「復帰議論中だったのに」…故チョン・テス、空に散った悲運の俳優
ハ・ジウォンの弟として知られている俳優チョン・テスが34歳でこの世を去った。
最近まで演技復帰を話し合ってしていた故人は、残念ながらファンの前に再び姿を現すことなく生を終えた。
チョン・テスの所属事務所Haewadal Entertainmentは、公式報道資料を通じて「故人は普段からうつ病の症状があって治療を受け続けていた。状態が好転して最近まで、演技者としての復帰を具体的に話し合っていたところだった。突然の悲報に遺族らと知人全員が悲痛の中、故人を哀悼している」と故人の死を知らせた。
34年の短い生だった。演技に対する才能と情熱をすべて広げきれなかった悲運の俳優となった。
1984年生まれのチョン・テスは、2007年にTWO SOMEのミュージックビデオに出演してデビューした。デビュー直後、ハ・ジウォンの弟と知られ、注目を浴びた。放送で弟の話をしたこともなく、チョン・テス自らハ・ジウォンの弟だということを明かしたこともないが、ネットユーザーたちの力は恐ろしかった。デビュー時からチョン・テスの名前の前には“ハ・ジウォンの弟”という修飾語が自然についた。
故チョン・テスが、本格的な俳優の道を歩み始めた後も、常にトップスターハ・ジウォンの名前が付いて回った。チョン・テスにとってハ・ジウォンは誇らしい姉であり、演技を始めたきっかけであり、メンターでもあった。故人は、過去のインタビューで「幼い頃から姉が俳優として活動するのを見て、自然に姉の根性や誠実さを学んだよう。私にとってとても大きな幸運だった」と語ったことがある。
180センチの長身に面長のマスク、優れた体格条件を備えた故人は、夢の多い俳優でもあった。生来の運動能力を生かしてアクション演技に挑戦したかったというし、ダンスや歌唱力にも才能があって、ミュージカル俳優になりたいという目標もあった。その夢を抱いて熱心に演技の道を歩み始め、SBSドラマ『愛するのにいい日』で演技者としてデビューした。
チョン・テスが俳優として注目されたのは2010年、KBS第2ドラマ『成均館スキャンダル』で、悪役ハ・インス役を演じ、存在感を示した。2010年末、SBSドラマ『大丈夫、パパの娘だから』2011年、MBCのシートコム『まるごとマイ・ラブ』にチョン室長役で出演するなど、着実に演技者の道を歩んでいた。
だが、2011年2月に飲酒暴行で物議を醸して自粛のために活動を停止し、演技者活動にブレーキがかかった。切歯腐心していたチョン・テスは2013年、JTBC『花たちの戦い〜宮廷残酷史〜』MBC『帝王の娘 スベクヒャン』で復帰したが、それほど注目されなかった。 2014年『銀婚日記』を最後に再び長い空白期間に入った。
うつ病の治療をして俳優復帰をしようとしたチョン・テス、再び俳優として現れることができなかった。芸能界の姉弟俳優にとどまらず、素晴らしい俳優になりたいという夢をすべて広げきる前に空に散った。残念な死に多くの人が哀悼の意を表している。(イノライフ)
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