国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

ブレア首相はダイアナ妃殺害・イラク核疑惑捏造の責任をかぶらされ自殺に追い込まれる?

2006年12月15日 | 欧州
●ブレア首相を聴取、労働党への巨額融資疑惑の参考人で (2006年12月15日1時31分 読売新聞)

 【ロンドン=本間圭一】英上院議員の推薦に絡んだ与党・労働党への巨額融資疑惑で、英捜査当局は14日、ブレア首相への聴取を行った。
 聴取が行われた場所などは不明。首相官邸によると、聴取は被疑者としてではなく、参考人として行われた。英BBC放送によると、金銭疑惑に絡み、英首相への聴取が行われたのは史上初めて。ブレア首相は今年9月、来年秋までの退任を表明したが、今回の聴取で退任時期が早まる可能性も出てきた。
 上院推薦疑惑は、同党が昨年5月の総選挙前に実業家4人から計約500万ポンド(約11億5000万円)の融資を受けた見返りに、4人を上院議員に推薦したというものだ。疑惑は今年3月に表面化、ロンドン警視庁が捜査を開始した。これまで、党資金調達責任者、マイケル・リービー上院議員ら3人を逮捕し、ブレア政権の高官や閣僚らへの聴取を続けていた。
 首相官邸によると、首相聴取は約2時間行われた。首相は聴取で、4人を推薦した理由などを説明した模様だ。リービー氏は、警察当局に対し、「融資には首相の指示があった」などと供述したとされ、首相聴取の時期が焦点となっていた。
 英国上院は貴族院と呼ばれ、選挙は行われず、首相や政党代表が上院議員の推薦に大きな権限を持つ。
 英国では、ロイドジョージ首相が在任していた1920年代初頭、党の活動資金調達のため、貴族の爵位販売が行われたとする疑惑が浮上、側近の1人が逮捕されている。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20061214id21.htm



●ブレア首相夫人が20代半ばにモデルになったヌード絵が12/11の英タイムズ紙で公表された理由は何か?
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/2ba45ff29501a1d5e988ed8e969ba968





●トニー・ブレア - Wikipedia
イギリス 第73代首相  任期: 1997年5月2日 – 現職
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A2



●英王子、故ダイアナ妃追悼コンサートの詳細を発表 2006年12月13日 19:46 JST

 [ロンドン 12日 ロイター] 英王室のウィリアム王子とハリー王子兄弟が12日、来年企画している母の故ダイアナ元皇太子妃の没後10周年ポップ・コンサートの出演予定アーティストなどを発表した。
 それによると、現在建て替えが進むロンドン西部の新ウェンブリー・スタジアムで7月1日に開催されるコンサートには、エルトン・ジョンをはじめ、デュラン・デュラン、ジョス・ストーン、ファレル・ウィリアムス、ブライアン・フェリーらが出演を予定している。
 また、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団やミュージカル作曲家のアンドリュー・ロイド・ウェバーもパフォーマンスを行う見通し。
 ウィリアム王子は発表文の中で「私たち兄弟は母なら望むであろうことをきちんと反映させたかったのです。そのためには教会での礼拝だけでは十分じゃなかった。母が望んでいるに違いない、こういう元気いっぱい、楽しさや幸せいっぱいの一大コンサートを開きたいのです」と述べた。
 ダイアナ元妃は、1997年8月にパリで交通事故により死去した。

http://today.reuters.co.jp/news/articlenews.aspx?type=entertainmentNews&storyID=2006-12-13T193634Z_01_NOOTR_RTRJONC_0_JAPAN-239613-1.xml&WTmodLoc=NewsArt-L3-Entertainment+NewsNews-3





●<ダイアナ元妃死亡>陰謀説を否定、交通事故と結論 報告書 [ 12月14日 21時28分 ]

 【ロンドン小松浩】故ダイアナ元英皇太子妃の交通事故死を検証していたスティーブンズ元英警視総監の調査チームは14日、最終報告書を公表した。BBCによると報告書は、英情報機関が事故を装って殺害したとの陰謀説を否定、交通事故死だったと結論づけた。
 元妃は97年8月、パリでカメラマンの追跡を避けるため恋人のドディ・アルファイド氏と乗用車で走行中、運転手が事故を起こし3人とも死亡した。
 仏当局は死亡した運転手が飲酒のうえスピードを出しすぎてハンドル操作を誤ったと発表したが(1)運転手の血液がすり替えられた(2)元妃が当時妊娠中でイスラム教徒であるアルファイド氏との結婚を恐れた英情報機関が殺害した――などの陰謀説が流れ、英国も04年から独自に検証を始めた。
 調査チームはチャールズ皇太子をはじめ400人から事情聴取、2万もの書類を調べたが、陰謀説を裏付けるものはなかったとみられる。運転手の血液も仏当局のDNA鑑定で本人のものと確認され、元妃の妊娠説もその後否定されている。
 アルファイド氏の父親で有名百貨店ハロッズ・オーナーのモハメド・アルファイド氏は14日、事故死の結論は受け入れられない姿勢を表明。英国の最近の世論調査でも3割以上が「事故ではなかった」と答えるなど、陰謀説はなおくすぶっている。
http://www.excite.co.jp/News/world/20061214212800/20061215M30.107.html





