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青春18きっぷで日帰り旅 奈良井宿へ

2024-09-20 11:44:19 | 青春18きっぷの旅

2024/09/04
青春18きっぷのマサエちゃんの分を消化するため、長野県の奈良井宿へ。
中央線塩尻駅からの電車の本数が少ないので、最寄駅を始発で出発。

山梨県に入ると通学のラッシュと重なり、混んできました。
中高生、試験中なのか電車の中で勉強してる子が殆ど。
高校生はリュックにいっぱい「ぬいぐるみ」を付けていました。
流行りなんでしょうね~
同じ高校生のゆあちゃんのリュックには付いてないけど。

塩尻から奈良井駅に向かう列車。
初めて知る駅の名前が沢山。
こちらは大学生が沢山乗っていました。
やはり試験中なのか、車内で勉強してる・・・医療系の大学?

席が空いてないので、ずっと立ってましたが
車窓からの景色を眺めていると、あっという間に奈良井駅に到着。
車では数回訪れていますが、電車は初めて。
沢山の人が降り、外国人観光客もいました。

奈良井宿
中山道の宿場町。
「奈良井千軒」といわれ、木曽十一宿の中では最も賑わった宿場です。
先人はお江戸日本橋から歩いて来たんですね~

先月(8月)日本橋に行ってきた写真です。
先人たちがタイムスリップして来たら
「ここはどこじゃ!(^_^;)」って言いそう(笑)



奈良井駅
駅前から左手が奈良井宿です。


奈良井川に沿ってつづく約1kmの街並みが続き日本最長の宿場で
現在も人が生活している町です。
2011年の連続テレビ小説「おひさま」の舞台です。

木曾の山並みがとても綺麗(*^_^*)
「木曾の大橋」

総檜作りの太鼓橋は橋脚を持たない木製の橋としては日本有数の大きさ。
橋の下部の木組からは匠の技を垣間見ることができ
日没後のライトアップされた姿は幻想的です。
奈良井川にかかるこの橋は、国道19号と奈良井宿を繋いでいます。
                  (塩尻公式HPより)




大宝寺
見学料が必要なのですが、どなたも居ない。。。
声を掛けると奥様?が来てくれました。
梅干しが美味しそうに干してあった(笑)


大宝寺の境内にある「マリア地蔵」
頭なしの姿は隠れキリシタンたちの悲しい歴史が刻まれています。

鎮神社まで歩き中村邸を見学し、木曾漆器の店を覗いて宿場町散歩。


木曾漆器のコーヒーカップを買ったのですが
漆の臭い?が強く、未だに使えてません。
臭いをとる良い方法があったら教えて下さい(#^.^#)

歩いていると水場が、アチコチありました。
山から湧き出る清水だそうで、飲用できますが
煮沸してから飲んで下さいと注意書きがありました。
気づかず飲んじゃったけど、お腹は大丈夫でしたwww

電車の時間まで女将と話しながら「五平餅」をいただいた
「てずから」さん
店内には有名人の写真がいっぱい。
五平餅、美味しかったです(*^_^*)



奈良井宿の観光を終え、
奈良井⇒塩尻経由⇒上諏訪で途中下車。

駅前の観光協会で
片倉館以外で日帰り温泉に入れる所と食事のお薦めを
聞いてみると、この日は休みの所が多いらしい。。。
地図をみながら食事の場所を聞いていると
同じような事を聞きたい風の40代位の女性
「どうぞどうぞ! 一緒にどうぞ聞きましょう(*^_^*)」と
声を掛け、一緒にお薦めを聞きました。
旅はみんなお友達www

観光協会で教えていただいた「おおいし」さん
店内に入るとカウンター席に案内されました。
すると「こっちで一緒にどうぞ~~~!」と声が
さっき、観光協会であった女性でした。

お言葉に甘え3人で同じテーブルを囲み食事www
今日がお誕生日で一人旅に出たそうです。
「お誕生日おめでとう」とお茶で乾杯(笑)

天丼しか食べていませんが、ご飯の量は少な目ですが
天ぷらがボリューム満点で大満足。


上諏訪で途中下車した最大の目的
駅前にあるスーパー「TSURUYA」でのお買い物。

娘から頼まれたツルヤオリジナル「焙煎ナッツドレシング」を購入
私も欲しいものを、購入し満足(笑)

