ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

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新潟県で先日行なわれた北朝鮮の弾道ミサイルに備えた避難訓練を見て考える-じーじのひとりごと

2023年12月16日 | ひとりごとを書く

 2017年のブログです。

 今後もあちこちでだんだんミサイルの避難訓練が政府の指示で行われるようですので、再録します。  (2018 記)

     *

 先日、新潟県で、北朝鮮の弾道ミサイルに備えた避難訓練が行なわれ、住民のかたがたも参加をされていました。

 農業用水のトンネルに隠れたりして、たいへんそうな様子がテレビに映っていました。 

 しかし、政府の説明では、自衛隊の迎撃ミサイルが北朝鮮の弾道ミサイルを撃ち落とすことになっているはずです。

 何十億円もする迎撃ミサイルがわれわれ国民を守ってくれるはずです。 

 それとも、われわれの貴重な税金を使って全国に配備されている迎撃ミサイルは信用できない存在なのでしょうか。

 そういえば、排他的経済水域に北朝鮮の弾道ミサイルが飛んできても、その情報は韓国のマスコミのほうが発表が早くで、日本政府の発表は遅いですね。

 そんなことで本当に迎撃ができるのでしょうか。

 迎撃の自信がないから、北朝鮮のミサイル基地を先に攻撃せよという物騒な意見まで出てくるのでしょうか。

 高い税金を使っているのですから、防衛のための(あくまでも、攻撃のためではないですよ)迎撃態勢はきちんとしてほしいと思います。

 住民の避難訓練を強制するなんて、もってのほかです。

 ただでさえ、農作業で忙しい時期なのに、とんでもないことです。

 さらに考えてみれば、最近、全国各地で原発事故に備えての避難訓練というのもよく行なわれています。 

 しかし、原発も事故が絶対に起こらないからということで設置が許可されているのではないのでしょうか。

 住民が避難しなければならないほどの事故の可能性があるのでしょうか。

 裁判所も原発の事故は心配ないからと原発の運転停止の訴えを却下しています。

 しかし、心配がないのなら、なんで避難訓練をする必要があるのでしょうか。

 政府や原子力関係のお役所や裁判官の人達にはきちんと説明をしてほしいと思います。

 じーじが孫娘たちにきちんとお話をできるようにしてほしいと思います。

 年取った政治家たちやお役人、裁判官たちの時代はすぐに過ぎます。

 将来のある孫娘たちが安心をして暮らせるような世の中にしていってほしいとつくづく思います。  (2017 記)

     *

 2023年12月の追記です

 6年前のブログですが、状況は全然変わっていないですね。

 北朝鮮の弾道ミサイルは人工衛星になりましたが、その軌道はアメリカの協力があっても、きちんと把握できなかったようです。

 これでは、避難どころの話ではなくなってしまいます。

 日本のH3ロケット1号機が失敗したときは、きちんと追跡をして、途中で爆破命令を出して、爆破できました(破片がどうなったのかは情報が出ませんでしたが…)。

 攻撃用のトマホークをたくさん買う前に、迎撃用のイージスなど、国民を守ってくれる防衛用のミサイルを整備してほしいです。

 それとJアラートの音と画面。どぎつすぎて心臓に悪いです。もっと国民のいのちに優しいものに改善すべきです。

 原発も同じ。

 再稼働の話ばかりで、喜んでいるのは大企業だけ。

 住民の避難訓練は、ますます大掛かりになってきています。

 多少、街中が暗くなっても、やはり贅沢はやめて、危険なものは廃止、廃炉しかないでしょう。

 生活の見直しと避難訓練の要らない政策や外交が必須の時代です。   (2023.12 記)

 


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