昨夜は、友人夫婦とこじんまりとした忘年会。ゆっくりのんびり新茶家さんで過ごしました。
先付 菊芋すり流し 蓮根もち 車海老 干し貝柱
干し貝柱の出汁ですり流し。やっぱり椀が好きだなー。汁ものだけで酒が飲みたい感じ。香ばしい蓮根もち。ぶりん!とした車海老。次からの料理が楽しみになる。
八寸 白子ゆば蒸し 鯖千枚すし 鮎番茶煮 二子芋田楽 法蓮草とんぶり雲丹浸し 焼栗みつ煮 焼牡蠣 甘鯛からあげ
いつもながらの手の込んだ八寸 酒飲みならこの八寸だけで一晩行けそう(^^;
特に白子は柚子窯に入れられ滑らかで爽やか。湯葉の香と白子の旨味。
それと鮎の番茶煮は、一口含めば子持ちの鮎が口いっぱいに香ばしく広がっていく逸品。この二つが特に素晴らしかった。
進肴 香箱がに甲羅焼き かに酢
これはさすがに「進肴」らしく、凛とした一品。柔らかくギリギリで火を止めた蟹の脚と香ばしく焼かれた内子。絶品というのはこのためにある言葉に思えます。食べ終えたら浜千鳥の燗酒で甲羅酒をいただきます。
ぐじ昆布〆 あおり烏賊
絶妙に〆られた甘鯛ともっちり甘いあおり
煮物椀 帆立真丈 唐墨 うぐいす菜
フワフワの帆立真丈に歯触りを変えた帆立の柱を入れて椀に
唐墨は、自家製でねっとりとして密度が濃い。瓢亭譲りのお出汁。
凌ぎ 氷見寒鰤 黒大根 芽ねぎ ポン酢
焼物 江刺の羊 銀杏 朴葉焼き
地元江刺のサフォーク羊に香ばしい銀杏と味噌
炊合せ 本ずわい クレソン 蕪 柚子
↓この蟹さんが蟹シャブに(^^♪
食べるのが忙しくて、肝心の料理の写真を忘れるほど!
汁まで完食です。
箸休め 林檎 きくは 栗麩 松の実白和え
豪華な蟹の後はちょっと一休み。それにしても白和えが滑らか。
御飯 毛がに御飯 芹 止椀
とどめは、毛がにの御飯土鍋炊き こりゃいかん!
水物 山地酪農牛乳ソルベ 柿ソース ルレクチェ
なぜか焼きイチゴ大福
お薄
床には、瓢亭の親方の掛物
いやはや、満足にもほどがある(^^;
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