日帰り温泉は駅に近いステーションホテルへ
タオルも付いてて良かった~
ホテルの温泉だから小さいけど、誰も居なくてラッキー!
個人的には日帰り温泉は下諏訪の方が色々あっていいかなぁ。

駅前に成ってるのはリンゴ?カリン?とか話しながら歩いてたら
後ろから、通りがかりの方が、「かりん」ですよ~と
教えてくれました。

あずさ?特急で帰ればあっという間なんだけど
在来線でボチボチ帰ります(*^_^*)
前にも買ったツルヤのこのお弁当、美味しいんですよ~



青春18きっぷ、消化の旅。
久しぶりにみる、木曾の山々、癒されました(*^_^*)

青春18きっぷで新潟へ(9)新発田で途中下車

2024-09-17 20:23:00 | 青春18きっぷの旅

2024/08/27
今日は帰る日、村上駅までホテルから送迎をしてもらい
電車に乗るのですが本数が少ないので時刻表と睨めっこ。
新潟駅経由の方が良いのか、それとも新発田で下車して
乗り換えた方がよいのか考え新発田で下車。

「新発田」恥ずかしながら勝手に「しんほった」だと思っていました。
駅について「しばた」というひらがな表記をみて
「しばた」っていうんだと知りました(^_^;)
もう読み間違えない!勉強になりました(笑)


駅にはデイリーヤマザキと待合室があるくらい。
電車の待ち時間が1時間あります。
どこか、散策するところはあるのかな?

駅舎を掃除していた方に1時間で観光する場所があるか
聞いてみました。
今日は、お祭りで店が出てるかもしれないからと
近くの「諏訪神社」薦めてくれました。


広い通りが歩行者天国になっていて、出店の準備をする人達が
出店OKの合図を待っていました。
全部の店が営業を開始したら賑やかでしょうね。



諏訪神社は新発田総鎮守で「おすわさま」の愛称で親しまれているらしい。
立派な鳥居ですね。


赤い鳥居の正面に拝殿がみえます。


お祭りで使う山車がありました。


お参りをさせていただき、神主さんがいらっしゃたので
気になっていた、諏訪大社と諏訪神社は関わりがあるのか
伺ってみました。
神主さんのお話では
諏訪神社は長野県の諏訪大社から分霊した神社との事でした。






台風が来るからでしょうか、稲刈りをしている田んぼもありました。

これから神奈川に向け、乗り継ぎをしながら帰ります。


自宅の方は大雨らしい・・・
神奈川が近づくにつれて、お天気が悪くなるんでしょう。

長々と読んでいただきありがとうございました。
青春18きっぷの2泊3日、新潟の旅おしまいです(*^_^*)

青春18きっぷで新潟へ(8)瀬波温泉はまなす荘

2024-09-16 12:50:09 | 青春18きっぷの旅

送迎をしていただき瀬波温泉「はななす荘」へ

瀬波温泉は、明治37年に石油掘削中に熱湯が噴出したのが始まりで
その豊富な湯量と別名「熱の湯」と言われる温泉は95℃
夏場は海水浴客で賑わいます。
今回宿泊した「はまなす荘」は海岸沿いにあり
そのまま海岸に出られます。

ホテルに到着するまで、廃墟となったホテルを数軒見かけました。

海岸を眺めながらの入れる足湯
夕陽スポットですね!

ロビーの大きな窓からみる日本海
遠くに粟島もみえまた。

部屋はオーシャンビューですが、窓は開きませんでした。


(温泉の写真は公式HPより)
とっても気持ちよかったです♨

予約時には知らなかったのですが
全国市町村職員共済組合の施設になっているようで
宿泊客が以前からの知り合いかと思う程、フレンドリー(笑)
みんな先生仲間www

温泉

瀬波はまなす荘 宿泊予約【楽天トラベル】
雲に隠れたり、何とか現れたりでしたが日本海に沈む夕陽がみられました。

夕食もとても美味しかったです。
フグを食べたのは山口旅行以来。



朝食
質素でしたが、さすが新潟、お米が美味しくてお替わりしました(#^.^#)


