マスミンのピアノの小部屋

ピアニスト兼ピアノ指導者松尾益民が、ピアノや教育、世の中の出来事など日々感じることを、徒然なるままに綴ります。

「エミール・クラウスとベルギーの印象派」展へ

2013-07-06 23:54:10 | お勧め
今日、外出した時、1時間弱のゆとりができたので、そういえばやってるはず…ということで、「エミール・クラウスとベルギーの印象派」を見に行きました。
5月末まで姫路でやっていましたが、如何せん、外出するのがいつも月曜日で、美術館は休み!
そうこうするうちにタイミングを逸して、結局行かず…。
先月、写真撮影のためにJR東京駅の丸の内北口前で待ち合わせをしたら、目の前の東京ステーションギャラリーで、6/8から開催される…というのがわかり、こんなところでもやるんだぁ…と思いましたが、その日は6/7で、関係者のみの内覧会をしていました。
残念!
…で、今日思い出して行ってきたのでした。
姫路でやるくらいだし、以前にもベルギー絵画の美術展でがっかりしたことがあるので、大したことないかも…とか思いましたが、意外に良かったですね。
エミール・クラウスの作品が半分くらいで、他はベルギーの印象派と言われる画家の作品と、わずかですがモネ、ピサロ、シスレーの作品がありました。
見ていて素直に思ったのは、いわゆる有名どころの作品はやはり違う!ということですね。
あ、これいい!と最初に思ったのは、ピサロの「秋、朝、曇り、エラニー」でした。

続いて、モネの「霧の中の太陽(ウォータールー橋)」です。

これと同じテーマの作品はいくつか見ていますが、この作品もいいですね。

エミール・クラウスが同じ題材で描いた絵は、「ウォータールー橋、黄昏」。

この画家の光の使い方は独特ですが、それがうまく表現されていて、モネとは違った魅力があります。
好みの絵の絵葉書が全部あったわけではないので、いくつか購入したのは、「テムズ河に輝く朝日」と「ドゥールレ風景」。
 
独自のルミニスム(光輝主義)がはっきり感じられる作品ではないですが、私としてはどちらかと言えばこういう絵のほうがいいかな。
人物などは、一見すると写真か…と思ってしまいますね。

ゆっくり見れなかったのは残念でした。
他の画家の作品は、あまり印象に残ってない…かも。
15日までの開催です。



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