「いやいやえん」が出版されたのは1962年。以来たくさんの版を重ねて多くの子供たちに読み継がれています。
この本は保育園年中児「しげる」を主人公に7つのお話からなってます。
「ちゅーりっぷほいくえん」
園児が守らなければならないお約束がいっぱいです。
「くじらとり」
娘はこのお話が嫌いです。冒険がまだ怖いみたい。
「ちこちゃん」
娘の幼稚園でも毎日同じ騒動が。
「やまのこぐちゃん」
赤いバケツがかわいいです。
「おおかみ」
私のお気に入り。
「山のぼり」
ちょっと怖いお話。
「いやいやえん」
娘が聞き分けない時に、「じゃあ、いやいやえんに行く?」というと、たいてい涙ぐみます。家の前にくだもの屋があるもんだから本当に存在すると思っているみたいです。幼稚園でも先生に「いやいやえん」が裏にあるという話をしているそうです。最近では一度パパと行ってみたいなどと言っています。
私も、そして弟もこの「いやいやえん」のお世話になっていました。母の膝を二人で取り合って読んでもらう幸せ・・・。忙しい母にある時名案が閃きました。子供たちが喜ぶこの本を録音したら忙しい時にも読んであげられる・・・。当時家にあった古いソニー製のテープレコーダーに我々兄弟の前で吹き込みを開始します。母が選んだお話は5番目の「おおかみ」です。最初は快調に録音が進んだのですが、途中になると、どうもセットしたテープの残量が乏しくなって来たようです。母の読み方が多少速くなります。しばらくすると目に見えてテープが無くなってきます。母の読み方はモーレツに速くなります。私と弟はどうなることかとテープレコーダーで回るリールを見つめます。あと1ページで・・・という時に無情にもテープはシュルシュルとリールから抜けて無くなってしまったのです。もちろん録音は途中でブチッと切れた状態・・・。私たちのクスクス笑う声も入ったこの録音、その後しばらく家に保管されていましたが、テープレコーダーの処分とともになくなってしまったようです。
写真は実家にある「いやいやえん」。手垢にまみれていますが、まだまだ現役です。帰省時に娘がおばあちゃんに読んでもらう本と決まっています。
同じ作者(中川李枝子と大村百合子)による絵本「ぐりとぐら」も有名ですね。「ぐりとぐら」でみんながホットケーキを食べるシーンには「いやいやえん」の 赤バケツを持ったこぐちゃんとタオルとブラシを持ったおおかみが仲良くご相伴していますね。
この本は保育園年中児「しげる」を主人公に7つのお話からなってます。
「ちゅーりっぷほいくえん」
園児が守らなければならないお約束がいっぱいです。
「くじらとり」
娘はこのお話が嫌いです。冒険がまだ怖いみたい。
「ちこちゃん」
娘の幼稚園でも毎日同じ騒動が。
「やまのこぐちゃん」
赤いバケツがかわいいです。
「おおかみ」
私のお気に入り。
「山のぼり」
ちょっと怖いお話。
「いやいやえん」
娘が聞き分けない時に、「じゃあ、いやいやえんに行く?」というと、たいてい涙ぐみます。家の前にくだもの屋があるもんだから本当に存在すると思っているみたいです。幼稚園でも先生に「いやいやえん」が裏にあるという話をしているそうです。最近では一度パパと行ってみたいなどと言っています。
私も、そして弟もこの「いやいやえん」のお世話になっていました。母の膝を二人で取り合って読んでもらう幸せ・・・。忙しい母にある時名案が閃きました。子供たちが喜ぶこの本を録音したら忙しい時にも読んであげられる・・・。当時家にあった古いソニー製のテープレコーダーに我々兄弟の前で吹き込みを開始します。母が選んだお話は5番目の「おおかみ」です。最初は快調に録音が進んだのですが、途中になると、どうもセットしたテープの残量が乏しくなって来たようです。母の読み方が多少速くなります。しばらくすると目に見えてテープが無くなってきます。母の読み方はモーレツに速くなります。私と弟はどうなることかとテープレコーダーで回るリールを見つめます。あと1ページで・・・という時に無情にもテープはシュルシュルとリールから抜けて無くなってしまったのです。もちろん録音は途中でブチッと切れた状態・・・。私たちのクスクス笑う声も入ったこの録音、その後しばらく家に保管されていましたが、テープレコーダーの処分とともになくなってしまったようです。
写真は実家にある「いやいやえん」。手垢にまみれていますが、まだまだ現役です。帰省時に娘がおばあちゃんに読んでもらう本と決まっています。
同じ作者(中川李枝子と大村百合子)による絵本「ぐりとぐら」も有名ですね。「ぐりとぐら」でみんながホットケーキを食べるシーンには「いやいやえん」の 赤バケツを持ったこぐちゃんとタオルとブラシを持ったおおかみが仲良くご相伴していますね。