作曲家の意図

夜、ヘンレ社原典版講座～作曲家が本当に表現したかったこと～という講座を聴きに行きました。
ヘンレ版と言えば、古典派以前の作曲家の楽譜については、原典版として定評があるのですが、如何せん、値段が高い！
大学1年の時、音楽学の故大宮真琴先生の指示でヘンレ版のモーツァルトのソナタ全集を買った時は、確か3,500円くらいで当時の大学1年生にとっては非常に高くてドキドキしながら使ったものでした。
今でもそれは使っているのですが、最近、モーツァルトの自筆譜が見つかった曲があって、その研究結果により改訂版が出されたとのことでした。
ほんの一フレーズなのですが、グッとおしゃれに感じるものでした。
今日の講座は、ヘンレ社の楽譜の編集者であり、社長でもあるザイフェルト博士の話でした。
丁寧なわかりやすい話でしたが、残念なことに、私にとって原典版とはということについては目新しい情報はなく、まぁ当然という話でした。
高校の頃習っていた故長岡敏夫先生は、バッハインヴェンションとシンフォニアの原典版編集をされていて、楽譜として出版されていましたし、大学入学直後から、楽譜は作曲家の意図をきちんと反映した楽譜を使うべきということをうるさく言われていたし、当然のこととして受け止めていました。
ショパンの楽譜も、わりと最近新ショパン全集ができて、それまでの解釈とは大いに違う部分があったりして、新しい曲を弾くときにいつも苦労します。
どの楽譜を使うか…と。
ドビュッシーも自筆譜には楽譜の間違いがあったり、出版の際のミスがあったり、明らかな間違いがあったりで、これまた毎回のように苦労しています。
いろんな楽譜を突き合わせて見るので、弾き始めるまでに結構時間がかかってしまいます。
あまりわからないことを突き詰めても、結局は、どう弾けば美しく聞こえるか…という所に落ち着くのですけど。
それにしても、今日の講座を聴きに来ていたまわりの人たちが、原典版についての知識があまりないような話をされていたのは、う～ん…。
講座で話題に上がった曲の演奏は、菊地裕介氏でした。
風邪をひいていて、薬を飲んだし、今日は健康診断で朝早くから出かけていて疲れていたのもあって、舟をこいでしまった…。

やるべきことが多すぎて

午後はフランス語。
毎週になって、まだペースがつかめていません。
午前中に予習をするのが精いっぱいで、ホントはもっと基本的なところを復習したいのに、余裕がないですね。
やるべきことが多すぎて…です。
気が付かないうちに疲労が溜まっているのか、昨日からどうも風邪をひいたみたいで、のどが痛い！
そう言えば、毎年、10～11月は風邪をひいているような気が…。
今回はいつもの薬の効きが悪く、違うのにしようかなぁと思っているところ。

フランス語の講座を受けていていつも不便に感じているのは、眼鏡ですね。
教室はそう広くはないけど、白板に書かれた文字を見るのには眼鏡が必要でかけているのですが、いざそれをノートに書こうとしたり、テキストを見たりするには、眼鏡があると見えないのです。
今の眼鏡を作るとき、遠近を勧められたのですが、車を運転するにははっきり見えた方がいいので、少しはっきり見えるタイプにして、近くは眼鏡が必要ないからはずせばいいと言って、遠近にしなかったのです。
買い物に行って値段を見るにも眼鏡をちょっとずらさないといけないし、まぁいろいろ不便を感じるようになって、昨日、遠近の眼鏡を作りに行きました。
出来上がりに10日ほどかかるので、来週のフランス語にはまだ間に合いませんが、不便が解消されればいいな…と期待しています。

そんなこんなで、いろいろ検討することも多く、なんか落ち着かない。
この秋は、行きたいコンサートも多く、今週はそれもあるし、姫路の家の売却で、行く予定ではなかったのに行くことになったし…。

誕生日のこと

先週の家での誕生日のお祝いのディナーは、三男がいろいろ作ってくれました。
私がバス旅行で買って帰った大きい金目鯛…頭からしっぽまでの長さはたぶん30㎝くらいはあったと思いますが…は、煮つけにしてくれました。
美味～！

食べたらアッという間ですが、ウロコ取りから始まって処理をすると、けっこう大変そうでした。
私は待ってるだけ…。
赤海老は、お刺身とマツタケのお吸い物に。
　
お刺身、とろけそうでした。
他は三男が用意してくれた食材で。
　
　

