マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

ちょっと疲れが…。

2009-09-09 23:45:28 | 日記
溜まってきているようです。
昨夜寝るころから、軽いめまいを感じ始め、今朝も今一つすっきりしない感じでした。
そう忙しくしているわけでもないのですが…。
一日にできることは、そう多くはない…ですね。
で、今日のテニスは今一つでした。
首が凝ってるようで、とにかくストレッチでもして、何とかしないとと思ってますけど。

午後、会社へ行くと、珍しく事務機器の会社の営業の人が来ましたけど、コピー機とか、買い替えないかっていう話でしたね。
事務所を引っ越した時、コピー機の様子を見に来るとか言っていたのに、無しのつぶて…だったのが、景気が悪くて営業先がないのかな…とか思いましたけど。
極小企業に営業に来ても、そうそう新しいものにするわけないのに…たまたま、別の面識のない会社の人も、営業に来ていましたね。
やはり事務機器屋さんです。
何処も大変でしょう、とお察ししますが…。
町を歩くと、あらここも…という感じで、お店や事務所がなくなっているのですよね。
閉店のお知らせを張って営業しているお店もあるし…。
地域間格差は、高速道路無料にしたって、関係ない!と思いますね。

今日は早く寝て、体調を回復しなくては…。

ドビュッシーの版画

2009-09-09 01:48:12 | ラ・プロムナード・ミュジカル
9/19のプロムナード・コンサートで弾くソロの曲、一つは、ドビュッシーの「版画」です。
塔-グラナダの夕べ-雨の庭 という3曲から成る曲です。
この版画で、ドビュッシーは印象主義的なピアノ技法を確立したといわれています。
塔は、1889年にパリで開催された万国博覧会で、バリ島ガムラン音楽をきき、影響されて作られたといわれていて、東洋的な響きを持っています。
グラナダの夕べは、スペインのハバネラのリズム、ムーア人の歌調、ギターの響きで、古都グラナダを思わせる音楽となっています。
雨の庭は夏の暑さに乾ききったパリの木立の上に、軽い夕立が降りそそぎ、その雨の上りきらないうちに太陽がまた顔を出す…そんな情景を描いた曲です。
2つのフランス童謡が使われています。
ドビュッシーはバリにもスペインにも行ったことがなく、想像力を働かせて情景を描いたそうです。
版画というのは、その情景を音で描いた…とでも言うのでしょう。
白黒の版画ではなく、笹倉鉄平氏の描くような版画ではないか…と思いますけど。
3曲とも独特の雰囲気を持っていますが、それぞれの曲の描く情景が思い起こせるような演奏ができれば…と思っています。

CDは、ミシェル・ベロフドビュッシー:ピアノ作品全集-4 があります。
雨の庭の演奏は、私のイメージとは少し違う気がしていますが…。
ほかに、ジャック・ルヴィエのドビュッシー:ピアノ作品全集 があって、これはドビュッシーの全ピアノ作品を網羅していて、ドビュッシーの作品を知るにはとてもいいですね。
あまりくせもないし…。