あまり期待して無かったのですが、食事が美味しく
温泉も気持ちよく、リーズナブルで良いホテルでした。

村上駅まで送迎していただき今日は帰る日です。

あと1回続きま~~~す\(^o^)/



青春18きっぷで新潟へ(7)村上町屋めぐり「きっかわ」から

2024-09-15 12:23:06 | 日記

「きっかわ」の前で記念写真を撮りました。
な~んてブログに載せてみたい(笑)

大人の休日倶楽部のCM(2009年)吉永小百合さん
今年のCMは山形ですね。



村上は日本で初めて鮭の増殖に成功し栄えた町
「塩引き」と呼ばれる鮭の風干しが軒に並んでいます。

私がはじめて軒下に下がる鮭を初めて見たのは
いつだったか・・・
自分のブログをみると
車中泊(2010年)で出羽三山と男鹿半島に行った時
海岸線を走り途中道を間違え村上の町に入ってきたようです。
土砂降りの雨で魚が軒下に干してあるのを見かけ
夫に車を停めてもらい車中から眺めました。
ブログの写真には岩船港に停泊している船しかなかった(^_^;)


「きっかわ」さんで見学をしていると
通りかかった女将さんだと思うのですが、丁寧に説明してくれました。

「塩引き鮭」は一尾一尾に丹精込めて荒塩を引き
4~5日漬けたあと、北西の冷たい風にあて3~4週間ほどじっくりと干します。
「鮭の酒びたし」は塩引き鮭を1年がかりで乾燥熟成させて造るそうで
訪れる季節によって鮭の顔が違うそうです。

私が昔、軒下に干されている鮭をみたのは
一般の家だったと思うので、一般の家庭でも
軒下に鮭を干す習慣があるのか伺うと一般の家庭でも干すそうです。
手間がかかる分、高いので買わなくて良いから試食だけでもしてね~と
村上の人の優しさはここでも。


町屋通りを歩いていると、私の大好きな和菓子屋さん
店内には、さっき九重園さんでいただいた和菓子がありました。
落雁は鮭をイメージしてて、中には餡が入っています。
「今、落雁なんて食べる人いないから」と女将
いやいや!私好きですと購入(笑)
 

昼から急に気温が上がり、歩いていると汗が吹き出します(^_^;)

町屋めぐりも暑さには耐えられず、「おしゃぎり会館」の見学を
最後にしましょうと炎天下を歩きました。

「おしゃぎり」とは村上大祭に曳きだされる山車のこと
郷土資料館になっていて、村上ゆかりの刀剣や鎧兜などが
展示されていました。

来場者は私達だけでのんびり見学が出来ました。

若林邸の前を通り過ぎ、バス停まで歩き
バスで村上駅に向かいました。


村上駅の待合室で宿からの迎えを待ちました。
                つづく


青春18きっぷで新潟へ(6)村上で出会った人

2024-09-14 18:20:10 | 青春18きっぷの旅

桑川⇒村上
昨日、待ち合わせ時間に下車した村上駅に再びやってきました。
目的は村上の街並みの見学。


村上市はどんなところ?
鮭、酒、人情(さけ、さけ、なさけ)のまち村上市
新潟県の最北端に位置し、海、山、川の自然豊かで歴史・伝統・食などの
魅力あふれるまちです。(村上市HPより)

村上は以前、車で通過した時に軒下に鮭が吊る下げている
光景をみたことがあり、いつか来てみたいと思っていたまち。

駅前に出て、街並みまで歩く?バス?タクシーにするか
迷ってると、コンビニのスタッフがバスを薦めてくれバスに決定。
あれあれ。。。
街並みに向かうバスじゃないのに乗ってしまった私達(^_^;)
運転手さんが、一番近くの停留所で降ろしてくれました。

バスを下り、さあどっちだ???と地図を眺めていると
前から自転車できた、おじちゃんが
「何処に行きたいの???」と声を掛けてくれました。

 


今日の驚きの3回目はこのおじちゃんとの出会いから始まりました。
「村上の街並みに行きたいんです~」
「案内してあげるよ~ついてきな!」
おじちゃん、自転車を引いて歩きだしました。
おばちゃん2人、おじちゃんの後を歩きます。

標高135mの臥牛(がぎゅうさん)を指さし
「牛が寝てるようにみえるでしょ!」
「村上の人は「お城山」って言うんだよ 写真、撮らないの?」
(慌てて写真を撮る2人www)

「あの山に村上城跡があるんだよ」
村上の歴史を分かりやすくガイドをしながら歩いてくれました。

「藤基神社」
社殿の見学はしなかったのですが日光東照宮と同じ神社建築様式らしい。


おじちゃんから祭りの話など聞きながら歩いていると
「ちょっと待ってな!」
大きな家の裏口から家の中に入って行きました。
(もしかしておじちゃんの家?)

