弁理士『三色眼鏡』の業務日誌     ~大海原編~

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【知財記事(特許)】時代に応じた発明

2021年09月14日 12時12分49秒 | 知財記事コメント
おはようございます!いやもうこんにちは!
冷えた空気が気持ち良い@札幌です。

今日は朝から籠ってお仕事中(ZoomMTGは合間合間で入っているけど)。
順調に進んでいる、と言って良いのかな?まだだいぶ頑張らないといけませんね。
午後からはオフィスに出ます。

さて、今日はこんな記事。

(東京新聞より引用)
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貼るだけで「声はっきり」 コロナ禍で開発、特許出願

貼るだけで、パーティション越しでも不思議に声がはっきり聞こえる−。そんな効果をうたう製品を、小山市のカーオーディオ専門店「サウンドテック高橋電機」が開発、特許を出願した。効果を生む仕組みは解明途上だが、利用者からは好評。新型コロナウイルス拡大の影響の中で「聞こえにくいと困っている人に早く届けたい」と、学校などへ寄贈している。
 製品名は「はっきりPoint」。ポリエチレン製で、大きさは五百円玉程度だ。
 高橋昭社長(71)は長年、車内などでの「聞こえ方」を研究。昨夏にそのノウハウが役立つのではと考えて試作品を仕上げ、公共施設に提供し、効果の確認を進めた。
 同市立中央図書館では、カウンターを区切る飛沫(ひまつ)防止シートに貼った。職員の木村香保里さんによると、以前より声が通るように感じ、「ストレスが減った」と話す。
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(引用終わり)

これ、どういう仕組み何だろう?ポリエチレン製のシールのようなもの?を貼ることで、パーテーションでの音の減衰が減る、ということ?
と思いながら記事を読んでいたら、効果の要因はまだ確定できていないのね。

確かに、アクリル板越しの会話ってストレスしかなくて。
マスクしていて口元もわからないところに声もくぐもって聞こえてくるものだから、
つい板の横から顔をのぞかせて訊いちゃう、ということもしばしば(ダメなんだけどね)。

文字通り、必要は発明の母、な状態。
メカニズムもエビデンスも明らかではないけど体感的な効果はでている、というのが面白い。

これからも、こういう、コロナ対策に関連した、間接的な工夫ってのがどんどんでてくるようになるのかな。
人間、環境にくじけない。勇気、出る。
コメント
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