柿澤勇人君の等身大のパネルがありました。
胸の所にサインがしてありますが、写真では見えません。
売店の脇なので、一緒に写真を撮ろうという、勇気のある人は少ないようです。
柿澤君のロミオは、よく言えば、純粋で真っ白な少年でした。
みんなに愛され、かわいがられている無邪気な少年のイメージ。
悪くいえば、お馬鹿?
ロミオって、プリンスっぽく作ることが多いけど、これはこれでおもしろいと思いました。
歌声は力強く、ダンスはキレがあり、妙に安定感のあるロミオです。
城田君のティボルトは、2年前のロミオより、いい感じでした。
大きな体も、一人キャピュレットのために体をはってる若頭といった感じで違和感がありません。
歌も、すごくうまくなっていて、安心して聞いていられます。
ちょっとだけ、城田ロミオも見てみたくなりました。
清水くるみちゃんは、素直で一生懸命なのが伝わってきました。
下手じゃないけど…。
でも、前回のフランク莉奈ちゃんも、こんな感じだったかな?
彼女のジュリエットはなんとなく野暮ったくて、柿澤ロミオも普通のお兄ちゃんだから、なんか、そこらのバカップルに見えないでもありません。
でも、どう見ても、二つの名家の勢力争いと言うよりは、マフィア同士の抗争にしかみえないから、それでもいいんじゃないかと思います。
「ロミオとジュリエット」というより、「ウエストサイド物語」だと思う方がいいんだと思う。
そうすれば、スマホやフェイスブックも納得できるかも。
若いイケメンだらけの舞台は見ていて愉しいけど、あれっと思うことも多いです。
でも、勢いみたいなものは感じられるし、ベテランががっつり締めてくれるから、破綻せずに持ちこたえてます。
(あんまり誉めてない?)
「死」の大貫君は、ぞくぞくっと色っぽくて、やっぱり素敵ですよ。