「韓流☆ダイアリー」ブログ!

韓国ドラマ・韓国映画の
   感想を綴っています・・・

コン・ユの「トッケビ」を作る前置きは「シークレット・ガーデン」

2018-03-20 | 「コン・ユ」ドラマ・映画・情報記事

おそらくこの作品「トッケビ」は、視聴する人の心がどの方向を
向いているかによって、賛否が大きく分かれるだろう。
脚本家のキム・ウンスクはこの作品を、2010年に放送された
「シークレット・ガーデン」より前からずっと考えていたという。
当時は、素材やそれに関連することにかなり制限があり、このような
大きなスケールとファンタジーロマンスをどのように作品に込めたら
よいか考えあぐね、途方に暮れていたそうだ。
そのため、一旦は却下され、代わりに世に出した作品があの空前の
大ヒット作“シークレット・ガーデン”だったと、インタビューで
述べている。
確かに「シークレット・ガーデン」の中には、「トッケビ」を
彷彿させる世界観がある。
主人公男女の魂が入れ替わったのも、ヒロインの亡父が娘を愛するが
ゆえに天国から起こした必然的な奇跡であったし、魂が入れ替わった
ことで主人公たちが互いに愛すべき人物であるかを見極めるとともに、
自分自身の生き方をも見直すことができたというストーリーだった。
「トッケビ」においても、「シークレット・ガーデン」においても、
誰のもとにも奇跡が訪れる瞬間があることを描いてはいるが、ただ何も
せず奇跡を待つだけではダメなのだということも、両ドラマの中から
感じ取ることができる。
そして、キム・ウンスクが長い間熟考を重ね、多くの人々が気付き得ない
死や輪廻転生の真理までをも奥深く描いた作品が「トッケビ」なのだ。

主演俳優らの名演技や名シーン、ラブストーリーに至るまで、胸キュン
ポイントや笑いを交えて視聴者を惹きつけていくあたりは、本当に
シナリオの秀逸さが際立っているが、筆者が泣かされた多くのシーンは、
主演俳優らが巻き起こす数々のエピソードより、ドラマの
サイドストーリー的な部分だった。
トッケビや死神が死者を死後の世界へと引導するシーンや、今世で
懸命に生きている人々や成仏できない霊に対して、トッケビや
ウンタクが加護するシーンなどは涙腺崩壊で、本作が伝えたい
メッセージはここにあるのではないかとさえ思えてしまう。
前述したように、本作は視聴する人の心がどの方向を向いているかに
よって、大きく見方が変わってくる。
今世での生き方が来世での自分の人生に大きく関わってくること、
人の魂は何のために輪廻転生を繰り返すのか、本作が伝えたかった
大いなる真理をドラマを楽しみながら知ることができたら、人生の
目的や生き方も自ずと見つめ直すことができるのではないだろうか。

「第53回百想芸術大賞」で男性最優秀演技賞を受賞したときのコン・ユの
スピーチは次のようなものだった。
「この場に立つのが怖かったのです。いろいろな人生を生きて
きましたが、混乱しています。
果たして自分は誰で、どこに向かっているのか…。
重くて大きい賞は、弱い私に対して、『しっかりせよ』
『もう躊躇せずさまような』と言っているかのようです」
まさに、わびしく憐憫な神トッケビが憑依したかのようなこの言葉から、
本作品の偉大さが神々しく伝わってくる。(ナビコン韓ドラコラムより)



----------------------------------------------
「トッケビ 鬼」
日本 オリジナルサウンドトラック
(DVD付)
ポニーキャニオン

----------------------------------------------

★韓国ドラマ「鬼トッケビ」あらすじと感想、最終回 (こちらをチェック)



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イ・ミンホ、凛々しい表情の軍隊での写真が公開

2018-03-20 | 「イ・ミンホ」ドラマ・映画・情報記事

イ・ミンホ(30)、凛々しい表情の軍隊での写真が公開
20日、20連隊10中隊は公式カフェ(サイト)を通して、
イ・ミンホが所属する1小隊1分隊の写真を公開した。
この写真でイ・ミンホは、同期たちと並んで座り、
カメラを凛々しい表情で見つめている。

これを前に、イ・ミンホは去る15日、論山(ノンサン)
陸軍訓練所に入所した。
イ・ミンホは先服務制度に従い、昨年5月12日に
ソウル江南(カンナム)区庁に配置され、社会服務要員
として勤務してきた。
この制度は、服務機関で先に服務を開始した後、服務期間中に
4週間の軍事教育召集を受ける。
なお、イ・ミンホは2019年5月、召集解除となる予定だ。
 (ワウコリア)

--------------------------------------------
イ・ミンホ
韓国ドラマ「青い海の伝説」
オリジナル・サウンドトラック
PONY CANNYON Inc(JDS) = MUSIC =

--------------------------------------------
イ・ミンホとチョン・ジヒョンの初共演ドラマ「青い海の伝説」
オリジナル・サウンドトラックが2018年2月21日にリリース決定!
韓国で最高視聴率21%を獲得し、同時間帯視聴率1位を独走した
ドラマ「青い海の伝説」の日本版オリジナル・サウンドトラックの
発売が決定した。
本作は、「相続者たち」「花より男子~Boys Over Flowers」の
イ・ミンホと「星から来たあなた」「猟奇的な彼女」の
チョン・ジヒョンが時空を超えて巡り合う運命の恋を
描いたラブストーリー。

日本版の予告編で印象深い歌声を披露しているLynの「Love Story」
をはじめ、『バラードの貴公子』の愛称で韓国全土を虜にしている
ソン・シギョンの「どこかでいつか」やVIXXのケンの「バカ」等、
豪華アーティスト参加楽曲が満載!さらに、大河ドラマ「篤姫」や
韓国ドラマ「イルジメ[枝梅]」他、多数のドラマやCM曲を手掛ける
吉俣良や、韓国ドラマ「宮~Love in Place」の楽曲も手掛けた
2ndMoonのインスト曲を含む全34曲を収録した豪華2枚組の
アルバムとなっている。






  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする