しるべの記し

教会音楽家でクリスチャン・エッセイストのしるべです。
イエスさまの十字架を「道しるべ」として歩んでいます。

映画「WTC」

2006年11月02日 | 日々の出来事・思うこと
もう二ヶ月にもなるのに、まだギブスをしている長男Hがあまりにもヒマそうなので、またまた映画に行きました。
こう度々行くとなると、何を見るか悩みます。
イロイロ迷いましたが、「ワールド・トレード・センター(WTC)」に決めました。
私たちは9.11の時、アメリカワシントンDCにいて「リアルタイム」で同時多発テロを身近に感じたからです。
DCにあるペンタゴンに飛行機がつっこんだ時、私は子どもたちと一緒にペンタゴン・シティーにあるモールに買い物に行く準備をしていました。
夫はDCの事務所で仕事をしていたので「こっちにこないように!!事故かなにかがあったらしいから」と、電話がかかってきました。
色々な思いを持ちながら、この映画を観ましたが、一番共感したのは、空からマンハッタンが煙に包まれている映像でした。
私たちも10日後に、DCから国内線に乗り、ニューヨークの上を飛んだ時、下を見たら、もう10日も経っていたのに、なんとまだマンハッタンが煙に包まれていたのです!!その時のショックがよみがえりました。
映画はよかった。
でも、一番不思議だったのは、私たちはここのところ、映画をかなり観ているので、この映画の予告編も三回くらい観たのです。
それには飛行機の中で乗客たちが一致団結してテロリストに立ち向かい、結局突っ込んでいくという感動的なものでした。しかし、今日はその場面は全くなく、飛行機とは関係ない、生き埋めになった人たちの生還の感動の記録だったのです。
いったい、なんなんだろう