
サマーシーズンになるとイギリスでは野外コンサートが多く開かれます。
01年の夏に私が行ったのがケンウッドハウスで開かれるピクニックコンサート。ポップスからクラシックまで様々なプログラムが日を変えて楽しめますが、私はロンドンフィルによるクラシックをチョイスしました。
ケンウッドハウスはハムステッドヒースの中にあり、ご存知の方も多いと思いますが、映画「ノッティングヒルの恋人」の中で劇中映画の撮影場所としてロケがされたところです。フェルメールの絵が見れる館としても有名。
その庭、というか広大な敷地にある池を挟んでコンサートが行なわれます。開演はだいたいまだまだ明るい19時半ですが、16時から会場は開けられピクニックが楽しめるという趣向。ロンドン子は皆おびただしい食料と飲み物を持参して芝生の上で楽しみます。もちろん手ぶらで行っても会場の売店で調達出来ますし、予約しとけばワイン付きのピクニックセット(バスケット入り)なんてものも手に入ります。
私たちもハムステッドの街で冷えた白ワインを買い込み、会場でサンドウィッチとかオードブルをゲットしてピクニック(日本的には酒盛り・・)開始です。と、隣を見ると、そこには4人のイギリス人グループ。若い夫婦と旦那側の両親という取り合わせでしょうか。そこのお嫁さんがすごいすごい。まず3人ためにシャンパンを開けサーブします。続いて数々のタッパーウェアを開けて大きな皿に前菜の盛り合わせを各人にサーブ、お次はメインをサーブですが、驚くことにビーフとフィッシュが選べる設定・・。ワインも赤白選べます。お父さんはお嫁ちゃんに何度をサンキューを連発しながらパクついてます。最後はこれまた選べるデザートで締めくくり。その間旦那とおぼしき男はただ食べてるだけ・・。3人があらかた食べ終わるとようやくお嫁ちゃんは残ったものを食べ始め(ただ残った量がはんぱじゃなかったですが・・)、あとはきれいに後片付け・・。
イギリスにもなかなか出来たお嫁ちゃんがいらっしゃるようで・・・。
コンサートは休憩を挟んで2部構成。だんだんと暮れていく夏の夕刻、空の色が刻々と変化していきます。池ではアヒルやガチョウが遊び、そこに流れる音楽の調べ。
なんともいい雰囲気です。途中、席を移動してもいいですし、子供が泣いてもへっちゃらです。寝転んだり、抱き合ったり、みんな思い思いの格好で音楽を、自然を楽しみます。
当日、一つだけ困ったことが、
それは日没とともに気温が急激に下がったこと。
休憩時間ではみんなブルブル。売店では急にホットメニューが売れ始めます。
毛布にくるまる人もちらほら。売店ではちゃんとブランケットとカンテラも販売してます。さっきまでTシャツ姿だった会場スタッフがいつの間にかダウンジャケット姿に・・・。
コンサートの締めくくりは盛大な花火。日本の花火と比べると見劣りはしますが、ライトで浮かび上がるステージの背後であがる花火はそれなりに見ごたえはあります。
夏のいい思い出に。でも寒かった。
今年のピクニックコンサート
01年の夏に私が行ったのがケンウッドハウスで開かれるピクニックコンサート。ポップスからクラシックまで様々なプログラムが日を変えて楽しめますが、私はロンドンフィルによるクラシックをチョイスしました。
ケンウッドハウスはハムステッドヒースの中にあり、ご存知の方も多いと思いますが、映画「ノッティングヒルの恋人」の中で劇中映画の撮影場所としてロケがされたところです。フェルメールの絵が見れる館としても有名。
その庭、というか広大な敷地にある池を挟んでコンサートが行なわれます。開演はだいたいまだまだ明るい19時半ですが、16時から会場は開けられピクニックが楽しめるという趣向。ロンドン子は皆おびただしい食料と飲み物を持参して芝生の上で楽しみます。もちろん手ぶらで行っても会場の売店で調達出来ますし、予約しとけばワイン付きのピクニックセット(バスケット入り)なんてものも手に入ります。
私たちもハムステッドの街で冷えた白ワインを買い込み、会場でサンドウィッチとかオードブルをゲットしてピクニック(日本的には酒盛り・・)開始です。と、隣を見ると、そこには4人のイギリス人グループ。若い夫婦と旦那側の両親という取り合わせでしょうか。そこのお嫁さんがすごいすごい。まず3人ためにシャンパンを開けサーブします。続いて数々のタッパーウェアを開けて大きな皿に前菜の盛り合わせを各人にサーブ、お次はメインをサーブですが、驚くことにビーフとフィッシュが選べる設定・・。ワインも赤白選べます。お父さんはお嫁ちゃんに何度をサンキューを連発しながらパクついてます。最後はこれまた選べるデザートで締めくくり。その間旦那とおぼしき男はただ食べてるだけ・・。3人があらかた食べ終わるとようやくお嫁ちゃんは残ったものを食べ始め(ただ残った量がはんぱじゃなかったですが・・)、あとはきれいに後片付け・・。
イギリスにもなかなか出来たお嫁ちゃんがいらっしゃるようで・・・。
コンサートは休憩を挟んで2部構成。だんだんと暮れていく夏の夕刻、空の色が刻々と変化していきます。池ではアヒルやガチョウが遊び、そこに流れる音楽の調べ。
なんともいい雰囲気です。途中、席を移動してもいいですし、子供が泣いてもへっちゃらです。寝転んだり、抱き合ったり、みんな思い思いの格好で音楽を、自然を楽しみます。
当日、一つだけ困ったことが、
それは日没とともに気温が急激に下がったこと。
休憩時間ではみんなブルブル。売店では急にホットメニューが売れ始めます。
毛布にくるまる人もちらほら。売店ではちゃんとブランケットとカンテラも販売してます。さっきまでTシャツ姿だった会場スタッフがいつの間にかダウンジャケット姿に・・・。
コンサートの締めくくりは盛大な花火。日本の花火と比べると見劣りはしますが、ライトで浮かび上がるステージの背後であがる花火はそれなりに見ごたえはあります。
夏のいい思い出に。でも寒かった。
今年のピクニックコンサート
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