今日は大晦日ですね。
毎日同じように生活してますが大晦日やお正月は、やっぱり普段と違う感じ。
地方によってで大晦日やお正月の風習が違いますが
みなさんはどんな大晦日をお迎えですか?
もう20年以上前の話しですが、夫の母が12月初めに倒れ
子供を実家に預け、12月はずっと病院に詰めていました。
義母は見舞いに行くため駅からタクシーに乗り病院名を告げたあと倒れたそうで
運転手さんが、機転を利かせ、そのまま病院へ運んでくれました。
くも膜下で手術はしたものの意識不明が続きました。
ICUの前には危篤の患者さんのご家族が常にいて・・・
その中に、交通事故の加害者である、二十歳くらいの男の子が
隠れるように階段の方からICUのガラス越しを見つめていました。
男の子加害者ですが被害者のようにみえました。
時折、彼のお母さんと思われる方もみえていて。
日にちは過ぎ、街はクリスマスの飾り。
夫も1週間ほど会社を休み病院にいたのですが
そんなに長くも会社を休むことが出来ず仕事に行き
私がずっと付き添っていました。
家からは車で2時間かかり、子供はずっと実家です。
私は病院で寝ていました。
あの時、24時間病院に詰めていなけらばならなく
食事や買い物に出る時は看護師さんに伝えてから病院を出る感じでした。
街にはお正月のものが並びだし
「あぁ~お正月が来るんだなぁ」と思いました。
そして大晦日。
有名な観光地、カウントダウンの花火が病院の窓から見えました。
街には大晦日でお正月を迎える人がいる。
でも、こうして病院で苦しんでいる人も家族もいる。
そんな時、ラウンジで同じく付き添っていた方が
近くの方なのか・・・(よく覚えていません)
「せめて年越しそばくらい食べなさい」といって
紙コップに入った年越しそばをいただきました。
今でも忘れられない年越しそばです。
そんな義母は年が変わって2時間後の元旦に旅立っていきました。
そんな経験をしてからです。
夫と「今年は特に何も無かったね~」と話が出来る事って
すごく幸せなことなんだよね。と良く話しました。
昨年は夫が亡くなり、今年は母が亡くなり
そんな何もない平凡な生活ができない年が続きましたが
私自身は、こうして健康で大晦日を迎えられた事に感謝しなければ・・・
平凡な日常がどんなに幸せか、毎年大晦日に思います。
今日は近くのお寺に除夜の鐘をつきに行こうと思います
色んなところに住んでいるお顔も知らないブロ友さん
とっても励まされ楽しませていただきました。
今年も大変お世話になりありがとうございました。
新年のご挨拶は出来ませんが
どうぞ良いお正月をお迎えくださいませ。
今年最後の写真は
ゆあちゃん家で一緒に過ごしたクリスマスイブです。
ゆあちゃん手作りクッキー
今年最後のお話は暗かったかな(笑)
平凡な毎日に感謝ですよ~ん!
来年もよろしくお願いしま~~~す