しるべの記し

教会音楽家でクリスチャン・エッセイストのしるべです。
イエスさまの十字架を「道しるべ」として歩んでいます。

シェークスピア「十二夜」

2013年10月30日 | 鑑賞・観戦
新百合ヶ丘川崎市アートセンターで、シェークスピアの「十二夜」をマサと観た。
「十二夜」は10年くらい前に、今は無き「三百人劇場」(なっつかし~、よく行ったなぁ)に夫と観にいったことがあったので、二回目。
あんまり印象に残っていなかった。

今日のは、よかった、ほんと、ほんと、よかった~
ずいぶん演劇はみてるけど・・・今日のこれ、かなりよかったぞ。

初め、シェークスピアの台詞を畳み掛けていく言葉に追いついていけなかったけど、慣れていくと面白くてゲラゲラ笑った。
笑って、笑って・・・最後にぽろっと一筋涙がでた

それにしても、よくもまぁ、こんなにたくさんの台詞をカムことなく言えるもんだ。皆よく演じてた。
色々な劇団から川崎に関係する人中心に選ばれたようだけど、嬉しいものだ。

音楽もヴァイオリンとチェロだけの素朴なものだったけど、邪魔にもならず、それでいて重要なところでいい役割を果たしていた。

今日はちょうど、終了後に「アフタートーク」があって、翻訳の松岡和子さん(おぉ、有名人!)と演出の河田園子さんを迎えて、出演者二人が進行役で「トークショウ」。
松岡さんと河田さんの話しはスムーズで、なるほどなるほどと、うなずくことばかり。
あぁ、演劇っていいなぁ大好きだ。

しかし、この進行役の二人、やらなきゃよかったのに。
だって「台本がないと話せない」とか言いながら、全く言葉がでなくてハラハラするばかり。
笑ってごまかして、・・ちょっと、いい歳して、そりゃぁまずいでしょ
ゲストに逆質問され感想聞かれても、言葉がつまる、でない。そりゃぁないでしょ
あれじゃぁ、何にも感じないで演じてたのかって、つっこみたくなった。
オトナなんだから、もうちょっと話せなきゃね。
できないなら、トークなんて場に出ない方がいいですよ。
「演劇論」とか、日頃語り合っているんじゃないの?俳優っていう人たちは。