ロアルド・ダール「キス・キス」
早川書房より復刊された異色作家短編集の一つです。(もともとは1960年頃の出版)
ロアルド・ダールと言えば「チョコレート工場の秘密」などの児童文学で有名ですが、短編小説の分野でも名人芸を披露してくれます。
この本に収められている作品はどれも独特の静かな「怖さ」とユーモアを併せ持ち、読者に本を閉じさせません。
巻頭の「女主人」・・夜が更けてバースに到着した男性は、宿を目指す。途中、目に付いたB&Bの看板に吸い寄せられて・・・・・怖いですね。私は「注文の多い料理店」が頭に浮かんじゃいましたよ。
続いて「ウィリアムとメアリイ 」・・・これまた怖いですね・・グロいですね・・・・死んだ後、自分の脳と片目だけが生かされたら・・・
うーん、イギリス人のユーモアはブラックすぎます。だからなんども読んじゃいます。
翻訳はあの開高健。
小ぶりな装丁がおしゃれな本です。
早川書房より復刊された異色作家短編集の一つです。(もともとは1960年頃の出版)
ロアルド・ダールと言えば「チョコレート工場の秘密」などの児童文学で有名ですが、短編小説の分野でも名人芸を披露してくれます。
この本に収められている作品はどれも独特の静かな「怖さ」とユーモアを併せ持ち、読者に本を閉じさせません。
巻頭の「女主人」・・夜が更けてバースに到着した男性は、宿を目指す。途中、目に付いたB&Bの看板に吸い寄せられて・・・・・怖いですね。私は「注文の多い料理店」が頭に浮かんじゃいましたよ。
続いて「ウィリアムとメアリイ 」・・・これまた怖いですね・・グロいですね・・・・死んだ後、自分の脳と片目だけが生かされたら・・・
うーん、イギリス人のユーモアはブラックすぎます。だからなんども読んじゃいます。
翻訳はあの開高健。
小ぶりな装丁がおしゃれな本です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます