しるべの記し

教会音楽家でクリスチャン・エッセイストのしるべです。
イエスさまの十字架を「道しるべ」として歩んでいます。

ルソーの見た夢、ルソーに見る夢

2006年11月25日 | お出かけ
世田谷美術館で「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」展に、前の教会の仲間6人で行ってきました。
ルソーの絵って、子どもが描いたみたいなのもある。
「あれなら、私にも描けるわ」って、思わせちゃうような、でも、「じゃあ描いてみな」と言われても、描きようがないような・・・不思議な絵でした。
ルソーが夢見て描いた作品に影響されて、彼を取り囲む人々(郵便やさんや、メイドさんなど一般人)が、筆を握り始めました。「これなら私にも描ける」と励まされたのか・・・
その人たちの絵も展示されていたけど、これまたすごいふつーの人たちに火をつけちゃうんだから。
そして、戦前の日本人たちがルソーを夢見てフランスに渡って描き始めるのです。
そして現代に至るまで、多くの人たちが彼を夢見、新しい芸術に目覚めていったのでした。みんなにスイッチ入れちゃうルソーって、すごかった