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『脳疲労』で全身が疲れる

2019-08-29 20:20:00 | 美容・健康系
今日のバラ♪『グッド アズ ゴールド』



さて、フェイシャルに通って頂いているお客様が先日、仕事が休みの日にお越し頂いたのですがフェイシャルマッサージを行っていると目がものすごく疲れているし眉間にもシワが入っていて…

仕事帰りではないのになぜ?と思い
「今日って休日なんですよね?習い事か何か集中して行いました?」とたずねましたら、
「実はこの間から勉強をしてるの」とのこと。

かなり集中して行っているそうなのでそうか~そういう事か、と納得でございました。

それでお客様が「でも全然頭に入らないし眠くなるし疲れるし」と言われるので、
「それって脳疲労かもですよ」とお伝えしました。

以前に目が疲れると全身がダルくなったり疲労感や倦怠感が出ると書きましたが、同じように人間の体は『脳の疲れが全身の疲れとして認識されます』。
(先日書きました副腎疲労も同じ感じ)


脳疲労とは自律神経の疲れ。

例えると穏やかな春と炎天下の夏に同じ距離を歩いたとすると、夏の方が疲労感は強くなります。

それは体の恒常性(体温を一定に保つなどの働き)と関係があり、暑い中歩いていると春よりも自律神経が体温調整などを常に行うため自律神経の負担が大きくなるからです。

そのように自律神経への負担が大きいほど脳疲労となりますので、春でも汗だくになるスピードで歩いたり走ったりすると自律神経は疲れやすくなります。
(じんわり汗ばむ程度はOK)

また運動だけでなく集中して仕事をしたりプレッシャーやストレスによっても自律神経は疲れます。
それらにより疲れたと感じる事が脳疲労です。

"発熱"や"痛み"と同じように、疲れた…という疲労感も『これ以上運動や作業をすると体に害ですよ』というお知らせなのです。

仕事中や作業中、勉強中などに"飽きた"と感じる事があるかと思いますが飽きるのは初期の段階で、その次に"疲れた"となり⇒"眠い"になります。

それにも関わらず続けると目から情報を入れないでおこうと視野が狭くなり、目のピント調節を行わないといけなくなり目の疲れへと繋がります。

それって…目の疲れって⇒全身の疲れ感じゃないですか(笑)

ということで結局全身の疲れへ繋がるようです(^_^;)w

いずれも体の防衛サインですので少し休憩を取ってくださいね。

休憩の取り方としては3時間作業を行って1時間休むよりは、1時間作業を行って5分休む方が良いそうです。
(休憩では脳疲労を増やすスマホよりも目を閉じて外の空気を吸うなどがオススメ)


さて、そんな脳疲労を繰り返して疲れが慢性化してしまうと、体に色んな症状として現れます。

美容面では自律神経の不調から肌の血色不良となりやすいです。
また疲労感から甘いものを食べすぎてしまったりします(←過去の私っ!)

体としては自律神経失調症。
それに伴い胃腸の不調、冷え性、むくみ、肥満、心筋梗塞、脳梗塞、ガン、うつ、パニック障害…

そして、まさかの認知症にも。
最近では脳のごみと呼ばれるアミロイドβが脳疲労により脳内に蓄積され認知症になるともいわれていますね。
アミロイドベータは眠ることでお掃除されて脳内がクリアになるのだそうで、やはり眠る事は大切ですね。


そのように脳の疲れは全身のだるさや倦怠感につながりますのでなるべく疲れたら目を閉じて情報を遮断すること、睡眠を取ること、ストレスの発散を行うなどをオススメします。


なお、仕事柄一日中座った状態だったり、夏でもクーラーで冷えていたり、体を動かす事があまりない方は血流やリンパの流れも悪く体内の疲労が体内に溜まりやすい状態です。

よくお客様にもお伝えしますが仕事中トイレに立ったタイミングで屈伸をしたり、体をねじったり、腕を回したり伸びをしたり血流を良くすることを行ってくださいね。

体を動かすのもだるい、という方はアロマリンパボディを受けに来てくださいね☆

(その他の対処法を書けたら後日書いてみたいと思います)


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