韓国ドラマ「どれだけ好きなの」キム・ジフン
このドラマのヒロインにドラマ「海雲台(ヘウンデ)の恋人たち」の
チョ・ヨジョンさんが明るいお嬢様役で出演されています。
男性陣は「イケメンですね」のアン社長役チョン・チャンさん、「星をとって」の
キム・ジフンさんが三角関係を展開しますが、本作は2006年のドラマなので
今より顔もシャープで美しい青年時代のお二人が楽しめます!
また脇を固める俳優さんは、ヒロインのソンジュの父親に「アイリス」の
キム・ヨンチョルさん、母親に「不屈の嫁」「芙蓉閣の女たち」のキム・ボヨンさん、
ソンジュの妹役に「紳士の品格」のユン・セアさん、チョン・チャンさんの母親には
国民の母と呼ばれるコ・ドゥシムさんと皆さん個性的な名優揃いのドラマです!
そしてこのドラマの冷酷で最強の悪役がソンジュ(チョ・ヨジョン)の父親
マンボクです!!
デヤン水産の長女ソンジュ(チョ・ヨジョン)は受験にも失敗し、いつも父親の
期待に応えることができないドジな性格・・・
母親のキム・ボヨンさん(不屈の嫁、芙蓉閣の女たち)も同じく天然系の性格で
いつも夫から怒鳴られている姿は笑いの対象になって面白かったです~(笑)
父親は部下のオ室長ヒョンチョル(チョン・チャン)と結婚させようとしますが、
長女ソンジュはそれを嫌がって家出し、幼い時に家族で住んでいた莞島(ワンド)
に向かいます。
そこで漁師をしているドンス(キム・ジフン)と出会い彼の家族たちと
接しているうちに、二人は愛し合うようになります。
(身分を隠しているソンジュはいつも心の中が不安だらけ・・・)
そして家出したソンジュ(チョ・ヨジョン)を追ってオ室長ヒョンチョル
(チョン・チャン)が島にやってきます。
ソンジュを愛しているオ室長ヒョンチョルは「婚約が嫌で逃げた君がお金も
持たずにいなくなったのに心配しない人がいるか?」と言ってソンジュを
ソウルに連れて帰ります。
チョン・チャンさんのいつもソンジュ(チョ・ヨジョン)をやさしく包み込む
眼差しはソフトで包容力を感じさせる彼にはピッタリ!!
昔から大人の雰囲気が魅了的な素敵な俳優さんです!
(でも、だんだん~ 荒々しい野望もチラホラ見えてきます・・・)
一方、ドンス(キム・ジフン)の家族も島で問題を起こしソウルに
引っ越してきます。
そして昔ドンスの父親に船舶事故の責任をなすり付け財産まで奪って逃げた
昔の仲間を捜すためにも一家の引っ越しは重要なものでした。
(昔、船舶事故の濡れ衣をきせられ、親しかった友人に財産を盗まれて
落ちぶれた家族ですが実はその犯人こそがソンジュの父親マンボク
だったのです。)
ところが、ソンジュが裕福な家のお嬢様だったことをドンスが知ってしまいます。
ドンスは「今まで苦労してきたと思っていたから頑張れと励ましてきたのに、
それを笑っていたのか。うちの家族は本気だった・・・
本気でおまえを心配していたんだ。
二度とオレの前に現れるな。 家族の前にも」・・・
ソンジュのことが気になっていたドンスは大きなショックを受けたと思いますが、
彼女ソンジュもまた自分が話す前に真実が知れてしまったことがつらく
悲しかったと思います。
ソンジュは誤解を解こうと何度も何度もドンスの家を訪れますがドンスは
冷たく突き放します。
それでも別れられない二人にドンスは「冷たくしてごめん」と彼女に
やさしい言葉をかけるのです。
素直な気持ちで愛を育んでいくドンスとソンジュ・・・
「今は無理でも必ず幸せにするから待っていてくれ」とドンスから
愛の告白が・・・
(前半ドンスとソンジュの切ないシーンに素敵な挿入歌が流れますが、
この曲は私の大好きなチュ・ジンモさんの大ヒットドラマ「ゲームの女王」の
OSTなんですよぉ~~♪ 名曲です♫)

ドンスの存在と二人の仲を知ったソンジュの父親マンボクはなんとかして
ドンスから娘を引き離そうとし、「ドンスと別れないとドンスとドンスの家族を
痛い目にあわす」と脅してオ室長との結婚を強引に進めます。
ところが結婚式当日ソンジュはドンスからの携帯の留守電を聞き、結婚式の
バージンロードを歩いている時逃げ出してしまいます。
自分の家に戻ったソンジュは父親に「ドンスのところに行かせて」とお願い
しますが、父親は「ドンスだけは絶対にダメだ! それは・・・
ドンスの家を陥れたのはパパだから・・・」と
過去の悪事をソンジュに話します。
それを聞いたソンジュは嘆き悲しみ、一度はドンスに別れを告げるのですが、
「天罰が下ってもすべて私が受け止める」覚悟でドンスの愛を受け入れ、
教会で二人だけの結婚式を挙げるのです。
(これから幸せに暮らしてほしいけど・・・ いつか父親の悪事が明らかに
なった時二人にまたつらい試練が降りかかってくるのでしょうね~~涙。。。)
結婚後はドンスの家で細々と幸せな新婚生活を送る二人でしたが・・・
とうとうマンボクの悪事を家族が知ることになります。
ソンジュのせいではないしソンジュは悪くないけど、家族は「絶対マンボクを
許さない!」と仇の娘を好きになってしまったドンスは困難な窮地に
立たされます。
ソンジュへの愛情が強い分、想いをふっきれずに突き放せないでいる
キム・ジフンさんの心の葛藤は見ていてこちらもウルウルするほど泣けてきます。
彼が流す大粒の涙は見ていて切ないですねぇ~~~(涙)
(でも、ジフンさん!超~素敵です!)
また愛する彼のために家族から無視されても謙虚に尽くしているソンジュ
(チョ・ヨジョン)の情愛の深さにも心打たれます。
(こちらも見ていて胸が張り裂けそうな思いです・・・二人ともかわいそう・・・)
ドンスから「オレが愛してはいけない人が一人いる、それはお前だ・・・
別れよう・・・」と
告げられるソンジュでしたが、それでも彼女は家を出て行かないのです・・・
後半からマンボクの悪事が明らかになり、それぞれ双方の家族の確執が丁寧に
描かれていきます。
終盤、ドンスの父がガンに侵され余命1ヶ月と診断され、ソンジュ
(チョ・ヨジョン)が父親を献身的に看病します。
そしてマンボクが贈収賄容疑で逮捕され、検察官に連れられ最後にドンスの父に
会いに来ます。
(きっとガンを宣告され会えなくなると思ったのでしょうね。
もっと早く来てほしかった・・・)
ドンスの父親の前に土下座して謝るマンボク・・・
(心を入れ替え再出発を誓ってほしいです。)
ドンスの父親は「お前が犯した罪は娘のソンジュが償った、娘に感謝しろ!」と
涙で説き聞かせます。
やっと自分の罪を認め改心したマンボクでした・・・
検察官に連行されるマンボクをドンスが追いかけ「お義父さん~ 」と
声をかけるシーンはもう~号泣で、今までの罪を全部許せるような、心に深く
染み渡る涙の場面でした。
ラストはそれぞれのカップルも結婚して、やっと穏やかで安らかな毎日が訪れ、
二人のゆっくりと深まっていく愛の流れと家族愛が感動的なドラマでした!
良かったです!このドラマ!
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エプコット |
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