、今年は前座敷のみ籐莚を外して緞通にすることに意見はすぐまとまりました(笑)後ろ座敷は、籐莚は、外し、今は畳とお座布団、真冬にホットカーペットを敷くことにします。
さて、表題の弦楽器です。
いつも陋屋の前座敷に置いています。ささやかな時間講師としての私の仕事は今は週二日です。その日は、帰りに陋屋に寄ってバイオリンのお稽古をするようにしています。
残りの五日のうち、半分ほどでしょうか、私がバイオリンのためのみに陋屋に出向くのは。大概、銀行の人が用事があるから、とかの野暮用で陋屋を使う時についでにちょこちょこと稽古するようにはしています。
つい昨日でしたか、家人が、私を送り届けてくれたとき、車を出ようとしていた私に声をかけました。
「バイオリンの練習も大事だけど、たまにはお琴の調子もみておいたほうがいいのでは?」
「お琴????」
全く念頭になかった私でしたが、この日は、陋屋に入るや否や、奥座敷の床の間に置かれているお琴のところまで直進しました。
この前、油単の紐を外して畳の上に置いたのは一体いつのこと?たぶん5年くらいは経っているかも。。。ALTの先生、スコットランド出身の子とは気が合って、教えてあげたものだわ。トリニダードトバゴの子は、お琴を弾かせてもらったお礼に、とマンボーダンス?でしたっけ、それを披露してくれました。コロナ前には結構国際色豊か?の人の出入りがあり、お琴がとても活躍しました。
ずっと開けてもいないし、調弦も不確かでしたが、スマホで検索して平調子だけは調弦しました。
簡単な楽譜を探してきて「六段の調べ」を弾いてみました。太ったのは指も同様らしく、お琴の爪のおさまりが悪いです。
ただ、幼いころからいやいやではありましたが、お稽古してきた昔取った杵柄でしょうか楽譜なしで1段、二段・・・六段まで6ページ全て暗譜で弾けました。
弦の狂いもなくて安堵しました。何曲か気の向くまま弾いて、油単をかぶせて床の間へ。
ちょっと有意義なことをしたひとこまでした。

そのあと、弾みがついたのか、バイオリンは一時間しっかりお稽古しました。
涼しくなって、ようやく、いろいろなことが捗るようです。
この機に少しは、一歩ずつだけど、欲張ることも大切かも、ですね。私らしくないですが。


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