涙がでました

今日の「あまちゃん」、辛かった。

悲惨な映像は何一つ流れなくても、すごく、しんどかった。
役者の表情だけを見せて、想像力を喚起させるのは、舞台ではおなじみの手法です。
でも、まだ記憶になりきれない記憶が蘇ってきて、どんな資料映像を流されるよりも胸が痛みました。

もしかしたら、それぞれがどんな風にあの時を迎えたかで、受け取るものは違ったのかもしれません。

あの、長い横揺れ。
建物が軋む音。
ストーブの上の盥の湯が跳ねて、飛び散った。
突然、机の上のパソコンの電源が落ちた。
長い停電。
繋がらない電話。
すぅーっと潮がひいて、いつもは見えない岩場が見えたときの不安な気持ち。
ラジオから流れる被害状況は断片的で、いったい何が起きているのか、よくわからなかった。
黴臭い毛布にくるまって、蝋燭の灯りで非常食の乾パンを食べながら過ごした体育館。

そういうもろもろの記憶とともに、あのときの不安な気持ちが蘇ってきたのです。

震災を描くのは、まだ、早かったのかもしれない。
重苦しい朝です。

落ち着かないのだ

玄関先で、なにかゴソゴソやってんのよね。
茶々子ちゃん、すっごく繊細だから、気になって仕方ない。
玄関の方に行こうとするとおこられちゃうんだけど、気になるよお～。
惰眠ングなんかできません！
（茶々子）