難聴であることをカミングアウトするのは、
簡単なようでとても気合がいるものです。
状況によっては申告しない方が良い場合もあるし、
申告しても、あまりいい状態にならない場合もあり、
また、申告のタイミングも掴みにくいものです。
先日、この記事の最後の方で書いた、
憧れの人が経営するバーへ来訪しました。
ほんのちょっぴりおしゃれもして出掛けました。
その日のために、美顔エステとアカスリエステ、
顔剃りエステと美容院にも行ったし、3キロ程のダイエットも成功しました。
理想体形には、まだまだ程遠いですが。
バーではお客さんは他にもいますから、
憧れの人と話しができるチャンスがあるかどうかは、その時の運です。
運よく、憧れの人が、私と友達の側に来てくれ、話しかけてくれました。
友達は、15才程年下の女性で、現役新聞記者。
著名人の取材や、カメラマンもしていましたから、
人の話しやいい表情を引き出すプロです。
彼女の高度な話術で、そんなに饒舌ではない憧れの人が、
いい表情を見せてくれ、素直にありのままに、
様々なことを語ってくれました。
語ってくれている内容がほとんどわからないもどかしさがあるものの、
時折、私からも質問したりして、それにもきちんと答えてくれたりで、
幸せなひとときを過ごせたのですが、
難聴を申告するタイミングがつかないまま、
憧れの人は他のお客さんのところへ行ってしました。
4時間程、長居させていただいたのですが、
帰る時に、諸事情で憧れの人は外出中で、
結局、難聴のことは言えませんでした。
帰る時にスタッフさんに、難聴を申告しました。
「最初に言ってくれたら良かったのにぃ。」と、笑ってくれましたが、
その最初をどう言えば良いのかが、
私のこれからの課題なのかもしれません。
何年か前に趣味の関係で知り合った片耳難聴の友達に、
今回の件を報告がてら、
申告のタイミングや申告方法をメールで尋ねてみました。
その友達によると、やはり、
申告する場合と、申告しない場合があるとか。
申告する場合は早く言った方がいいとのこと。
その友達の申告の仕方は、
「実は、先に言っておいた方がいいと思って…
私、生まれつき難聴で言葉も聴きづらい時があって、
何度も聞き直してしまう時があるから迷惑かけるかもしれないけど、
ごめんね。」
と、先に宣言してしまうそうです。
私もこれからはこんな感じで申告できるように、
頑張ってみたいと思いました。
補聴器を見せる髪形にするのも、ひとつの手かなとも考えましたが、
友達は「無理しないようにね。」と言ってくれました。
補聴器を見せることへの精神的な部分を、
よくわかってくれてる心強い友達です。
またいつか憧れの人に逢いに行く機会があれば、
申告できるように頑張ってみるつもりです。
「目標ができましたね。」とも言ってくれました。
本当に素敵な友達です。
憧れの人が語ってくれた内容を、あとから現役新聞記者の彼女が、
全てを通訳してくれました。
本当に有り難いことです。
職業柄、本当にわかりやすく説明してくれます。
私が質問しておいて、聞き取れなかったことが、
彼女の通訳で明確になったり、
語ってくれた内容の濃さに感動したり。
私は、ただその場にいて、ただごまかし笑いしていただけだけど、
こうやって、あとからでもその時のことを知ることができたことに、
感謝しています。
それと同時に、タイムリーにこれらの話しが聞き取れていれば、
突っ込んだり馬鹿言ったり、さらに質問したりできるのにな、
と、私には不可能なことを考え、少し悲しく思いました。
できない中で幸せを見つけることは得意だし、
できないことを諦めるのにも慣れたけれど、
やっぱり私は、人として大切な、
人との触れ合いの軸が欠けている気がしてなりません。
申告することで、人とさらに触れ合うことができるかな。
申告しないとわかってもらえない障害。
申告しても、ほんとに聞えてないの?と疑われる障害。
