遊んでばかりじゃありません。
若いお友達から借りて読みました。
お金のお話です。
「ペイパームーン」は、偽物の紙の月だって光り出す、という歌詞でした。
この小説の紙の月は「お金で買った幸せ(不幸)」です。
銀行から一億円横領した主人公と、主人公と過去にすれ違った人たちのストーリーが交錯して物語は進んでいくのですが、おもしろいけど、なんとなく釈然としない終わり方で、私としては不満が残ります。
ただ、「値札を確かめず買う」とか、「ぶつっとなにかが切れる瞬間」とか、いたいくらいよくわかります。
(近頃は、頑張って踏みとどまっています。)
でも、この本の中で一番ドキッとしたのは、主人公が高校生の頃はまっていたボランティア運動のこと。
仕事で、同じように月1000円の支援でスリランカの子どもを学校に通わせるボランティアに係わったことがあるからです。
文通と、月々の支援が条件のボランティア運動でしたが、バザーの売り上げで一括三年分の支援をし、文通は一度きりで終わってしまいました。
今思えば、あれはどうだったのかといろいろ疑問が残ります。
もう、二十年以上前のことで、すっかり忘れていたことでした。
9月には、「あしながおじさん」のミュージカルに行きます。
原作を読みなおしてみようかと思うきっかけになりました。
若いお友達から借りて読みました。
お金のお話です。
「ペイパームーン」は、偽物の紙の月だって光り出す、という歌詞でした。
この小説の紙の月は「お金で買った幸せ(不幸)」です。
銀行から一億円横領した主人公と、主人公と過去にすれ違った人たちのストーリーが交錯して物語は進んでいくのですが、おもしろいけど、なんとなく釈然としない終わり方で、私としては不満が残ります。
ただ、「値札を確かめず買う」とか、「ぶつっとなにかが切れる瞬間」とか、いたいくらいよくわかります。
(近頃は、頑張って踏みとどまっています。)
でも、この本の中で一番ドキッとしたのは、主人公が高校生の頃はまっていたボランティア運動のこと。
仕事で、同じように月1000円の支援でスリランカの子どもを学校に通わせるボランティアに係わったことがあるからです。
文通と、月々の支援が条件のボランティア運動でしたが、バザーの売り上げで一括三年分の支援をし、文通は一度きりで終わってしまいました。
今思えば、あれはどうだったのかといろいろ疑問が残ります。
もう、二十年以上前のことで、すっかり忘れていたことでした。
9月には、「あしながおじさん」のミュージカルに行きます。
原作を読みなおしてみようかと思うきっかけになりました。