弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【知財記事コメント】AIが発明者として認められるか/認められないか(海の向こうのお話)

2021年09月10日 08時25分16秒 | 知財記事コメント
おはようございます!
雲のすき間にちょっと青空が見える、明るい@湘南地方です。

さて、金曜日。
今週何も進んでいない気がして焦燥感ばかりあるけど、金曜日。
いや、まだ今日という日は半日以上残っている…!(打合せが詰まっているけどorz)

さてさて、そんな中、今日はこんな記事

(Gigazineより引用)
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「AIを発明者とは認めない」という判決がアメリカで下る、他方オーストラリアは「認める」

アメリカ特許商標庁が2020年4月に発表した「AIを発明者とは認めない」という見解の是非を問う裁判について、アメリカではアメリカ特許商標庁の見解を支持する一審判決が、オーストラリアではアメリカ特許商標庁の見解を支持しない一審判決が下りました。

(以下略)
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(引用終わり)

ちょっと前までは「遠い先のお話でしょ」くらいに思っていたことが、もう裁判沙汰になっているわけね。。
写真を撮ったサルに著作権があるのかとか、人間以外の権利を声高に叫ぶ向きが一部にはあるけど、
基本的には人間世界における衝突の未然回避のために法律を規定しているのだから、
あんまりそのあたりを拡張してしまうのは議論の土台からそもそも外れるような気がしてしまうのは私だけでしょうか?

ともあれ、USで敗訴した原告は上訴する模様。
世間への問題提起のひとつとしてはありだけど、そこに公共コストを費やすのもどうなの、という気もしている。
ま、海の向こうのお話なのでどっちでもよいっちゃどっちでもよいですが。。。
コメント
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