「喉が渇いただろう~飲みなよ^^」
カルピスをグラスに入れ持ってきてくれました。
カルピスをご馳走になっている、その間に車庫から車を出し
「乗んな!観音寺まで送って行ってあげるから^^」と

歩きながら、即身仏が祀ってあるお寺「観音寺」にも
行ってみたいと、話していたんです。


「観音寺」に着くと
あいにく住職は不在、自由に見学してくださいと張り紙。

おじちゃんが、本堂に入り電気を点け
佛海上人(ふっかいしょうにん)が安置されている所に案内してくれました。
スタンプまで押してくれ、親切な観光ガイドさん。

「観音寺」を後にし、街並みに向かいます。

車中「九重園は行くの?」
「社長がキョウコちゃんという名前で良い店だよ。
漢字の国という字の右の棒が一本無い字で「匡子」って書くんだ」
村上の観光ガイドに出てたお茶屋さん。
「九重園に着くと、従業員さんに匡子ちゃんはいる?」
奥から匡子ちゃん・・・社長が出てきてくれました。
「冷たいお茶を出してあげて」と
おじさんは出て行ってしまいました。

この親切なおじちゃんは、いったい何者???
社長に聞いてみると、学校の先生だったらしく
「面倒見が良い人なのよ~」と


冷たいお茶をいただき、お土産にお茶を買いました。


九重園の町屋部分は築250年だそうで、良かったら見学して行ってと
匡子ちゃん(笑)が案内してくれました。


大正時代に建てられたお部屋がカフェになっていて
お茶をいただくことができ、お茶を立てていただきました。
歴史ある建物でいただくお茶は、とっても美味しい(*^_^*)

庭には保護猫ちゃんを11匹も飼っているそうで
2匹だけ姿をみせてくれました。


お薦めの店を教えてやってくれと頼まれてると、社長。
「どんな物が食べたい?」
「お刺身が食べたいです」
「だったら「うおや」さんが良いね」
そしてなんと!
おじちゃんが迎えに来てくれる事になっているらしい。
こんなに親切にしてもらっていいの(#^.^#)

店でおじちゃんを待っていると、お客さん。
「うおや」さんの人が偶然にも来店。
これから食事に行くと、伝えると
「車で送って行くよ~」って
なんて、みんな親切なの(#^.^#)
おじちゃんが、迎えに来てくれる事になってるというと
「じゃあ、店で待ってます」と言ってくれました。

おじちゃんが迎えに来てくれ、車中で
九重園の社長は良くテレビにも出る有名人だと教えてくれました。

「うおや」さんこと海鮮一鰭(いちびれ)に到着
海鮮一鰭は
創業二百余年の老舗魚屋「越後村上うおや」の直営店。


お刺身が新鮮で美味しい\(^o^)/
飲みやすい日本酒と薦めていただいた「張鶴」
日本酒があまり飲めない私でも美味しく飲めました。

店内には
1万冊超の蔵書を集めた「大町文庫」
色んなマスコミに取り上げられる有名店だそうだ。
食事も美味しいし、みなさんとっても親切にしていただきました。


おじちゃんに食事を誘ったのですが
用事があると断られました。
おじちゃんとは、これが最後になりました。

酒・鮭・人情(なさけ)と言われ育ったと
おじちゃんが話していました。

この日の朝から、こんな事ってあるのと思った日。
本当に村上の人の優しさに助けられた旅になりました。

ちゃんと、お礼が言えたかなと、後で気になり
帰宅後、お礼のハガキを送らせていただきました。

村上で出会った親切なおじちゃんありがとう(*^_^*)

村上まち歩き続きます\(^o^)/