しるべの記し

教会音楽家でクリスチャン・エッセイストのしるべです。
イエスさまの十字架を「道しるべ」として歩んでいます。

ワイン注文の大失敗

2013年11月20日 | お出かけ
お台場にある日航ホテルのフランス料理のお店、緊張しながらマサと入りました
席に着くと、わたしたち担当のサーバーの方がご挨拶に来て、色々お料理の説明などをしてくださいました。
今日から三日間、ニースから招いた〇〇シェフの料理だそうで、ニース料理ってのをいただくことになりました。
しるべはいっぱい質問しました。
「このお料理はどのスプーンを使うのですか?」とか、とにかくちょっと分かってても分からなくても、なーーんでも質問するのが、担当の人とのコミュニケーションをとって楽しく食事するコツなんだよ、とマサに指導、偉そうに実践しました

「ちょっと、マサも何か質問しなよ」
「いやぁ・・僕、緊張しちゃって・・質問ないよ・・
「なに言ってるの、洋服やさんでは何でも質問するじゃない。」
「いやいや、洋服とは違う・・・」
完全に固まってる

そして、いよいよしるべは「グラスワインを飲みたいのでワインリストを見せてください」とお願いしました。
ニースの料理なので、ブルゴニューワインを薦められ、「あぁ、お料理と同じ地域でつくられるワインがぴったり合うんですね」
とか、またまた、しるべは饒舌
「グラスワイン」の値段を見たら、なんと、なんと、「5000円」以上
一杯が、一杯が5000円以上だよ、一本じゃないんだよ
それで、「ニースのではなくて、別の普通のリストをお願いします」とさりげなく言いますと、一般的(らしい)ワインリストを持ってきてくださいました。
しるべ、熟読・・・
「2011 10500」「2011 15750」などなど、ワインの銘柄の横に数字が二つ並んでいます。
これは、左がグラスの値段、右が一本なんだろうと確信。
「白で辛くて重たい味」の希望を言うと、担当の人が薦めるワインを持ってきてくださいました。
そしておもむろにしるべのワイングラスに注ぎます。
この辺からなんか変だなって思い始めました。
一応グラスをゆっくり回しながら、試飲してみるしるべ・・
うま~い
「はい、これでよろしいです」

もう、どうでもいいから飲み始める。
なくなると、また注ぎにきてくれるのですけど、マサは飲めないので、しるべ一人じゃたいして飲めないし、値段の方も心配だから、「もうけっこうです」と言った・・いや、これ、ぜったいへんだよ

食事の終わりころに、「残りのワインはどういたしましょうか?」と、四分の三以上残っているワインを見せてくれました。
「やっぱ、やっぱ、そーーーいうことか
「あの、私ワイン自分で注文したことなかったので、わからなかったのですが、もしかして、一本・・ってことですか?」
要するに、グラス売りはしていないということに、気が付いたのであります
「説明が悪くて申し訳ありません」と言って、あわててもう一度ワインリストを持ってきてくれたのだけど、「あぁ、2011というのは、グラスの値段ではなく、2011年っていうことだったんですね
大失敗
「あの・・・残りは家に持って帰っていいですか・・・
それで、1万円以上のワインをお土産に満員電車の中持って帰ってきたのでした。

「グラスで」と初めに言ったんだから、気遣いしろ~、確認しろ~
モンスターの客だったら、大騒ぎだったかもしれないぞ

でも、一杯5000円のワインなら、一本買ってお買い得と思いたい。
クリスマスにでも、婿と二人で飲みたい