しこたまらいふ

大谷翔平と大滝詠一の生まれた岩手県奥州市で、スローライフを実践中♪ 田舎暮しや食べ物の話題。

食べ物の言い方 【方言】

2024-11-07 | 岩手県奥州市の方言



あまり食べ物の表現について書いてこなかったので、取り上げてみます。
むかしの農村では、ほぼ自給自足で同じものを食べていたからか、基本的には方言があまり使われていません。

単純に濁音がついたもの
「わがめ かぎ みがん おぢゃ」等々。たくさんあります。簡単そうでどこに濁点が付くのか実は難しい。鼻濁音もあるし。

次にその土地固有のためか
キノコ類は、ほぼほぼ方言。「わげ ぼり ごんどかぶり むらさぎ ばぐろ」等

それ以外には、

「おごご」漬物。(香の物)「おら浅漬けよりも古漬けおごごの方すぎだもな」

「ぎっつ」(牛乳)「このぎっつなんだがあめだ」

「すす」(お寿司)「寿司ど煤ど獅子の違いわがっか?」


「やおや」(野菜)「やおやもかんねばわがねぞ」

「しょつこ」(焼酎)「あさがらコップっこたんげで、しょつこばり飲んでる」

「はっと」(うどん、すいとん)「ご飯ばりでねぐ、たまにはっともいいもんだな」

後は思い出したら加筆します。
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とぜん 【方言】

2024-11-04 | 岩手県奥州市の方言




「とぜん」「とぜんこ」は、(ひま)(さびしい)などの意味で使います。

「なんだが大谷の野球おわったれば、とぜんこだもな」
(大谷選手の野球が終わったので、暇です。)

「工業団地さ来てら友達転勤になったれば、とぜんこだ」
(工業団地に都会から来ていた友人が転勤したので、さびしい)

語源は、(徒然)(つれづれ)です。そのまま「とぜん」と読んだんですね。古語です。類似の表現は全国的にあるようですから、昔はいろんなところで話されていたのかもしれませんね。

「はやぐ大リーグ日本で開幕しねべが。とぜんこだー」

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くちぱし なげー みじけー 【方言】

2024-11-03 | 岩手県奥州市の方言
なにかおいしいものを食べようとしたときに、「こんにじわー、なにしてましたれー」なんて突然現れる人がにいます。
そんな時に使うのが「くちぱしなげー」(くちばしが長い)です。「なんたら、くちぱしなげーで!」と言います。(いいタイミングで来るよね)というほどの意味です。

それとは反対に、おいしいものがすっかりなくなってから来たりすると「なんたら、くちぱしみじけもな」(あらら、残念だったね)といいます。鳥のクチバシに例えているところが面白いですね。

釣りソイのお刺身。食感が抜群です。くちぱしが長い人だと、いざ食べようとするときにニコニコして現れます(^_^;)


これは、釣り師の友達が釣り上げたとすぐに神経締めをして料理屋に持ってきた魚ですから、市場流通品とは比べようもないほど素晴らしいお刺身です。お金を積んでも食べられません。。。ってことは、私が「くちぱしなげー」のかもしれませんね?

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寒菊 モノクローム 純米大吟醸 無濾過生原酒

2024-11-02 | Wine・酒
スッキリすいすい。軽く酸が立つ。柑橘系。軽くガス。飲みやすい。ちょっと時間が経つと角が取れてまろやか。








サワラとカニ出汁巻き
んまい


本日の蒸し物


真鱈白子と牡蠣。身体になじむー
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