しるべの記し

教会音楽家でクリスチャン・エッセイストのしるべです。
イエスさまの十字架を「道しるべ」として歩んでいます。

ポーラ・エキスプレス

2005年12月04日 | 鑑賞・観戦
クリスマスのDVDを、おすすめします。
トム・ハンクスが一人六役を演じています。CG技術を駆使した絵本のように美しい作品で、トム・ハンクスが少年や車掌やサンタクロースになって話すセリフが、心にしみました。

サンタクロースって本当にいるのかと、疑いをもち始めてきた主人公の少年は、クリスマス・イブの夜ベッドの中で息をひそめてサンタクロースを待っていました。突然の大きな音に飛び起きたら、玄関に巨大な機関車「ポーラ・エキスプレス(急行北極点行き)」が停車していました。この汽車に乗れば北極点に行ってサンタクロースに会えるのです!!汽車にはたくさんの子ども達が乗っていて、色々な出会いが待っていて、わくわくするような冒険の連続の末、とうとう北極点に着き、サンタクロースが現れるのです。
 でも他の子ども達はサンタクロースが見えるのに、少年だけはサンタクロースが見えません。

「なぜ?」・・・それは、疑っているから。

「見ることは信じることだ、だけど、見えないものも大切だよ」

車掌の言葉に励まされて少年は、「信じる」のでした。

そして、とうとうサンタクロースを見ることができて、素敵なプレゼントをもらうのです。

クリスマス物語は私たちに見えないものの大切さを教えてくれます。御使いの言葉をエリサベトは「「主はいまこそわたしに目を留めてくださいました」と喜び受け入れ、マリアは「お言葉どおりこの身に成りますように」と信じ、二人は母親になりました。
この二人も、「目に見えない神の業を信じる」ことによって、それが実現するという信仰を、私たちに示してくれるのです。