イ・ミンホ、家庭史を告白「『花より男子』のとき、家族はばらばらに暮らしていた…僕にとって演技は生業だった」
俳優イ・ミンホが16年ぶりのバラエティーかつデビュー後初のトークショーに出撃した。
イ・ミンホ、家庭史を告白「『花より男子』のとき、家族はばらばらに暮らしていた…僕にとって演技は生業だった」
この日、イ・ミンホは2006年に親友チョン・イルと一緒に旅行へ行って交通事故に遭ったときのことを回想した。当時、事故で太腿・足首の骨などが折れ、足に矯正用の鉄芯を入れる手術を受けた。イ・ミンホはおよそ1年、チョン・イルは4カ月あまりの間、入院していた。
「加害者の車に乗っていた人々はみんな死亡した。大きな事故だった。病院でほぼ1年間、横になっているだけだった」とし、「イルも大きなけがをした。ちょうど二十歳だった。ついに成人して幾つも夢を持ち、何かを繰り広げたいという欲望があった。全てが思いがけない形でストップし、できることは考えることしかなかった。否定もしたり、憤怒して、憂鬱になりながら受け入れた」と打ち明けた。
イ・ミンホはドラマ『花より男子~Boys Over Flowers』(2009)でスターダムにのし上がった。「ドラマのキャラクターは財閥だったけど、当時は個人的に最もつらい時期だった」「『花より男子』を撮っていたとき、家族がばらばらに暮らさなければならないほど状況が良くなかった。
母が一人で家長の役割を担った。各種の告知書を見ていた母の後ろ姿はとても小さくて、寂しそうだった。子どもながらに、早く社会生活を送って母の荷を軽くしてやりたいと思った。当時、僕にとって演技は生業だった。
広告撮影をしてお金を稼いだら母に渡した。母が喜んでいた姿を今も思い出す」とイ・ミンホ。「母はいつも同じ場所で絶えず愛を与えてくれた。僕の中心を捉えてくれる。一番好きな人」と、母親に向けた切ない気持ちも伝えた。
チェ・ジユン記者 NEWSIS/エンタメコリア
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