昨日の夜、Eテレの「文学白熱教室」にカズオ・イシグロが出ていました。
カズオ・イシグロの作品の特徴のひとつに、主人公が個人的な「記憶」を語るというスタイルをとることは、よく知られています。
私が読んだことのある、「私を離さないで」も「日の名残」も、同じスタイルです。
個人的な記憶をたどることで、記憶の裏側にあった真実にたどり着く。
「記憶」は嘘をつく。
都合の悪い真実は忘れ去られ、自分にとって都合のいい「記憶」を作り上げ、それが真実だと思い込む。
そしてそれは、個人だけではなく、集団の間でも行われる。
今、ちょうど「忘れられた巨人」を読んでいます。
この作品のテーマは「記憶」そのもの。
封印された「記憶」を取り戻そうとする老夫婦の旅の先にあるものは何なのか?
昨日の番組を見て、そうなのか、と思うことがたくさんありました。
今、ちょうど前半の2章を読み終えました。
もっとスピードをあげて読むこともできるけど、心に残る言葉がたくさんあって、読み飛ばすのがもったいないです。
ゆっくり読んだら、感想を書きます。
カズオ・イシグロの作品の特徴のひとつに、主人公が個人的な「記憶」を語るというスタイルをとることは、よく知られています。
私が読んだことのある、「私を離さないで」も「日の名残」も、同じスタイルです。
個人的な記憶をたどることで、記憶の裏側にあった真実にたどり着く。
「記憶」は嘘をつく。
都合の悪い真実は忘れ去られ、自分にとって都合のいい「記憶」を作り上げ、それが真実だと思い込む。
そしてそれは、個人だけではなく、集団の間でも行われる。
今、ちょうど「忘れられた巨人」を読んでいます。
この作品のテーマは「記憶」そのもの。
封印された「記憶」を取り戻そうとする老夫婦の旅の先にあるものは何なのか?
昨日の番組を見て、そうなのか、と思うことがたくさんありました。
今、ちょうど前半の2章を読み終えました。
もっとスピードをあげて読むこともできるけど、心に残る言葉がたくさんあって、読み飛ばすのがもったいないです。
ゆっくり読んだら、感想を書きます。