茶々日和~まったりしましょ~

愛犬茶々(Mダックス・メス)とのまったりした暮らしと、趣味の観劇記です。よろしくお願いします。

中国便り

2015-05-11 19:34:09 | 中国
お父ちゃんが、斉の都だった淄博の写真を送って来てくれたので、記事をアップします。



こちらは『聊斎志異』の作者、蒲松齢の故居。
蒲松齢は科挙に合格できず、出世できなかったので、家は小さくて簡素な造りなのだとか。



白狐。
お父ちゃんのメールには、「『聊斎志異』といえばやはり狐です。」とあったのですが、私は不勉強で読んだことがないので、分かりません。
故居の近くにあった聊斎城というテーマパーク(あまり面白くなかった)にいたそうです。
何頭もいた中で、一番愛嬌があって可愛かった子だそうですが、犬と言われても納得するかもしれませんね。

淄博の一番の見どころは「臨淄(りんし)」です。
臨淄は、春秋時代「千乗の国」といわれた斉の都があった場所です、漢の時代にはこの街に斉王府がありました。
(千乗とは、戦車1000台と言う意味で、千乗の国とは、大国と言う意味です。
「論語」の学而篇に、「千乗の国を治めるには、」という一節がありましたよね。)



「斉国古城城垣」 
秦の始皇帝が長城を築く以前の城壁です。
今は数十メートルしか残っていませんが、とても貴重な歴史遺産です。



「斉古城排水道口」 
今から3000年近く前に排水施設を完備していたとは驚きです。



「古車博物館」 
春秋時代の戦車10輌と馬32頭が埋められていたのが、高速道路の建設中に偶然発見されて話題になったそうです。
近くには600頭もの馬を埋めた「殉馬抗」、淄博の漢斉王墓には何と犬を殉葬した「殉狗抗」もあり、見学したようです。



「晏嬰墓」 
「晏子之御」で有名な晏子の墓。
三代にわたって宰相を務めたのにもかかわらず、偉ぶることなく、30年間1枚の毛皮のコートを着続けたという、質素倹約を信条とした人らしい、つつましやかなお墓です。
ひっそりと佇んでいるかのような趣。



こちらは、「管仲墓」 
「管鮑之交」の管仲の墓。
こちらは、とても立派な墓です。
臨淄の人達は管仲を誇りにしているそうです。
(私は鮑叔牙の方が好きですが)

博物館の動物は、次回にします。 
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お仕事です!

2015-05-11 12:17:54 | お気楽生活
アルバイトが終わって、本来のお仕事が、繁忙期に入りました。
これから約2週間、ちょっと慌ただしくなりそうです。

どんなに急かされても、慌てず、基本に忠実に、丁寧に。
慌てて乱雑になっちゃうと、後で手直しすることになるから、結局は、時間の無駄。
アルバイトから学んだことは、たくさんあります。

最終日は、ちょっと高級なデザート作りだったので、なにより丁寧さを求められました。
緊張しましたが、一日工場体験みたいで楽しかったです。
部署によって、雰囲気は全然違っていて、面白いなあと思いました。

またクリスマスに働きたいかと言われると微妙ですが、いい経験になったというのが本音です。
さて、これからは、お仕事の方を頑張っていきましょう!

写真の花は、シャリンバイ。
強いので、防風防砂のために、海沿いにたくさん植えられています。
梅によく似た白い可憐な小花。
これからが花の見頃になります。
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