●英国のウィリアム王子は獣の数字「666」を持つ、聖書の予言する反キリスト?
http://blog.goo.ne.jp/princeofwales1941/e/5231039b8ff5988acf0f0902bbe17221





●ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ) - Wikipedia
ダイアナ(Diana, Princess of Wales (Lady Diana Frances Spencer)、1961年7月1日 - 1997年8月31日)は、イギリスのエリザベス2世のチャールズ王太子の妃。2番目と3番目の王位継承者であるウィリアム王子とヘンリー王子を産んだが、1996年に正式離婚した。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%8A_(%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%96%E3%83%BB%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA)





【私のコメント】
 12月11日に夫人の弁護士見習い時代のヌード絵が突然タイムズ紙に公開されたのに続いて、12月14日にはブレア首相を英捜査当局が労働党への巨額融資疑惑の参考人で聴取した。前者は、ブレア夫妻の友人である画家の故ユアン・アグローがブレアの国会議員就任後は決して公開しなかったものであり、ブレアに対する間接的な攻撃と考えられる。後者は英国政府がブレアに対して逮捕するぞと脅迫しているに等しい。タイムズ紙が保守系とされていることから考えて、英国を支配する国際金融資本の意向と思われる。トカゲの尻尾切りの様にブレアを生贄にするつもりではないだろうか?

 更に、12月14日に故ダイアナ元英皇太子妃の交通事故死を検証していたスティーブンズ元英警視総監の調査チームが、英情報機関が事故を装って殺害したとの陰謀説を否定、交通事故死だったと結論づけた最終報告書を公表した。英国民の多くが陰謀であると考えているこの問題で、この報告書を発表することは世論のダイアナ妃事故死への疑念を深める効果しかないだろう。ブレア首相は1997年5月2日に就任し、ダイアナ妃はその90日後の1997年8月31日に事故死している。ブレアの前任者ではなく、ブレアがこの事件に深く関与している可能性は非常に高いだろう。無論、ブレア一人の意向ではなく、エリザベス女王やチャールズ皇太子などの意向もあったであろうが、ブレアの承認なしにはダイアナ暗殺は不可能だっただろう。ダイアナ暗殺の90日前にブレアが首相に就任していることは、ひょっとすると前任者のジョン・メージャー前首相(在任期間: 1990年 11月27日-1997年5月2日 )はダイアナ暗殺に賛成しなかった為に首相の座を追われたのかもしれない。

 12月12日に英王室のウィリアム王子とハリー王子兄弟が故ダイアナ妃追悼コンサートの詳細を発表し、「私たち兄弟は母なら望むであろうことをきちんと反映させたかったのです。そのためには教会での礼拝だけでは十分じゃなかった。母が望んでいるに違いない、こういう元気いっぱい、楽しさや幸せいっぱいの一大コンサートを開きたいのです」と述べている。このコンサートにエリザベス女王やチャールズ皇太子が関与していないこと、二人の王子が母の望みを叶えたいと主張していることは、間接的にダイアナ妃を殺害した犯人に対する攻撃と言えるだろう。

 かつて私は「英国のウィリアム王子は獣の数字「666」を持つ、聖書の予言する反キリスト?」と題する記事で、ブッシュ夫妻やクリントン、皇太子、小泉首相などと共にウィリアム王子が悪魔の指サインを行っていることを紹介した。彼らは恐らく、怪しいオカルト集団の噂や犯罪行為荷担の噂を大量にネットに流すことで悪役を装いつつ、英国政府を支配する国際金融資本に対して攻撃を仕掛けていたのだろう。ブッシュ・小泉と共にイラク攻撃を主導した筈のブレア、皇太子と共に国際金融資本に支配されているはずのエリザベス女王やチャールズ皇太子がこの指サインの写真に含まれていないことは、エリザベス女王やチャールズ皇太子が国際金融資本と親密であり、現在激しく攻撃を受けていることを示していると思われる。そして、故ダイアナ妃事故死を巡って、英国王室内部でエリザベス女王・チャールズ皇太子とウィリアム王子・ハリー王子兄弟の間に激しい対立が存在することを示していると思われる。クリントン前大統領の反日・親中国姿勢も実は国際金融資本を騙す為の演技であったのかもしれない。

 ブレアは来年9月に首相を辞任すると主張している。この時期には日本の参院選があるし、2008年の世界主要国の首脳交代を巡って多くの国で政府がレイムダック化することを狙っているのだろう。しかし、2007年7月1日にウィリアム王子とハリー王子兄弟がダイアナ妃追悼コンサートを開くことを決定した時点でブレアの政治生命はもはや終わったと思われる。今後、ブレア首相・エリザベス女王・チャールズ皇太子の運命が非常に注目される。
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