この頃重い映画ばかり見ていたので、なんとなく甘そうな映画をクリック。題名も面白いし、いま売れに売れている浜辺美波ってどんな演技をするのか興味深々。
あらすじとか
タイトルとストーリーのギャップで話題を集めた住野よるの同名ベストセラー小説を実写映画化した青春ドラマ。
高校時代のクラスメイト・山内桜良の言葉をきっかけに教師となった“僕”は、教え子の栗山と話すうちに、桜良と過ごした数カ月間の思い出をよみがえらせていく。高校時代の“僕”は、膵臓の病を抱える桜良の秘密の闘病日記を見つけたことをきっかけに、桜良と一緒に過ごすようになる。そして桜良の死から12年後、彼女の親友だった恭子もまた、結婚を目前に控え、桜良と過ごした日々を思い出していた。大人になった“僕”役を小栗旬、恭子役を北川景子がそれぞれ演じる。
「黒崎くんの言いなりになんてならない」などの新鋭・月川翔監督がメガホンをとり、「ホットロード」「アオハライド」など青春映画に定評のある吉田智子が脚本を担当。
2017年製作/115分/G/日本
配給:東宝
配給:東宝
冒頭の教室で12年後の「僕」役の小栗旬がサンテグジュペリ「星の王子様」を教えていて、これがこの映画のモチーフになっている。この映画って浜辺と北村の青春ドラマかと思ったら、主役は小栗旬だなー。微妙な心理描写や謎?を解いていくときの表情がとてもいい。
小栗と言えばむかし「えさし藤原の郷」で「TAJOMARU 」を撮影したときの主役で、小栗の子供の頃の役がなんと!北村匠海だったんだよね。どこか似た雰囲気があるのかな?
浜辺は、笑顔がかわいい・・・てか、シリアスな場面でも笑っているように見える。映画を撮影した当時は16歳でほとんど素でやってるのかも。北村はさえない高校生の役なんだけど、どう見ても冴えなくない。ちょっと無理してぼんやりしているような感じ。
ストーリーは、いろいろ細かな展開があり、またメッセージもいろいろ込められていて、青春ドラマを考えているといい意味で裏切られる感じ。筋立てとしてはちょっと意外な展開もあったが、それはそれで楽しめた。それと全体を彩る「松谷卓」のピアノが美しい。
星の王子様の「大切なものは、目には見えない」 「相手を悲しくさせるのなら、仲良くなんかならなければ良かった」などの意味を再確認させられた。
それにしても、おじさんこーゆーのに弱いんだよな。年取ると涙腺がゆるくてゆるくて(^^;
この映画を食べ物に例えるとイチゴ大福かな?
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