しるべの記し

教会音楽家でクリスチャン・エッセイストのしるべです。
イエスさまの十字架を「道しるべ」として歩んでいます。

ゆるせない悲しさ

2013年03月28日 | 信仰 平和
ゆるせないことがあった。
ゆるせない自分がいた。
ゆるせなくて、苦しんだ。泣いた。

八木重吉の詩「神を呼ぼう」を思い出して、泣いた。

「神を呼ぼう  八木重吉」

私にはどうしても他人の過ちが許せぬとき
顔を伏せてつつぷしてしまう
そしてどこか高いところに
完全な魂がひかっていると信じたいともだえる

わたしだって
みんなとおなじにひとをいかる
いからずにはいられぬ
こうおもうてこころは死ぬるばかりであるのに
それをしつてはくれないし
ひとりあゆむようなさびしさよ