唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

百万円と苦虫女

2010年03月31日 | 好きな映画・良かった映画
百万円と苦虫女 [DVD]

ポニーキャニオン

このアイテムの詳細を見る


蒼井優さんがとてもいいです。
あのボソッとした声が彼女らしい気がしました。彼女らしいというか、そういう役が似合うというんでしょうかね。おとうとを観たときに、なんか合ってないなあ・・・と思ったんですが、映画のタイプが違ったんですかね。
たまに、誰かに似てる・・・・と思うときがあったんですが、誰だか思い出せません。

こういう空気の映画、結構好きです。
海の家は面白くなかったけど、山のやつは景色もきれいで良かったです。でも、山の最後のところは、ちょっと、田舎を馬鹿にしすぎというか、ああはならんだろう・・・と思っちゃいましたけどね。それでも、最後のお別れのところは、何となく理解があってよかったな・・・と思いました。

最後の街のところは、今考えれば、やっぱり、ああなる前に、男は理解を求める気がしました。そのうえで、出て行くなら仕方がないけど・・・・悪くはないけど、男の子がすごく誠実に見えたときもありながら、傲慢な感じに見えたときもあって、だからお金の話が出たときにダメな男だと思ってしまって・・・それは誤解だったようですが、だからといって、ちょっと感じた傲慢な感じが引きずっていたので、まあ、そのまま別れてもいいかなって・・・・作り手側の意図が、彼女に不審を持たすように仕向けているので、そう思っちゃっても仕方がないのですが・・・本当に誠実な人だったら、もっと、まじめに接すると思うんだけど、最初のときのいい人振りがまったくないんだもん。

なんにしても、蒼井優さんはすてきです。(名前あってるかな?)