ケーキは、次男が用意してくれて、これもまた美味しかった！！

主人は、ちょうど大学の同窓会と重なっていなかったのですが、珍しく、時計をプレゼントしてくれました。
と言っても、マイルでの購入ですが…。

私がいつもしているのはピンクゴールドの時計なので、シルバー系が欲しいな…と。
ソーラー時計なので、電池の心配がないのはいいですね。

先日乗った特急が…

台湾で特急列車脱線、２２人死亡＝１７１人重軽傷、現場は急カーブ

台湾で特急が脱線したとか…。
先月の台湾旅行の時に乗った特急でした。

この特急は、新幹線以外では台湾で一番速い特急だということで、確か日本製…だったと思う。
沿線は、自然の風景が素朴で美しいところです。
乗ってなかったら、あぁそうかくらいの関心だったと思いますが…。
亡くなられた方、お気の毒としか言えません。

第48回プロムナード・コンサートのお知らせ

12月2日（日）は、第48回プロムナード・コンサートです。
年4回なので、48回と言えば丸12年です。
来年6月が50回記念となります…が、特に変わったことをする予定は今の所なく、粛々と…でしょうかね。
第48回は、12月なので、クリスマス関連とも思いましたが、25日までには日数があるので、あまりそれを意識しないプログラムにしてみました。
ベートーヴェンのワルトシュタインソナタをもう一度弾きたいと思っていて、出演者が少ない時に弾こう…ということで、今回再演することにしました。
以前は、狭い方のホールの時だったので、広いホールでどう響くか、自分の演奏法もその頃より少し改善されているので、どういう風に仕上げられるか、ちょっと楽しみにしています。
とは言え、弾けば弾くほど難曲だなぁという感を強くしていますけど…。
新たに取り組む曲は、ドビュッシーの夜想曲とスクリャービンの左手のための夜想曲、最後はちょっと楽しく、ゴドフスキーがショパンの小犬のワルツをちょっとジャズっぽく編曲した曲を弾きます。
曲の詳細は後日記載しますが、どの曲も練習するのがワクワクするような曲です。
夜想曲は楽しいというのではなく美しい感動的な曲で、そういう曲を弾いていると気分も乗るのですね。

第48回プロムナード・コンサート
12月2日（日）10：00～11：30
イーグレひめじあいめっせホール
入場料無料

映画とランチ

久しぶりに映画を見に行きました。
「アラン・デュカス　宮廷のレストラン」です。
先日、テレビでこの映画のことを知り、フランス映画だということとお料理が題材になってることとで、見たいと思いました。
先日バス旅行に一緒に行った友人と、行こうという話になり、今日さっそく行ったのです。
フランス映画は、上映される映画館が限られるので困るのですが、シネスィッチ銀座では上映回数も多く、選択範囲も広がるのでそこで。
久しぶりの銀座でした。
なんかいろいろ変わったなぁ…と。
映画は、ミシュラン18ッ星の天才シェフと言われるシェフ、アランデュカスが、ヴェルサイユ宮殿に、ルイ16世やマリー・アントワネットの“王の食卓”を再現するレストラン〈オーレ〉をオープンするという新たなる挑戦を追いかけたドキュメンタリーです。
最高の素材と新しい味の体験を追い求めるために、ニューヨーク・ロンドン・リオ・フィリピン・香港・パリ・モナコ・東京・京都と世界中を飛び回り、そこでの料理や食材を見ると、思わずおいしそうと言ってしまいたくなるくらいでした。
一番印象に残ったのは、こういう上司だったら部下は力を発揮できるようになるだろうなと思うような、人としての素晴らしさでした。
驕ることのない探求心や人のいいところをうまく引き出す指導力など…。
それにしても、しゃべるフランス語が速すぎるし、専門的な話や難しい内容の話もあるし、フランス語の聞き取りが半分もできなかったというのが、残念…でした。
あびるほどフランス語を聞きました。

11時10分からの上映だったので、終わってからランチをすることにしました。
一応事前にネットで探しておいた「スペイン料理＆ワイン　LOBOS銀座店」に行きました。
パエリアが食べたいな…と。
ランチは、1,000円で、サラダバーやドリンクバーやスープ、デザートが付いていました。
　

