Googleで「人生、宇宙、すべての答え」と検索してみましょう。
答えは・・・・・・・、
「42」!
このシャレがわかりますか?
わからない人は、これを読みましょう。
ダグラス・アダムス「銀河ヒッチハイク・ガイド」
もともと78年から放送されたBBCラジオドラマの脚本を79年に小説化したもの。
ラジオドラマ、小説とも大ヒット。今もカルト的な人気を集めています。
平和を謳歌する地球が、突然に惑星間を結ぶバイパスの建設予定地に指定され、破壊されてしまう。
その理由は・・・・、
「銀河ヒッチハイク・ガイド」改訂版制作のため、現地調査員として地球に来ていたフォードに助けられた地球人、アーサー(何をやっても垢抜けない、典型的なイギリス人ヒーロー)が経験する冒険とは・・・。
ナンセンスです、ドタバタです。脈絡もなくどんどんワープします。好きな人は大好き!嫌いな人は、どこが面白いのか皆目分からず地面に叩きつけること必至かも・・・。
それゆえか表紙に輝く「DON`T PANIC」の文字が、読者に冷静に行動するよう促しています。
HAL9000とならんで、その筋で有名なコンピュータ、「ディープ・ソート」。
IBMは同名のチェス用スーパーコンピュータの後継機「ディープ・ブルー」を開発しています。ディープ・ブルーはつまり地球である・・・・。(この辺は物語の続編ネタと・・・・) ちなみにHALはIBMのアルファベットをひとつずつ前にしたという説は有名ですよね。
ダグラス・アダムスは大のウッドハウス愛読者だったとか、そういう意味でイーヴリン・ウォーの世界とも通ずる系統なのでしょうね。
私がGoogleの開発担当なら、「人生、宇宙、すべての答え」には
「750万年待ってください」ってメッセージだしたのに・・・。