色々としんどいですね。
簡単なようでとても気合がいるものです。
状況によっては申告しない方が良い場合もあるし、
申告しても、あまりいい状態にならない場合もあり、
また、申告のタイミングも掴みにくいものです。
先日、この記事の最後の方で書いた、
憧れの人が経営するバーへ来訪しました。
ほんのちょっぴりおしゃれもして出掛けました。
その日のために、美顔エステとアカスリエステ、
顔剃りエステと美容院にも行ったし、3キロ程のダイエットも成功しました。
理想体形には、まだまだ程遠いですが。
バーではお客さんは他にもいますから、
憧れの人と話しができるチャンスがあるかどうかは、その時の運です。
運よく、憧れの人が、私と友達の側に来てくれ、話しかけてくれました。
友達は、15才程年下の女性で、現役新聞記者。
著名人の取材や、カメラマンもしていましたから、
人の話しやいい表情を引き出すプロです。
彼女の高度な話術で、そんなに饒舌ではない憧れの人が、
いい表情を見せてくれ、素直にありのままに、
様々なことを語ってくれました。
語ってくれている内容がほとんどわからないもどかしさがあるものの、
時折、私からも質問したりして、それにもきちんと答えてくれたりで、
幸せなひとときを過ごせたのですが、
難聴を申告するタイミングがつかないまま、
憧れの人は他のお客さんのところへ行ってしました。
4時間程、長居させていただいたのですが、
帰る時に、諸事情で憧れの人は外出中で、
結局、難聴のことは言えませんでした。
帰る時にスタッフさんに、難聴を申告しました。
「最初に言ってくれたら良かったのにぃ。」と、笑ってくれましたが、
その最初をどう言えば良いのかが、
私のこれからの課題なのかもしれません。
何年か前に趣味の関係で知り合った片耳難聴の友達に、
今回の件を報告がてら、
申告のタイミングや申告方法をメールで尋ねてみました。
その友達によると、やはり、
申告する場合と、申告しない場合があるとか。
申告する場合は早く言った方がいいとのこと。
その友達の申告の仕方は、
「実は、先に言っておいた方がいいと思って…
私、生まれつき難聴で言葉も聴きづらい時があって、
何度も聞き直してしまう時があるから迷惑かけるかもしれないけど、
ごめんね。」
と、先に宣言してしまうそうです。
私もこれからはこんな感じで申告できるように、
頑張ってみたいと思いました。
補聴器を見せる髪形にするのも、ひとつの手かなとも考えましたが、
友達は「無理しないようにね。」と言ってくれました。
補聴器を見せることへの精神的な部分を、
よくわかってくれてる心強い友達です。
またいつか憧れの人に逢いに行く機会があれば、
申告できるように頑張ってみるつもりです。
「目標ができましたね。」とも言ってくれました。
本当に素敵な友達です。
憧れの人が語ってくれた内容を、あとから現役新聞記者の彼女が、
全てを通訳してくれました。
本当に有り難いことです。
職業柄、本当にわかりやすく説明してくれます。
私が質問しておいて、聞き取れなかったことが、
彼女の通訳で明確になったり、
語ってくれた内容の濃さに感動したり。
私は、ただその場にいて、ただごまかし笑いしていただけだけど、
こうやって、あとからでもその時のことを知ることができたことに、
感謝しています。
それと同時に、タイムリーにこれらの話しが聞き取れていれば、
突っ込んだり馬鹿言ったり、さらに質問したりできるのにな、
と、私には不可能なことを考え、少し悲しく思いました。
できない中で幸せを見つけることは得意だし、
できないことを諦めるのにも慣れたけれど、
やっぱり私は、人として大切な、
人との触れ合いの軸が欠けている気がしてなりません。
申告することで、人とさらに触れ合うことができるかな。
申告しないとわかってもらえない障害。
申告しても、ほんとに聞えてないの?と疑われる障害。
色々としんどいですね。