スープもサラダのドレッシングもおいしかったし、パエリアはちょっとさっぱり系でこれもおいしかったし、デザートも小さめなのでちょっとずつ食べられて良かったし、とにかく満足でした。
強いて言うなら、スペインバルだからか、椅子が高いというのはちょっと不便でしたけど。

姫路駅で

東海道・山陽新幹線 全線で運転再開 ダイヤの乱れ終日続く

姫路駅の新幹線の線路で、事故があったようですね。
5時半と言えば、駅に停車する列車が来る時間帯ではないと思うのですが、それでもそれなりにホームに人がいたのでは…と思います。
通過列車が通るときは、ホームから離れた線路を通過しますが、ホームにいても風圧を感じるくらいすごいスピードで走り抜けますから、想像するだけでもゾッとします。
よく利用する駅での事故と聞くと、ちょっと気になりました。

自転車日和のいいお天気で

夕方の新幹線で横浜に戻りました。
今日も朝から忙しかったぁ！
さすがにちょっと疲労を感じながら、それでもやらなければならないことを何とかこなしました。
午前中はレッスン。
でも、せっかくいいお天気になったので、布団も干しておきたいし、夏のタオルケットやシーツなども洗濯しておきたいし、普通の洗濯もしないといけないし、ごみの日だし…で、レッスン前と終ってからと、午前中のうちに何とかこなす…。
さすがにいいお天気だと洗濯物の乾きも早くていいですね。
午後は、先週雨が降って行けなかった、母の利用している銀行へ行き…姫路駅の南側にあるので、自転車で20分くらいかかります…イーグレで来年9月のホールの手続きをし、ちょっとお買い物をし、お義母さんのところに寄り、郵便局へも行きました。
これでざっと2時間。
途中で、さすがに自転車をこぐ足が重くなりました。
しんどい！！と思いつつ、今だけ頑張れば、新幹線に乗ったらゆっくりできる…と。
マンションに戻ったら、出かけるまで40分ほどしかなく、慌てて荷物を準備し、ごみやポットの片づけをし洗濯物をや布団を取り入れて、何とか済ませることができました。
まぁこの日しかないと思ったら、何事もやらざるを得ないので、はかどると言えばそうなのですけどね。

今回は新幹線で

お昼前の新幹線で姫路です。
ほぼ一か月ぶりの新幹線。
最近は行き来の回数が増えたため、夜行バスを利用することが増えたのです。
新幹線が久しぶりなので、当然、古一庵のお寿司を食べるのも久しぶり。
お気に入りがなかったので、今日は違うのです。
秋らしいパッケージの絵。
　
毎回表情を変える伊吹山も久しぶり。

富士山は相変わらず見えませんでした。
夜行バスでは寝るだけで何もできませんが、新幹線ではいろいろできます。
メールをしたり、読書をしたり、今弾いてる曲の音源を聴いたり楽譜を眺めたり…です。
今日の隣の席は、途中で入れ替わりましたが、外国の人でした。
2人目の人は、ことば的にベトナムかどこかその辺りかな…という感じでしたが、途中で尋ねられたことがあって、それは英語でしたが、その後英語で少し話をしました。
聞き取りさえできれば、しゃべる方は簡単な基本的な単語で言えばいいので、最近わりと抵抗なく喋れています。
また旅行シーズンで、外国人が増えてるような気がします。

テニスの日

昨日はお天気が今一つで布団干しができなかったのですが、今日も快晴というわけにはいかず、でも、何とか干しました。
昨日残ってしまった敷きパッドなどの洗濯を朝からやり、干してからテニスに行きました。
日曜日のバス旅行で行ったひたち海浜公園の坂道を歩いたために、久しぶりに股関節や足に痛みを感じていましたが、テニスは何とか問題なくできました。
日頃、テニスをしたり歩いたり、駅の階段を駆け上ったりしていて、比較的足に痛みを感じることはないのですが、緩やかな坂道は違うのだ…と。

テニス、まぁ徐々に感覚が戻ってきているように思いますが、そう劇的に変化するわけではありません。
ストロークで打つ時に、十分待ってから低い位置で打つように言われるのですが、ついライジングをしてみたり、自分なりにいろいろ考えて打ってはいます。
今のクラスは大体4人くらいで人数が多くないため…他のクラスは8人だったりします…休む暇がないくらいしっかり練習できるのでいいですね。
今日もしっかり汗をかいて、いい運動になりました。