仕事帰りに、横浜高島屋に寄ってきました。
デビュー50周年記念池田理代子展を見たかったので。
会場に入ると、マーガレットの表紙がバーっと並んでいて、あっ、この表紙、覚えてる!
この頃「エースをねらえ!」も連載したたんだ、とか。
懐かしくて、楽しかったです。
原画は、「ベルサイユのばら」の物語の流れにそって展示されていて、ついついがっつり見入ってしまいました。
しかも、あれとか、これとか、有名な場面の原画が網羅されていて「ベルサイユのばら」の世界を知らない人でも、ちゃんとストーリーがつかめるという、親切なものでした。
「ベルばら」ダイジェスト、とでもいいましょうか。
会場には、私と同年代から、少し年上のシルバー世代の方がたくさんいらしてました。
みんな、楽しそうに、真剣に、見て(読んで)いました。
今日は平日だったので、そんなに人が多くなかったので、ゆっくり立ち止りながら楽しめましたが、混雑していたら、思うように楽しめなかったかもしれませんね。
グッズも、いろいろありました。
さて、親に依存しながら学生運動をするのに疑問ををもち、漫画で自活する道を選んだという作者らしい、初期の社会性に富んだ、というか、どことなく道徳的な作品も展示されていました。
小学生の頃読んで、その時は感動したけど、思春期にさしかかるとなんとなく鼻について気持ち悪く感じた作品群です。
池田理代子さんという人は、真面目で純粋な人だったんだなあと、今なら素直に思えます。
写真は、一階のエントランスにあった、宝塚の「ベルサイユのばら」の衣装です。
真っ赤なアントワネットの衣装と、オスカルの軍服。
会場内には、別の衣装の展示がありました。