賀名生では五條市との合併の直前に西吉野村によって賀名生の里歴史民俗資料館が建設され、現在は五條市がそれを継承している。更に、堀家住宅は国指定重要文化財でありながらリノベーションされて2019年4月より「カフェ レストラン賀名生旧皇居 KANAU」として営業を開始している。長屋を改装したホテルも併設している。「かなう」との呼称は、関西への環都を願う人々の願いが「かなう」ことを願っているかのようだ。秋篠宮が今後この賀名生旧皇居にしばらく隠遁してこの地を「かなう」と改称し、その後天皇即位を宣言して東西二天皇体制に移行、今上が退位するといったシナリオがあるのではないだろうか?小室圭や佳子内親王の噂される都内理系大卒婚約者は秋篠宮一家を支える武将として北畠親房や楠木正成の様に活躍するのだろうか?
吉野山・高野山・熊野大社は紀伊山地の霊場と参詣道として世界文化遺産に2004年に指定された。古来の山岳信仰に密教系の仏教が加わった修験道の中心であり、ここで培われた密教僧侶達の超能力がこれまでの日本の奇跡的な生き残りを支えてきたのだと思われる。そして、神武天皇から後醍醐天皇に至る多くの皇族・貴族がこの地を訪れたのは、そのような超能力が皇位継承に不可欠であると知っていたからだろう。神武天皇を支えた八咫烏の人々だけでなく、現在も奈良県南部にルーツを持つ人々が東京含め日本で活躍している。北岡伸一元東大法学部教授・元国連大使とその弟である北岡篤吉野町長については以前に触れた。前川喜平元文科相事務次官は9歳まで御所市で育っている。実家は御所の林業家で、前川製作所の創業者である前川喜作を祖父に持つ。吉野に移住する秋篠宮一家は彼らがを支えることだろう。 . . . 本文を読む
静岡県の御殿場ジャンクション以西で開通している新東名高速道路は今年度中に6車線化事業が完成する。これによって、東名と合わせると10車線という充実した状態になる。現在工事中の御殿場ジャンクションから伊勢原ジャンクションまでの区間が2023年度に開通すれば、神奈川県内では圏央道合流地点までの完全な二重化が完成して12車線となるだろう。更に、現在事業中の厚木秦野道路は暫定2車線、計画4車線となっており、全て完成すると秦野市から厚木市まで16車線となる。現在の6車線から2.66倍という大幅な増加である。
しかし、問題は圏央道の東側である。現状では世田谷区の東京インターチェンジまで東名高速6車線しかないのだ。このままでは2023年度以降に海老名ジャンクションを先頭に長い渋滞が発生する可能性は非常に高いだろう。
このような並行路線を含めた東名高速の車線不足の理由は中央高速と同様に在日米軍の活動妨害だろう。この地域には厚木基地が存在する。従って、在日米軍が撤退すれば即座に圏央道以東の神奈川県区間の高速道路計画が推進されることだろう。
新東名の東方延伸、横浜新道の西南西方向延伸、横浜新道西区間の北北西方向への延伸を行うと、三者が交わる場所にジャンクションを設置する必要が出てくる。ジャンクションの敷地が狭いと急カーブとなり速度が制限される。地下のジャンクションは工事費用も時間もかさむ。従って、港北ジャンクション・狩場ジャンクションと同様の十分な敷地が必要になる。しかし、そのような空き地は既に確保されているのだ。2014年に在日米軍から日本に返還された泉区の深谷通信所跡地である。この広大な円形の空き地は返還後数年が経過しているのに利用計画も確定していない。それは、在日米軍撤退後に高速道路延伸と深谷通信所跡地ジャンクション(仮称)設置を行うためと思われる。また、この付近に計画されている一般道の横浜環状三号線もルートが確定していないが、高速道路のルートが未決定であるためだろう。 . . . 本文を読む